なかなか治らない肩こりや腰痛、足のしびれ。
実はこれ、日ごろの姿勢が原因かもしれません...
こんにちは兵庫県小野市、こころ鍼灸整骨院院長の作尾です。
この度は肩こりや腰痛を予防する立ち方を紹介をさせていただきます。
もし、今ブログをご覧のあなたが、
「肩こりや腰痛がなかなか治らず、治療をしてもすぐ元の状態に戻ってしまう」
「肩や腰に湿布を貼っても一向に良くならない」
「片側のお尻の辺りから足にかけて痺れてくる」
と、いった症状お悩みでしたら、このブログを読むことで肩こりや腰痛、足のしびれを解消するだけでなく、予防までできる可能性があります。
腰痛や肩こり、足のしびれが治りにくい人の共通点
当院にも肩こりや腰痛、足のしびれでお悩みの患者さんがたくさん来院されています。
そういった患者さんには、立ってる姿勢や座ってる姿勢に共通している3つの癖があります。
それは
片側に体重をかけて休めの姿勢で立つ
座ると足を組む
背中を丸めて立つ・座る
という癖です。
とても残念なことに、この立ち方や座り方が習慣化すると、骨盤のズレや背骨の歪みを引き起こし、腰や肩周りの筋肉が硬くなってしまうのです。
筋肉や関節が硬くなってしまうと…
筋肉は硬くなることによって、体の血流循環を悪くするだけでなく、さらにその筋肉が神経を圧迫することもあります。
長いこと正座をすると、足が痺れてくるような体験をした事ってないでしょうか?
これは長く正座をすることによって、太ももやふくらはぎの筋肉、足やひざの関節が硬くなって血流の障害を起こし、さらに筋肉が神経を圧迫することによって、しびれや重だるさを引き起こしてしまうのです。
悪い姿勢が習慣化してしまうと、先ほど示した正座によっておこるメカニズムが骨盤や背骨、股関節、肩や首に起きてしまうことになるわけです。
そもそも正しい姿勢って?
一般的に正しいといわれる姿勢は、立った時に足の外くるぶしから股関節、肩関節、そして耳たぶまでが一直線になってる状態です。
また 正面から見たときは左右対称になっていることが望ましいです。
多くの方が正しいと勘違いしているのが胸を張った気をつけの姿勢です。
胸をはった気を付けの姿勢は、肩や背中の筋肉を緊張させ、さらに股関節と骨盤をつなぐ筋肉まで硬くさせています。
一時的にこの気を付けの姿勢をしても、体はすぐに疲れてくるので、しだいに元の悪い姿勢に戻ってしまうのです。
良い姿勢と思って気を付けをしても、それ自体が良くないなんてシャレにならないですよね…
姿勢と呼吸の関係
背中を丸めた姿勢や片足に体重をかけた姿勢が習慣化すると、肩や背中の筋肉を硬くするだけでなく、腰や骨盤周りの筋肉まで緊張します。
そうなると呼吸をした時に、正しい姿勢の方と比べて酸素を取り込む量が減少するんです。
脳や筋肉は、活動をするうえで酸素を必要とするため、呼吸によって取り込む酸素が少なくなると筋肉は緊張し、脳の活動も低下してきます。
そうなるとイライラしやすくなったり、やる気が起きなくなってくるのです。
こんな問題を解決するためにも、正しい姿勢で立つ・座るという習慣を身につけて頂きたいのです。
日常で肩こりや腰痛、足のしびれを予防する立ち方
日常で肩こりや腰痛、足のしびれを予防する重要な立ち方と座り方のポイントを3つにまとめてみました。
1.足のつま先を平行にして左右均等に立つ
足先を平行に左右均等に立つことで、正面からと横から見たときに重心のバランスが整います。
いつも片足に体重をかけた休めの姿勢をしている方は、体重がかかっている足の骨盤や背中の筋肉、お尻周りの筋肉が硬くなり、しだいに肩こりや腰痛、足のしびれが起きてくるのです。
もし、日常で自分が休めの姿勢になっていることに気がついたら、 足先を平行にして左右均等に立つ癖をつけましょう。
2.座っているときは足を組まない
そもそも、足を組んでしまう癖がある方は、そうすることによってお腹の圧力を高め、姿勢を安定させているのです。
しかし、この姿勢を続けていくとそれが習慣になり、骨盤や股関節がねじれたまま動きににくくなります。
そうなると肩こりや腰痛、足のしびれ(坐骨神経痛)といった、症状が長引くことになってしまうのです。
自分が足を組んでることに気がついたら、足を組むのをやめて両足を平行にして座るように心がけてください。
3.胃を前に出す姿勢を心がける
背中を丸めた姿勢は横から見た時に背骨が C字状になっています。
これを治す方法は胃を前に出す姿勢をすることで、 本来の背骨の形である、 S の形を取り戻すことができます。
背骨が横がらみた時にSの形をしていることで、背中が柔軟になり、疲れにくい体になります。
以上、3つのことを日常の中に取り入れてみてください。
毎日意識してやるのではなく、自分の姿勢が悪くなってると感じた時には「足先を平行にする」「足を組むのをやめる」「胃を前に出す」ことをしてみてください。
そうすれば、なかなか治らない肩こりや腰痛、足のしびれは徐々に回復してくると思います。
治りにくい肩こりや腰痛、足のしびれは悪い姿勢のせい?
いくら治療を受けても治らない原因は、悪い姿勢が習慣化していたため、いくら正常の状態に矯正しても、またすぐに元の状態に戻ってしまうからです。
長引く肩こりや腰痛、足のしびれは、日常の姿勢をすこし意識してかえるだけで、改善してくる可能性があります。
何度も肩こりや腰痛、足のしびれを繰り返さないために
自分の姿勢が悪くなってると気が付いたときは「足先を平行にする」、「足を組むのをやめる」、「胃を前に出す」ことをしてみてください。
そうすれば、何度治療を受けても治らない肩こりや腰痛、足のしびれは徐々に回復してくると思います。
今日からできる超簡単なことなので、ぜひ日常に取り入れてみてください。
わからないときはこの動画をご覧ください
なお、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思い、このブログの内容を簡単にまとめた動画を作成しました。
この度のブログの内容をふまえて、動画をご覧いただくと、日常でご自分の姿勢を意識しやすくなります。
2分ほどの動画ですので、お時間のある時にご覧いただき、日常で実践していただければ快適に生活できるとようなになると思いますよ♪
この度のブログの内容を実践しても、一向に肩こりや腰痛足のしびれが改善しないときは、他に原因があるかもしれません。
その時は、私と一緒に本当の原因をみつけだし施術してみましょう。
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