〜加古川のこころ整体院で、無料の腰痛講座を開きました〜


朝、起き上がるときに腰が痛む。椅子から立ち上がるたびに、思わず腰に手を当ててしまう。そんな腰の痛みを抱えながら、家事やお仕事、子育てを続けている方が、この地域にもたくさんいらっしゃいます。
「腰が痛いとき、何から始めればいいのかわからない」
その声に、私たちはどう応えられるだろうか。そんな問いから、令和8年10月24日、加古川市のこころ整体院で、無料の腰痛講座を開きました。
【この記事の要約】
厚生労働省の調査(2025年)では、腰痛は体の不調の訴えの中でも、男女ともに多いお悩みです。一方で、何から取り組めばいいのかわからず、悩みを抱えたままの方もいらっしゃいます。こころ整体院では、安心して取り組めるセルフケアを知っていただくため、無料の腰痛講座を毎月開いています。本記事では、10月24日の講座でお伝えしたことと、私たちの想いをご報告します。
【結論】腰痛に悩む方が「まず何をすればいいか」を知る場を、地域につくる
最初に、結論からお伝えします。
腰痛は、たくさんの方が抱えている身近な悩みです。だからこそ、一人で悩まずに、安心して取り組めるセルフケアを知っていただける場が、地域に必要だと考えています。
こころ鍼灸整骨院・こころ整体院は、
「地域の方が、健康になるためにまず何をすればいいかを知る場をつくる」
これを健康サポートの柱のひとつとして、無料の健康講座を続けております。
こんにちは、こころ鍼灸整骨院・こころ整体院 院長の作尾大介です
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院、加古川市でこころ整体院を開業しています院長の作尾大介です。
令和8年5月、JR加古川駅から徒歩1分のところに、こころ整体院を開院しました。こころ整体院では、日々の施術に加えて、地域の方に向けた無料の健康講座を毎月開いています。
腰痛は、どのくらい多くの方が抱えている悩みなのでしょうか?
厚生労働省の「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」では、体に感じている症状も調べています。病気やけがなどで感じている症状の中でも、「腰痛」は男女ともに多いお悩みです。
人口千人当たりでみると、腰痛を感じている方は、女性で100.8人、男性で85.9人です。女性では、およそ10人に1人が腰痛を抱えている計算になります。
厚生労働省の資料には、次のように書かれています。
症状別にみると、男女とも「腰痛」での有訴者率が最も高く、次いで男では「頻尿(尿の出る回数が多い)」、「肩こり」、女では「肩こり」、「手足の関節が痛む」となっている(図17)。
出典:厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況」Ⅲ 世帯員の健康状況
※有訴者率(ゆうそしゃりつ)とは、病気やけがなどで、体に何らかの症状を感じている人の割合のことです。


出典:「2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa25/index.html)(2026年10月31日に利用)
朝の着替え、洗濯物を干すとき、お子さんやお孫さんの抱っこ。
毎日の暮らしの中で、腰を使わない場面はほとんどありません。腰の痛みを抱えながら毎日の家事を続けるのは、本当に大変なことです。
腰痛に悩む方は、何に困っているのでしょうか?
院で毎日お話を伺っていると、感じることがあります。
腰の痛みそのものと同じくらい、「何をすればいいのかわからない」ことで困っている方が多いのです。
いまは、インターネットや動画で、腰痛の体操をたくさん見ることができます。
ですが、自分の体に合っているかわからないまま、見よう見まねで体操をして、かえって腰を痛めてしまう方もいらっしゃいます。高価な健康器具を買ってみたものの、自分に合っているのかわからない、というお話を伺うこともあります。
痛みを抱えながら、何が自分に合うのかを一人で探し続けるのは、とても難しいことです。
情報があふれているいまだからこそ、地域の方々に向けて、安心して健康になれる場所が必要だと考えています。
私たちはこのことを、地域で向き合うべき課題のひとつとして受け止めています。
こころ整体院の無料の腰痛講座では、何をしたのでしょうか?
令和8年10月24日(土)、加古川市のこころ整体院で、無料の腰痛講座を開きました。
講座は約40分です。お話を聞いていただくだけでなく、椅子に座ったまま、一緒に体を動かす時間も設けました。
お隣の方と腰のお悩みをお話しする時間もあり、和やかな雰囲気の中で進めることができました。
この講座は、勧誘や売り込みのない講座として開いています。
ご参加いただいた皆さまには、楽な気持ちで聞いていただけるよう心がけました。
講座でお伝えした内容を、3つに分けてご紹介します。
腰痛はなぜ繰り返すのでしょうか?(講座でお伝えしたこと①)
腰痛の原因はひとつではありません。講座では、その中でも、体の土台である骨盤(こつばん)のゆがみに注目してお話ししました。
骨盤とは、腰からお尻にかけて、背骨を下から支えている骨のことです。
家に例えると、わかりやすくなります。家の土台がゆがむと、上の階の壁にヒビが入ったり、ドアが閉まりにくくなったりします。壁だけを直しても、土台がゆがんだままでは、またヒビが入ってしまいます。


体も同じように考えることができます。骨盤がゆがむと、体は倒れないように、腰の筋肉で常に踏ん張った状態になります。
踏ん張った状態が続くと、腰やお尻の筋肉はだんだん硬くなっていきます。


硬くなった筋肉の中では、血の巡りが悪くなることがあります。庭のホースを足で踏むと、水がちょろちょろとしか出なくなるのと似ています。栄養や酸素が届きにくくなった筋肉は、疲れがたまりやすくなります。


「踏ん張る → 硬くなる → 血の巡りが悪くなる → 疲れがたまる」のくり返し。これが、腰痛を何度も繰り返す理由のひとつだと、私は考えています。


ゆがみ方には、「左右のゆがみ」と「前後のゆがみ」の2つを考えます。
足を組んで座る、片方の足に体重をかけて立つ、いつも同じ側でお子さんを抱っこしたりカバンを持ったりする。こうした毎日のクセは、左右のゆがみのもとになります。ソファにもたれて、背中を丸めたままスマホを見る姿勢は、前後のゆがみのもとになります。
どれも、誰にでもあるクセです。1回やったくらいで、体がゆがむわけではありません。雨だれが長い時間をかけて石に穴をあけるように、毎日の小さなクセが少しずつ積み重なっていきます。


だからこそ、毎日の過ごし方を少し変えることが、体を整える第一歩になると考えています。
椅子に座ったままできる腰痛のセルフケアとは?(講座でお伝えしたこと②)
講座の後半では、椅子に座ったままできる3つのセルフケアを、皆さんと一緒に行いました。
はじめに、骨盤を立てて座ります。背もたれから背中を離して、背すじを伸ばします。お尻の下にあるゴツゴツした骨に、左右同じように体重をのせるのがポイントです。3つのセルフケアは、この座り方から始めます。
① 手を組んで伸びをして、深呼吸(3回)
両手の指を組んで、上にぐーっと伸びながら、鼻から大きく息を吸います。手を組んだまま、ゆっくり下ろしながら、口から長く息を吐きます。これを3回くり返します。


② 座ったまま、ひねる(左右10秒ずつ)
両手でこぶしを作り、お尻の後ろの座面に置きます。右を向くときは、左のこぶしで座面をぐっと押しつけたまま、背すじを伸ばしてゆっくり体を右にひねります。左を向くときは、右のこぶしで押しつけながらひねります。左右で、ひねりにくい側がないかをくらべてみてください。
③ 座ったまま、横に倒す(左右10秒ずつ)
両手を上にあげて、左手で右の手首をつかみます。左手で引っぱるようにして、体をゆっくり左に倒します。わき腹から腰の横が伸びる感じです。手を持ちかえて、反対側も同じように倒します。


セルフケアの前と後には、立ったまま前かがみになって、指先がどこまで届くかをご自身でくらべていただきました。感じ方には個人差があります。ご自身の体に目を向けることが、セルフケアを続けるきっかけになればと考えています。
途中で痛みが出たときは、すぐにやめてください。気持ちいいくらいで十分です。
腰痛を繰り返さないために、日常で気をつけたいことは?(講座でお伝えしたこと③)
講座の最後には、今日からできる日常の工夫を2つお伝えしました。
① 骨盤を立てて座る
食事やパソコン、車の運転のときに、背もたれにもたれかからず、背すじを伸ばして座ってみてください。
② 1時間に1回、伸びと深呼吸
テレビのCMの間や、家事の合間に、①の伸びと深呼吸をしてみてください。座りっぱなしや同じ姿勢が続く前に、ひと息つくのがポイントです。
足を組んでいることに気が付いたら、座り直す。カバンをいつもと反対の肩にかけてみる。そんな小さなことからで大丈夫です。できることから、少しずつ取り入れていただければと思います。
腰痛でこんなときは、医療機関を受診してください
次のようなときは、腰痛のかげに別の病気が隠れていることもあり、医師の診察が必要な場合があります。当院でも、施術の前にこうした点をお伺いしています。
- じっとしていても痛みが強い、夜も眠れないほど痛む
- 足にしびれがある、足に力が入りにくい
- 熱がある
- 尿や便が出にくい、もれてしまう
- 転んだり、ぶつけたりしたあとから痛む
- はっきりした理由がないのに、体重が減ってきている
気になる症状があるときは、無理をせず、早めに医療機関にご相談ください。
なぜ、無料の腰痛講座を続けるのでしょうか?
兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業して、今年で14年目を迎えました。
開業したばかりのころの私は、施術者として、まだまだ未熟でした。そんな私を、地域の皆さまが、施術者として、そして一人の人間として育ててくださいました。
地域の方のお役に立てることに、一つひとつ取り組んでいく。それが、私を育ててくださった地域の皆さまへの恩返しになることを願って、この講座を続けています。
これまでにも、小野商工会議所さまからのご依頼で、働く方に向けた睡眠の健康講座を開いてきました(睡眠障害から労働者を守る!小野市で健康講座を開催)。
小野市保育協会さまのご依頼で、保育士の皆さんに向けて体のケアについてお話ししたこともあります。小野市社会福祉協議会さまや保育園への寄付も、続けております(地域を支える方々を、熱中症からどう守るのか?)。


いまでは、この取り組みに共感してくださった全国の先生方が、それぞれの地域で、無料の健康講座を開いてくださっています。
大きなことはできません。ですが、小さな講座の一つひとつの先に、腰の痛みに悩む地域の方がいらっしゃいます。これからも、できることをひとつずつ、続けてまいります。
次回の腰痛講座はいつですか?
次回の腰痛講座は、令和8年11月28日(土)15時30分から、こころ整体院(JR加古川駅 徒歩1分)で開く予定です。先着6名さまの少人数で、参加費は無料です。
くわしくは、こころ整体院までお気軽にお問い合わせください。
まとめ
- 厚生労働省の調査(2025年)では、腰痛は体の不調の訴えの中でも、男女ともに多いお悩みです
- 情報があふれるいま、何をすればいいかわからずに悩む方もいらっしゃいます
- 10月24日の講座では、腰痛を繰り返すしくみと、座ったままできる3つのセルフケアをお伝えしました
- セルフケアは、骨盤を立てて座るところから始めます。痛みが出たときは、すぐにやめてください
- 地域の皆さまに育てていただいた恩返しとして、これからも無料の健康講座を続けてまいります
このブログが、腰の痛みに悩む方の、はじめの一歩のお役に立てれば幸いです。腰の痛みでお困りのことがありましたら、こころ鍼灸整骨院、またはこころ整体院にお気軽にご相談ください。
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。皆様の健康と、笑顔あふれる毎日を心よりお祈りしております。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 作尾大介)
この記事を書いた人
作尾 大介(さくお だいすけ)
資格:柔道整復師・はり師・きゅう師(いずれも国家資格)
施術歴:2005年より20年以上
得意分野:頭痛、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、五十肩など、長引く慢性的な痛みと体の不調
所属院:こころ鍼灸整骨院(兵庫県小野市中町278-3 ひかりハイツ101)
院のURL:https://kokoro-ono.com/
院情報
こころ鍼灸整骨院(小野市)
住所:〒675-1332 兵庫県小野市中町278-3 ひかりハイツ101
電話番号:0794-73-8630
こころ整体院(加古川市)
住所:〒675-0064 兵庫県加古川市加古川町溝之口474-12(JR加古川駅 徒歩1分)
電話番号:079-458-7321
参考文献・引用元
- 厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況」Ⅲ 世帯員の健康状況(2026年)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa25/index.html






















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