兵庫県内の幹線道路では交通事故が後を絶たない。
睡眠障害による居眠りや集中力の低下が交通事故につながることが、内閣府の会議資料で紹介されている。
内閣府ホームページより引用:第31回健康・医療WG 資料1-2(その2)SAS患者の交通事故発生率は?
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/wg3/kenko/150305/item1-2-2.pdf
内閣府の会議資料で紹介されている研究によると、睡眠障害を代表する疾患である無呼吸症候群になれば、健常者に比べて6倍以上の交通事故リスクがある。

そこで、小野市にあるこころ鍼灸整骨院では、働く方々に睡眠障害について知っていただくために、小野商工会議所からの依頼を受け、健康講座を開催した。
小野商工会議所にて睡眠障害を予防する健康講座を開催

こんにちは、兵庫県小野市にあるこころ鍼灸整骨院 院長の作尾大介です。
令和6年3月25日に、小野商工会議所より「地域の労働従事者の健康促進について、講座を開催してほしい」と、依頼を受けました。
そこで、地元産業に10年以上勤務している従業員を表彰する優良従業員の表彰式にて、睡眠障害を予防するための講座を開催させていただくことになったのです。

突然ですが、いびきや無呼吸症候群といった睡眠障害は、慢性疲労の原因となり、また日中の集中力低下に繋がります。
重篤なケースでは、朝起床時に立ちくらみや、疲労感を訴え時には立ち上がることも難しくなり、会社に出勤することもできないケースにまで発展することもあるのです。
近年では運転中に意識を失い、人身事故につながる悲惨な事故も起きています。
睡眠障害がひどくなった結果、退職を余儀なくされる方もおられました。
こんな現状を見て何かできないかと考え、小野市にあるこころ鍼灸整骨院では、小野市の地域の経済を支える労働従事者にむけて、睡眠障害の予防について考える健康講座を開催しました。
ストレスやスクリーンタイムによって睡眠障害が引き起こす労働の弊害
睡眠障害の原因はストレスや、運動習慣の減少、さらにパソコンやスマホ、タブレットを長時間使用するスクリーンタイムが増えることによって、発症するケースもあります。
睡眠障害が続くと、
- 朝のめまいや吐き気、立ちくらみ
- 朝は体が重だるくて起きれない
- 午前中は気分が悪い
- 頭痛や倦怠感が続く
- ご飯が食べれない
- 不眠(夜中に目が醒める)
- 動悸や息切れ
- 血圧の変調
といった症状が出ることもあり、病院に行くと、睡眠薬や心身を落ち着かせる薬を処方されることもあります。
睡眠障害が重篤化すれば、朝起きることができないこともあるのです。
その結果、会社に出勤できないために、最悪のケースでは退職を余儀なくされることもあります。

睡眠の質を下げる要因は、パソコンやスマホ、タブレット等を長時間使用するスクリーンタイムの長さが影響するとも言われています。
睡眠障害は、まだまだ世間では周知されていません。
ですので、「朝起きれないなんて怠慢だ!」「自己管理ができていない」と、会社や学校では受け入れてもらえないケースもあります。
悲惨なケースでは、日中に意識が朦朧として交通事故を引き起こすことまであります。
その結果、長年勤めてきた会社を退職せざるを得ない方もいらっしゃいます。

こんな現状を見て、小野市にあるこころ鍼灸整骨院では、小野市の地域経済を支える労働従事者に向けて、睡眠障害を未然に予防する健康講座を開催しました。
労働従事者を襲う睡眠障害!起床時の疲労感や、集中力低下の原因
私たち人間の体は食事によって取り込んだ栄養と、呼吸によって取り込んだ酸素をエネルギーに変えて生活しています。

そして、血が流れることによって、酸素と栄養を内臓や筋肉、脳といった様々な器官に、送り届け細胞の中でエネルギーを作っています。

また、血が流れることによって、酸素と栄養を送り届けるだけでなく、体の老廃物を回収して、心臓に送り戻し、綺麗に洗いながしています。
さらに、睡眠中には、脳の老廃物を洗い流す働きが活発になると報告されています(Xie Lら、2013年、Science誌)。
睡眠をたくさんとった次の日に朝の目覚めが爽快なのは、これも理由のひとつだと考えています。
※睡眠の効用についてはこちらのブログをご覧いただけますと、さらに詳しく知ることも可能です。

しかし、睡眠の質が悪くなると眠っている間に老廃物を除去する働きが十分に進まず、疲労感が取れにくくなると考えています。
私たち人間は眠っている間にも呼吸をすることで、豊富な酸素を取り込んでいます。
鼻や口は酸素を取り込む入り口になり、二酸化炭素を吐き出す出口にもなります。

睡眠のお悩みをお聞きしていると、顎の歪みがみられる方が多いと感じています。
- 正面から顔を見ると、顎が左右どちらかによっている。
- 口を開けると左右均等に開かない。
- 顔を見ると耳の位置や、頬骨の位置が左右で違う。
といった傾向です。
日常生活や仕事中でも、誰かと話をする。
食事をとる。
声を出す。
という行動には全て顎が関係しています。

顎が歪んでいる状態は、時計や機械に例えるなら、歯車がうまく噛み合っていない状態です。

そんな状態で生活をすると、呼吸や食事、会話、睡眠にまで影響が及ぶことがあり、疲労が取れにくくなると私は考えています。
顎の歪みや働きを整えることが、睡眠中の呼吸のしやすさにつながり、睡眠障害の予防の助けになるのではないかと私は考えています。

そこで健康講座では、参加された方々の顎の位置や、口の開け方、頬骨の位置をチェックし、ご自身で矯正する方法をお伝えしました。
小野市の子供達から成人、シニア世代の方々の健康をサポートしています
小野商工会議所で開催した健康講座に、ご参加いただいた方々からは、
「顎の歪みがいびきにつながり、睡眠障害を起こすなんて知らなかった」
「自分にも当てはまることばかりで、とても参考になった」
と、たくさんの喜びの声を頂戴しました。

小野市の地域経済を支えているのは、小野市で働く方々です。
地域が発展していく上で、地域の企業で働く労働従事者が健康であることが必要不可欠だと考えています。
この度の活動が、地域の労働従事者の健康維持にお役に立てれば嬉しく思います。
これからも草の根レベルではありますが、小野市の方々の健康作りのお役に立てるように、イベント開催や動画、ブログ、SNSにて情報発信を継続してまいります。
なお、大きないびきや日中の強い眠気が続く場合、眠っている間に呼吸が止まっていると言われた場合は、睡眠時無呼吸症候群などの可能性もあり、医師の診察が必要な場合があります。気になるときは医療機関にご相談ください。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

(監修 柔道整復師・はり師・きゅう師 作尾大介)






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