「肩こりがひどくなると気分が悪くなる」
「いくらマッサージを受けてもすぐに肩がこる」
「もう、10年以上肩こりで苦しんでいます」
国民の体の悩み事を調べる厚生労働省のデータをみると、肩こりに悩む方が沢山いらっしゃることが明らかになりました。
肩こりは男性よりも女性の割合が多いって本当!?
男性 1位:腰痛 2位:肩こり
女性 1位:肩こり 2位:腰痛
この順位は厚生労働省が国民の体の悩み事を調査した実際のデータ(国民生活基礎調査)の結果です。
このデータを見る限り、肩こりは国民病といっても過言ではありません。
当院に来院なさる患者さんにお話をお伺いすると
「肩こりがひどくなると頭痛がする」
「事務仕事をした後は、肩こりで気分が悪くなる」
といったお悩みを教えてくださいます。
当院の患者さんのデータを見ても、肩こりの症状を訴える患者さんの割合は女性が多い傾向にあります。
ですので、今回は肩こりの原因と対策を詳しくブログに書かせていただききました。
もし、肩こりでお悩みでしたらこの記事がお役に立てると考えています。
ぜひ、最後まで読んでいただけますと幸いです。
なぜ女性に肩こりが多いのでしょうか?
女性は男性に、比べて肩や首まわりの筋肉量が少ないことと、事務仕事や家事、育児といった長時間同じ体制で仕事をする方が多い傾向にあります。
例えば、デスクワークや事務、受付といった仕事は女性の方が多いように思います。
仕事の内容も同じ体制でじっとする(事務的に)ことが多いでので、活動量がすくなり肩こりになりやすいと言われています。
さらに、男性と比べると筋力が少ないため、肩こりが起こりやすい要因となっていっます。
肩こりを解消するカギは【代謝】をうながすことにあり!
活動量が減ると、体の老廃物をおしっこや便、汗として排出する代謝機能が悪くなり、体に疲れがたまりやすくなってしまうのです。
筋肉が活動することにより代謝が活性化し、体の老廃物を出したりして肩こりを予防できます。
当院の患者さんのデータを見ても、アスリートや運動の習慣がある方、活発に動く子供たちには肩こりを訴える方はいらっしゃいません。
ですので、肩こりは代謝をうながしていけば解消できる可能性があります。
肩こりがひどい時は薬やシップ、漢方を頼っても大丈夫?対策をご紹介
当院に来院なさる患者さんにお伺いしても、肩こりで漢方や薬を飲まれる人や、シップをはって対応してきたという患者さんは沢山いらっしゃいました。
漢方や薬、シップで少し肩こりがマシになるものの、またすぐに肩がこってくると教えてくださいました。
やはり、肩こりになる原因をしっかり考えて、治していくことが予防や改善の近道となります。
そこで代謝機能をうながし、日常で肩こりを予防・解消する方法を書かせていただきました。
ゆっくりお風呂に入って深呼吸
デスクワークや集中して仕事をしている時って息が止まっていることが多いんです…
代謝をうながすためには体に酸素を入れることが必要になります。
お風呂で体を温めながら深呼吸をすることで、肩こりを解消していくことが可能になります。
ウォーキングで肩こり予防
体を動かすことで代謝を上げて、肩こりを解消していくことが可能となります。
通勤や買い物のときにできるだけウォーキングを取り入れてみると、徐々に肩こりを予防していけます。
こまめに水を飲む
運動と呼吸以外に代謝をうながすには水が必要となります。
肩こりを予防・改善するためにも、こまめに水分補給を行いましょう。
水を飲むことで筋肉のひきつりまで予防できます。
最後に
肩こりの不調が長引くと
「一生付き合っていかないとアカンのとちゃうやろか」
「もう治らない…」
と、不安になると患者さんが教えてくださいます。
肩こりは正しい対処をしていけば必ず良くなりますので、あきらめる前に上記3つのことを取り組んでみてください。
それでも良くならない時は他に何か原因があるかもしれません。
当院では、肩こりでお悩みだった患者さんより沢山の喜びの声を頂戴しております。
その一部をこちらでご紹介させて頂きます。
肩こりでお悩みの方の励みになれば幸いです。
肩こりが良くならない時はお気軽にご相談ください。
まとめ
肩こりは男性よりも女性の方が多いことが厚生労働省のデータで明らかになっている
女性に肩こりが多い理由は仕事や家事による影響と、体質の影響がある。
肩こりは原因から解消していく方が早く良くなる。
解決策として代謝量を高めるとよい。
代謝量を高める方法としておすすめの方法
お風呂で深呼吸
ウォーキング
こまめに水分補給
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)