「長引く腰痛でコルセットが手放せない…」
「コルセットが下着の一部になってしまいました」

コルセットに頼りすぎない腰痛ケアのポイント
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。
当院に来院される患者様から
『腰痛でコルセットが手放せない』
『またぎっくり腰になるのが怖いから、コルセットを下着のようにつけています』
といったお悩みを伺うことがあります。

暑い日にはコルセットのせいで、腰回りの皮膚が被れることもあるとのことです。
詳しくお話を伺うと、『腰痛が良くなるなら、本当はコルセットに頼らず生活を送りたい』と教えてくださいます。
そこで、この度ブログにコルセットの上手な使い方についてまとめました。
もし、腰痛でコルセットが手放せない場合、このブログがお役に立てるかもしれません。
ぜひ最後までお読みください。
コルセットとの上手な付き合い方:腰痛に向けてできること

当院では、
『コルセットを外すと、また腰痛になりそうで怖い』 『腰痛を予防したいから、毎日つけている』
といったご相談をよくいただきます。暑い日にコルセットをつけ続けるのは、つらいものです。
本来、私たち人間は怪我や病気をしたとき、体を休め、睡眠をとることで回復します。
では、なぜ腰痛が長引き、コルセットに頼らざるを得なくなるのでしょうか?
腰痛が長引く背景
長引く腰痛と血の巡りの関わり
突然ですが、私たちの体は血液が流れることで、酸素や栄養を全身に送り、老廃物を排出しています。
筋肉や内臓、脳といった組織にも、栄養を含んだ血液が供給されることで、健康な状態を保っています。
例えば、お風呂で温まった後は血の巡りが活発になり、体がすっきりした経験はありませんか?
私たち人間の体は、血液が流れることで健康な状態を維持しているのです。

しかし、体の筋肉や関節が何かのきっかけで硬くなってしまうと、血の巡りを妨げる原因となります。
例えば、庭に水を撒くホースがどこかでねじれてしまうと、水の出が悪くなり、芝生や花に水が十分に供給されなくなります。
腰や骨盤、股関節周りの筋肉や関節が何らかの原因で硬くなってしまうと、血の巡りを阻害することになります。

そんな状態が続くことで、腰痛が長引きやすくなると私は考えています。
長引く腰痛と呼吸の関わり
私たち人間の体は呼吸をすることで、体のエネルギー源となる酸素を取り込んでいます。
呼吸によって酸素を取り込み、体の老廃物を排出しています。
そして、取り込んだ酸素は血液の流れによって全身に供給されています。
息を吸い込むたびに、胸や背中、お腹が膨らみ、息を吐き出す時にはこれらが縮みます。
まるで風船のように、体は呼吸をするたびに伸び縮みを繰り返しています。

しかし、背中や腰、お腹、首、胸といった筋肉や関節が硬くなると、呼吸のたびに体が伸び縮みする働きを阻害してしまいます。
長引く腰痛のご相談では、腰や背中、お腹といった筋肉や関節が硬くなり、呼吸のたびの伸び縮みが小さくなっている方が多いように感じています。
そこで当院では、硬くなった筋肉や関節をやわらげ、呼吸とともに体が伸び縮みしやすい状態を目指して施術を行っています。
腰痛のときのコルセットの上手な使い方
実は、コルセットは使い方によっては、腰痛を和らげるどころか、かえって体の負担になってしまうこともあります。
一般的に、コルセットは腰の負担を軽減し、痛みの緩和を目的としているとされています。
しかし現時点では、腰部コルセットや骨盤矯正ベルトの効果を示す科学的なデータは見当たりません。
以下に、論文や経験をもとにコルセットの適切な活用方法をまとめました。
腰痛のときのコルセット着用の目安
1. コルセットは急性の腰痛に対して2日までにしておく
ぎっくり腰をしたときや怪我で腰を痛めたときも、コルセットをつけるのは2日までを目安にし、徐々に外すように心がけることが大切です。

2. 腰痛に対してコルセットを予防法として活用する
人の体は呼吸によって酸素を取り込み、老廃物を排出しています。
しかし、コルセットでお腹や背中を圧迫すると、呼吸機能が制限されます。
マスクを着用して生活すると疲れやすくなる経験はありませんか?
それと同じように、呼吸を制限すると体は疲れやすくなります。
痛みや不安定感が落ち着いてくるにつれて、徐々にコルセットを外す時間を増やすことをお勧めします。
コルセットなしでは不安な場合、重いものを持ったり、中腰になる作業があるときにのみ着用するようにすると良いでしょう。

3. 腰痛が気にならない時間はあえてコルセットを外してみる
眠っているときやお風呂に入っているときは腰痛を忘れていられる、というお話をよく伺います。
つまり、コルセットなしでも腰痛がない時間があるのです。
また、歩く、友人と出かける、友人と話をしているときなども同様です。

上記3つのことを意識して、腰痛に対して、コルセットを上手に利用して頂ければ嬉しく思います。
長引く腰痛でお悩みでしたらご相談ください
なお、腰痛が長く続く場合や痛みが強い場合、足のしびれなどを伴う場合は、医師の診察が必要な場合があります。まずは医療機関にご相談ください。
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
このブログが腰痛でコルセットを手放せない方のお役に立てれば嬉しく思います。
しかし、このブログに書いたことを試してもなかなか腰痛が和らがない場合、他にも原因があるかもしれません。
そのようなときは、どうぞお気軽にご相談ください。ブログを読まれた皆様のご健康をお祈りしています。

(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 作尾大介)






コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]