「ひどい肩こり」
「立ち仕事や歩いていると右の腰から足にかけて痛くなる(坐骨神経痛)症状」
で、お悩みだった患者さんより喜びの声を頂きました。
肩こりや坐骨神経痛の症状が改善した60代女性の症例
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。
このブログでは肩こりと坐骨神経痛でお悩みだった患者さん(以下Sさん)の改善事例を紹介しています。
Sさんはひどい肩こりに悩まされておられました。
肩こりがひどくなると、
「頭痛がして仕事に集中できない」
「体が重だるくなって何もやる気が起こらない」
と、お悩みだったのです。
また、長時間立ったり、座ったりしていると右のお尻の辺りから足にかけて重だるく坐骨神経痛ような不調を抱えておられました。
病院に行き湿布をもらっては肩や骨盤周りに貼ってみたものの、効果を感じることができなかったとのこと。
そこで、職場の近くのマッサージ店で週に一回定期的に、肩や腰、骨盤周りのマッサージを受けていらっしゃいました。
ですが一向に肩こりや坐骨神経痛の不調は改善せず、さらに症状がキツくなってきたため、私の整骨院に来院されたのでした。
Sさんは当院に通い始めて2ヶ月経った頃には、湿布を貼ることもなく、さらにマッサージを受けることもなく、肩こりと坐骨神経痛を忘れて生活できるようになりました。
Sさんはどうして2ヶ月で肩こりや坐骨神経痛が解消されたのか?
また、Sさんの肩こりや坐骨神経痛はマッサージをしても治らなかったのか?
詳しくブログにまとめました。
もし、Sさんと同じように肩こりや坐骨神経痛、あるいは長引く体の不調でお悩みでしたら、このブログの内容が不調を治すきっかけになると考えています。
ぜひ最後までお読みください。
毎週マッサージを受けてもひどい肩こりと坐骨神経痛が治らなかった理由
Sさんのお体を検査させていただくと、背中や肩、骨盤周りの筋肉や関節がカチカチに固まった状態になっていました。
また、Sさんは仕事で毎日5時間は椅子に座り、パソコンの入力を行う仕事をされていたのです。
夕方になると、いつも肩こりや右のお尻の辺りから足にかけての重だるさ(坐骨神経痛)の症状で苦しんでいたとのこと。
とても大変だったことだと思います。
そこで、なんとかならないかと病院やマッサージ店で施術を受けても、症状は改善するどころかさらに悪くなってきたのでした。
なぜ、Sさんに肩こりや坐骨神経痛が起きたのか?
突然ですが、私たち人間の体を流れる血液の中には、呼吸によって取り込まれた酸素と、食事によって取り込まれた栄養が含まれています。
体中を血液が流れることで、酸素や栄養を供給しているわけです。
しかし、Sさんの体を検査させていただくと、肩や背中、そして骨盤周りの筋肉や関節が硬くなっていました。
すると、硬くなった関節や筋肉が血の巡りを阻害してしまうことになります。
例えるなら、庭のガーデンホースがねじれることによって、蛇口から水が出なくなる状況と似ています。
その結果、肩や骨盤周りの血のめぐりが悪くなり、不調を起こすキッカケになっていたのでした。
マッサージをしても、湿布を貼っても肩こりや坐骨神経痛が治らなかった理由
Sさんは毎日5時間は事務仕事でパソコンの作業をしておられました。
前屈みの姿勢が続くと、お腹や胸の辺りの筋肉や関節が硬くなり、呼吸をする際に制限を起こすことになります。
私たちに人間の血液の中には、酸素と栄養が含まれていることを前述しました。
ですが、呼吸を制限されると酸素の取り込みが阻害されてしまい、疲労しやすい状態になります。
ほら、感染症が蔓延した時にマスクをつけて作業をすると、いつもよりもしんどい思いをした経験はないでしょうか?
呼吸が制限を受けると、体は疲労しやすくなります。
また、体に取り込んだ酸素や栄養は生命活動に必要な脳や、内臓に優先して供給されます。
ですので、呼吸が制限されると筋肉や関節への酸素や栄養の供給は後回しにされることになります。
その結果、肩こりや坐骨神経痛が治りにくい状態になっていたのでした。
Sさんの肩こりや坐骨神経痛にマッサージの効果がなかった理由
マッサージの強度の選択
「筋肉や関節が硬くなって、症状が起こってるんだったらマッサージでほぐせばいいんじゃないの?」
そう思った方も少しだけお話をお聞きください。
例えば、ハンバーグを作る時、挽肉を何度もこねることによってハンバーグが出来上がります。
また、鶏肉でつくねを作るときも同様の工程になります。
肉を強くこねると、筋肉の繊維が潰れてしまい、ミンチのような状態を作ることになります。
これと同様にマッサージは筋肉を潰すことになり、回復を阻害することになります。
国家資格を持ちあんまマッサージの技術が熟練されているセラピストは、筋肉に対して繊細かつ的確な刺激を加えて治療されます。
だから筋肉がこわれることなく、血の巡りが良くなり体の回復を促すことが可能となります。
強めのマッサージは体を壊す恐れがあります。
マッサージを受けるタイミング
体に加える刺激を極単にわけると
①揉む(マッサージ)、引っ張る(ストレッチ)、ボキッと関節を動かすといった刺激
②撫でる、さする、ゆっくり繊細に関節を動かすといった刺激
に分けることができます。
①のような刺激は、体が元気な時には有効です。
しかし、体が疲れている時は①の刺激を加えてしまうと、体が受け入れることができず不調を招くことがあります。
体が不調を起こしている時、あるいは体が疲れている時には②の刺激によって回復を促すことができるのです。
体が疲れている時に①の刺激を入れる状況は、二日酔いのときや、病み上がりに焼肉を食べるような状況と似ています。
二日酔いのときや、病み上がりにボリュームのある焼肉を食べれば、体は消化不良を起こすことになります。
二日酔いのときや、病み上がりの時は、やはり消化の良いスープや、おかゆの方が吸収しやすいものです。
体に受ける刺激も同様に、体が疲れている時にはマッサージよりも、繊細かつソフトな刺激によって回復を促すことが可能となります。
肩こりや坐骨神経痛が2ヶ月の間にみるみると良くなったSさんの変化
Sさんの施術は、硬くなった関節や筋肉を整体によって、繊細かつソフトな刺激で柔らかくしました。
また、呼吸を制限していた背中やお腹周りの筋肉や関節を整体によって柔らかくさせていただきました。
最初の頃は上向きに寝ると腰が痛くて、足を伸ばして寝られないほど、体中がカチカチに緊張した状態でした。
しかし、2回目の施術の時には、こり固まった筋肉はほぐれ、腰の痛みも消失し、上向きに寝ても問題ない状態まで回復しました。
5回目の施術が終わった時には「先生、最近足の不調や肩こりを忘れて生活できています」
「マッサージに行かなくても、体の調子がいいです!」
と、喜びの声をいただけました。
今では、ジムに行ったり、健康体操にハマっているとのこと。
月に一度当院にメンテナンスに訪れ、仕事と家事をこなしながら、趣味も楽しまれています。
体の不調を忘れて、充実した生活を送られているSさんの姿を見て、私も嬉しく思いました。
この度、Sさんから喜びの声を頂戴しましたので、ご紹介させていただきます。
同じような体の不調でお悩みの方の励みになれば幸いです。
肩こりや坐骨神経痛を改善した患者さんの声
T・S様 兵庫県西脇市在住 60代 女性 職業:主婦
症状:肩こり、右の腰から足にかけての痛み(坐骨神経痛)
治療期間 2か月 治療回数 5回
現在は腰痛と肩こりも改善し、仕事をバリバリこなしています。
何が決めて当院を受診されましたか?
知人の紹介
どういった症状にお悩みで当院を受診しましたか?
肩こり、右の腰から足にかけての痛み
実際に受診されてみてどうでしたか?
平成26年より(メンテナンスとして定期的に)お世話になっています。
ひどかった肩こりがラクになり、今まで定期的に受けていたマッサージもいつの間にか行かなくなってました。
また、長時間の立ち仕事や、歩くと痛み(右の腰から足にかけての痛み)で辛かったのですが、台所に長時間立っていても苦にならなくなり、昨年秋からは1日30分を目標にウォーキングをはじめました。
体も元気になっていき、先生には本当に感謝しています。
肩こりや坐骨神経痛でお悩みでしたらご相談ください
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
もし、Sさんと同じように肩こりや坐骨神経痛が長引く時には、お早めにご相談ください。
その時は私が責任を持って施術させていただきます。
このブログがお体の不調でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)