産後のひどい腰痛が治るメカニズムを初公開


「産後の腰痛で毎日しんどかったです」
「腰痛で骨盤ベルトが話せなかったのですが、今は必要ありません」

 

この度は産後の腰痛でお悩みだった患者さんより、喜びの声を頂戴しました。

 

骨盤ベルトや湿布も必要としない産後の腰痛の解消法

 

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。

この度は産後から肩こりや腰痛でお悩みだった患者さんより、

「腰痛や肩こりを気にせずに生活できる日が増えてきました」

と、喜びの声を頂戴しました。

 

私としても嬉しい限りです。

 

私たち人間の体は睡眠をとったり、休暇をとれば徐々に体の不調は改善する機能があります。

 

でも、肩こりや腰痛といった慢性の症状はどうして寝ても休んでも改善しないのでしょうか?

 

この度の患者さんのケースをもとに解説させていただきます。

もし、産後から続く腰痛でお悩みでしたら、このブログがきっとお役に立てると考えています。

ぜひ、最後までお読みください。

 

産後から腰痛が解消しない原因

実は、当院には長年の肩こりや腰痛といった不調で治療を希望される患者さんが多数いらっしゃいます。

怪我をした、あるいはぎっくり腰や寝違えてしまったといった急性の症状は、経過とともに回復していきます。

しかし、慢性痛になると、体の不調は寝ても休んでも改善しません。

本来人間の体には病気や怪我をすれば、改善する機能があります。

それにもかかわらず、慢性痛はどうして改善しないのでしょうか?

 

実は、産後から腰痛が長引く原因には血の巡りと深い関係があります。

 

腰痛が慢性化しているときは血の巡りや呼吸と深い関わりがある

私たちの体は、血液が流れることで酸素や栄養を全身に送り、老廃物を排出しています。

筋肉や内臓、脳といった組織にも栄養を含んだ血液が供給されることで、健康な状態を保っています。

ほら、お風呂で温まった後は血の巡りも活発なので体がスッキリする体験ってないでしょうか?

私たち人間の体は、血が流れることによって体を健康な状態を保つことが可能となります。

しかし、体の筋肉や関節が何かのきっかけでかたくなってしまうと、血の巡りを妨げてしまう原因となります。

例えば、庭に水を撒くホースがどこかで捻れてしまうと、水の出が悪くなり、芝生やお花に水の供給が行き渡らなくなります。

 

そんな状態と同じように、体の関節や筋肉が硬くなると体内を流れる血の巡りを阻害することになり、体が治りにくい状況となります。

 

血の巡りが悪くなった状況は、庭のホースが捩れることで、水の流れを阻害する状態と似ています。

出産や妊娠はとても体に負担をかけることになります。

産後に骨盤や股関節、背骨といった関節の歪みや、骨盤周りの筋肉が血の巡りを阻害することによって、腰痛が治りにくい状況を作ってしまう恐れもあります。

 

Yさんのお体を検査させていただくと、骨盤や股関節周りの筋肉や関節が硬くなっている状況でした。

そのために、産後から腰痛が治りにくい状況となっていたのでした。

 

 

長引く腰痛は呼吸機能と深い関わりがある

 

私たち人間の体は呼吸をすることで、体のエネルギーの源となる酸素を取り込んでいます

呼吸によって酸素を取り込み、体の老廃物を吐き出しています。

そして、取り込んだ酸素を血が流れることで、全身に供給しています。

マスクをして生活をすると、疲れやすくなる。そんな体験ってないでしょうか?

呼吸が少しでも阻害されると、体は疲労しやすくなり、さらに体の不調が治りにくい状況を引き起こすことになります。

 

私たち人間の体は、息を吸い込むたびに、胸や背中、お腹が膨らみ、息を吐き出す時には胸や背中、お腹が縮む。

まるで、風船のように体は呼吸をするたびに伸び縮みしている機能があります。

 

しかし、背中やお腹、首の関節や筋肉が硬くなると、呼吸のたびに体が伸び縮みする働きを阻害することになります。

 

この度の患者さん(以下Yさん)の体は、出産をきっかけに、背中や首、腰、お腹周りの筋肉や関節が硬くなっていたために、腰痛や肩こりが長引いている状態でした。

 

 

ですので、整体によって硬くなった筋肉や関節の硬さを取り除き、硬くなった関節や筋肉を柔軟にする施術をさせていただきました。

 

そして、日頃から入浴で体を温めていただくこと。

さらに、10分〜30分のウォーキングをお勧めいたしました。

リハビリテーション医学分野における重要な学術ジャーナルClinical Rehabilitationの論文では、

6週間ウォーキングを継続することで、腰部に特化した6週間の筋力強化運動プログラムと同等の効果があることが示されました。

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22850802/ より引用

 

すると、みるみるとYさんの腰痛は改善し、2ヶ月経った頃にはお子様を連れて、ウォーキングを始めたと教えてくださいました。

 

音声 https://spotifycreators-web.app.link/e/dngMBrIanRb

産後の腰痛や肩こりでお悩みだった患者さんの声

Yさんから「産後の腰痛や肩こりを忘れて生活ができています」と、喜びの声を頂戴しましたので、ブログでご紹介させていただきます。

産後の腰痛でお悩みの方の励みになれば嬉しく思います。

Y・H様 兵庫県小野市在住 30代女性 職業:音楽教室講師

症状:産後のひどい腰痛と肩こり

治療期間 1か月半 治療回数 5回

現在は2人の子供の育児と、家事をバリバリこなしています。

 

 

何が決め手で当院を受診されましたか?

産後6か月は(身体を)あまり触らない方が良いと聞いていましたが、

腰痛もひどくなり、肩こりもひどくなり

(こころ鍼灸整骨院に通院している)友人の紹介で、産後でも大丈夫と聞き受診しました。

 

どういった症状にお悩みで当院を受診しましたか?

産後の腰痛、肩こり

 

実際に受診されてみてどうでしたか?

腰痛、肩こりが良くなってきていると感じる。

治療後、背スジが伸びる(元々猫背だったので)

日々の体調不良の時でも対応してくださるので安心できる。

 

Yさん貴重な声をいただきありがとうございました。

 

長引く肩こりや腰痛でお悩みでしたらご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

もし、Y様と同じように産後から長引く肩こりや腰痛にお悩みでしたら、当院でも施術が可能です。

長引く不調でお悩みでしたらご相談ください。

このブログを読まれた方のご健康をお祈りしております。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

 

 

 

 

 

 


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