「暑さのせいでいつも以上に水分をとっているせいか、顔と体がむくむ」
「夏に入って、体重が増えているし顔もむくんでいる」
このブログでは夏に起こる、顔のむくみや体重増加を解消する方法をまとめています。
夏に起こる顔のむくみを防ぐまだ知られていない対処法を初公開
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、院長の作尾大介です。
夏になると当院に来院される患者さんから、
「暑さのせいでいつも以上に水分をとっているせいか、顔と体がむくむ」
「最近、体重が増えているし顔もむくんでいる」
といったお悩みを伺う機会が増えてきました。
実は私も夏になると水分をたくさん摂り、そして暑さのせいで運動を疎かにしてしまうことがあります。
その結果、体重が増え、むくみが出やすい傾向があります。
ですので、この度は私も実践している夏の体重増加や、むくみに対しての対処法をブログにまとめました。
もし、同じように夏におこる顔や体のむくみでお悩みでしたら、このブログがきっとお役に立てると考えています。
ぜひ、最後までお読みください。
むくみの原因を徹底解説 !夏の顔のむくみ のメカニズム
夏って汗もかくから、他の季節よりも痩せやすいと思うのですが。
いったい、夏になぜ顔のむくみが起こるのでしょうか?
夏の顔のむくみの原因を解明していきたいと思います。
夏に顔のむくみが起こる理由
ここに書いてあることは、私が身をもって体感したことです。
夏の顔のむくみは、冷房病にご用心!
エアコンの効いた部屋って気持ちいいですよね。
でも、長時間いると体が冷えてしまいます。そして、暑さのせいでいつもより動く機会も少なくなります。
すると、血液やリンパの流れが悪くなって、顔や手足がむくんでしまうんです。
まるで、顔がお月さまのようになっちゃうこともあります。
夏の顔のむくみになる、水分補給の落とし穴
「暑いから水分補給!」でも、飲みすぎはむくみの元凶に。
塩分の多い食事も水分を溜め込みやすくなります。冷たいジュースをゴクゴク飲んだ翌日、顔がパンパンになった経験はありませんか?
夏の顔のむくみは、じっとしている生活が影響
「暑いから動きたくない…」はい、私も全く同じ気持ちです。
でも、運動不足は血液やリンパの流れを悪くして、むくみやすくなるんです。
エアコンの効いた部屋でゴロゴロしていると、むくみの原因になってしまうんですね。
夏の顔のむくみの要因:代謝量が下がるから
暑い夏は、体が熱を作る必要がないので基礎代謝が下がります。
つまり、同じ食事でもむくみやすくなってしまうんです。
「夏に汗をかいているのに顔がむくむ…」こんな時は、代謝量が下がっていることが原因かもしれません。
夏のむくみの原因は思わぬところにあったんです…
でも、原因がわかれば対策も立てやすくなりますので、私がお勧めしている対処法を公開させていただきます。
ですが、その前に顔のむくみは時として危険な病気の兆候もあります。
顔のむくみが併発する可能性のある危険な病気
脅かすようで申し訳ありません。
顔のむくみは、危険な病気によって併発することもあります。
肝硬変(かんこうへん)
腎不全(じんふぜん)
ネフローゼ症候群
心不全(しんふぜん)
甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)
といった病気には、顔のむくみが併発することもあります。
肝臓や腎臓、心臓、甲状腺の疾患で、医療機関で治療を受けている方。
あるいは、顔のむくみが長く続く場合にはかかりつけの医師やお近くの医療機関にご相談ください。
顔のむくみを解消し、体重を減らす!医療機関も注目している最新の施術とホームケア
夏に起こる「顔のむくみ」について、最新の研究結果に基づいてお話しします。
私は太り始めたら、意識して取り組むことが「睡眠」です。
「良質な睡眠」は、むくみ解消や体重減少に効果があります。
実は、人の体は寝ている間にせっせと働き、昼間の疲れを取ったり、余分な水分を排出したりしているんです。
では、なぜ睡眠がむくみや体重に関係するのでしょうか?
最新の研究で、次の2つのシステムが重要だとわかってきました。
専門用語になりますので、わかりやすい表現に変えると以下の通りになります。
- グリンパティックシステム:脳のお掃除屋さん
- メラトニン:体内時計を整えるホルモン
上記2つのシステムが、顔のむくみ解消や体重減少にどう関係するのでしょうか?
グリンパティックシステム:脳のお掃除屋さん
グリンパティックシステムは、寝ている間に脳内の老廃物を洗い流す、いわば”脳のお掃除屋さん”です。
- 深い眠りの間に活発に働き、脳内の余分な水分や老廃物を排出します
- 結果として、頭や顔のむくみが解消されます
つまり、良質な睡眠をとることで、翌朝スッキリとした顔で目覚めることができるのです!
メラトニン:体内時計を整えるホルモン
メラトニンは夜に分泌されるホルモンで、体内時計の調整役です。
- 夜間の血糖値上昇を抑えます
- 脳でのエネルギー利用を促進します
- 結果として、体重増加を抑制する効果があります
良質な睡眠をとることで、メラトニンの分泌が促進され、体重管理にも良い影響を与えています。メラトニンには、老化を防止する働きもあります。
よく眠った次の日は、肌つやも良いのはこのためです。
ただ、夏は他の季節と比べて暑さで寝苦しいことや、暑さで夜中に目が覚めることもあります。
その結果、睡眠の質が下がり、むくみや体重増加につながることもあります。
では、むくみ解消のために、どのように睡眠をとればいいのでしょうか?以下に3つの対処法をご紹介します。
夏のむくみ解消と体重減少のために取り組む3つの睡眠の必殺技
1 夏のむくみを予防するために、規則正しい睡眠リズムを作る
毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る習慣をつけることで、体内時計が整います。
すると、グリンパティックシステムとメラトニンの働きが活発化します。
2 夏のむくみを予防するために、寝る前の2時間はブルーライトを避ける
スマホやパソコン、テレビの画面から発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制します。
寝る2時間前にはできるだけブルーライトを避けて、ゆったりとした時間を過ごすことをお勧めします。
寝室にスマホを持ち込まないことも大切です。
3 夏のむくみを予防するために、適度な運動を日中に行う
日中に適度な運動をすることで、夜にぐっすり眠れるようになります。運動といっても、クーラーの効いた部屋でラジオ体操やストレッチをすることや朝の涼しい時間に歩くといった、簡単な運動で問題ありません。
日中の運動はメラトニンを作る原料となる、セロトニンというホルモンを作り出すことができます。
ただし、寝る直前の激しい運動は逆効果なので注意しましょう。
これらの方法を実践することで、グリンパティックシステムとメラトニンの働きが活発になり、むくみ解消と体重減少を促すことが可能です。
夏の暑さで寝苦しい夜も多いですが、エアコンの温度設定に気を付けたり、寝る前にぬるめのお風呂に入ったりするのも、良質な睡眠を得るコツです。
とても簡単にできることですので、私は上記3つのことを1ヶ月ほど継続してみた結果、体重が減り、顔のむくみもなくなりました。
音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/6rvOXRXcvMb
顔のむくみでお悩みでしたらご相談ください
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
このブログが夏の顔のむくみでお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
しかし、このブログの内容を継続しても一向に症状の改善が見られない時には、他にも何か原因がある可能性があります。
そんな時は、当院でも対応が可能です。
お早めにご相談ください。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)