肩こりや首こりが原因となるこめかみ・後頭部の頭痛


「急な天候の変化で頭が痛くなる」

「肩こりがひどい日は、こめかみや後頭部に頭痛がする…」

こんなお悩みがある時にはこのブログがお役に立てると考えています。

つらいこめかみ・後頭部の頭痛。実は肩こりが原因かもしれません

こんにちは。兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。

 

ここ最近、急な天候の変化で頭が痛くなる…

肩こりがひどい日は、こめかみや後頭部がズキズキする…

 

といった、頭痛に関するお悩みを伺う機会が増えてきました。

実は、こめかみや後頭部の頭痛の多くは、意外な原因が隠れています。

今回は、頭痛の原因と、すぐに実践できる対処方法についてブログにまとめました。

もし、こめかみや後頭部の頭痛でお悩みでしたらこのブログがきっとお役に立てると考えています。

ぜひ、最後までお読みください。

 

要注意!頭痛が起こりやすい季節と天気の変化

私が整骨院を開業しています兵庫県小野市では、11月に入り寒暖の差が激しくなりました。

さらに、雨が降る日が増えています。

その結果、頭痛を訴える方が急増しているのです。

 

では、いったいなぜ寒暖の差や、天候の変化で頭痛が起こるのでしょうか?
頭痛が起こる特徴について、いかにまとめました。

 

特に注意が必要な時期

  • 季節の変わり目:寒暖差が激しい春と秋
  • 梅雨時期:気圧の変化が大きい時
  • 台風接近時:低気圧の影響を受けやすい時
  • 冬季:運動不足になりやすい時期

 

なぜ天気の変化で頭痛が起こるの?

私たち人間は、酸素と栄養をエネルギーに変えて活動しています。

人間は呼吸をすることで酸素を吸い込み、食事をすることで栄養を取り込んでいます。

車ならガソリンを入れないと動かないように、人の場合は呼吸と食事でエネルギーを取り込まないと活動ができなくなります。

しかし、雨が降る前や梅雨時には空気中の酸素の濃度が薄くなってしまうため、いつもよりもエネルギーがない状態になっているのです。

「雨が降る前から頭が重い…」なる現象は、空気中の酸素濃度が少なくなっているがために、頭痛が起こりやすい傾向になっているということになります。

 

マスク一枚つけて生活するだけで、酸素の取り込みが阻害されてしんどくなる体験をした方がいらっしゃるかもしれません。

特に梅雨時期は要注意です。

気圧の変化と湿度の上昇が重なり、頭痛が起こりやすい環境となります。

 

なぜ気候の変化で頭痛が起こるの?

私たち人間の体は体温や血圧、脈拍を一定にしようとする働きを持っています。

ですので、急な温度の変化が起こると体温調整にエネルギーを使うこととなります。 

秋はコロコロと変わる気温や気圧の変化に対して、体の機能を一定に保とうする際にたくさんのエネルギーを使うことになります。

 

人の体は血圧や脈拍がおかしくなると、生命の危機につながります。

ですので、優先して体温や血圧、脈拍を一定にする機能にエネルギーを使ってしまいます。

 

その結果、体はいつもよりエネルギーの供給が少なくなり、不調を起こしやすい状態になっています。

 

こめかみ・後頭部の頭痛と肩こり、首こりの意外な関係

多くの患者様に共通しているのが、首・肩のこりです。

「え、さっきは気圧や気候の話をしてたやん!」と思った方も少しだけ話を聞いてください。

では、なぜ肩こりや首こりが頭痛を引き起こすのでしょうか?

実は頭痛は血の巡りと深い関係があります。

 

 

血流が滞ると起こる頭痛の仕組み

想像してみてください。 庭のホースを折り曲げると、水の流れが悪くなりますよね。

同じように、首や肩が凝ると、頭部への血流が悪くなり、頭痛の原因となるのです。

 

このように、気候や気圧による全身の影響。

さらに、体の血の巡りを阻害する首こりや肩こりといった局所の影響がこめかみや、後頭部の頭痛を引き起こすトリガーになっているのです。

 

 

 

頭痛予防の新習慣:毎日続けられる5つのポイント

今までは頭痛が起こる原因や要因についてまとめました。

ひょっとしたら不安になった方もいらっしゃるかもしれません…

ですが、ご安心ください。

日常生活を少し工夫するだけで、こめかみや後頭部の頭痛を和らげていくことが可能となります。

 

頭痛を和らげていく5つの方法についてご紹介させていただきます。

 

1. 質の良い睡眠を確保する

重要ポイント:

  • 7時間の睡眠時間を目標に
  • 就寝前のスマホ・タブレット使用は控えめに
  • 寝ながらのスマホ使用は首への負担が大きいため避けることをオススメします

2. 呼吸を意識した生活を

  • デスクワークの合間に深呼吸を
  • 鼻から吸って、口からゆっくり吐く(吸うと吐くの割合を1:2の割合にする)
  • 呼吸を整えることで自律神経が

3. ちょっとした運動を取り入れる

  • 座りっぱなしは頭痛を誘発しやすくなります。長時間の不動を避けることがポイントです。
  • 30分に1度は伸びをしたり、10歩でいいので歩いたりする
  • 可能なら1日10分からのウォーキング

4. 東洋医学の知恵:痛みを和らげるツボ押し

頭痛に効果的な代表的なツボをご紹介します:

  • 合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の付け根
  • 太陽(たいよう):こめかみの外側のくぼみ
  • 肩井(けんせい):首と肩の境目

各ツボを左右ともに10秒程度、痛気持ちいい強さで優しく押してみましょう。

5. 心のリラックスタイムを作る

ストレスは頭痛の大きな原因の一つです。

日常生活の中で、意識的に「笑う機会」を作ることで、ストレス解消につながります。

私は些細なことでも大袈裟に笑うようにしています。

笑うことで免疫が高まり病気になりにくい体を作ることもできます。

 

実際の改善例:頭痛から解放された方々の声

【事例1】 30代女性 Yさん(介護職) 「1回目の施術以降、頭痛がほとんどなくなりました。

心も落ち着き、安心して過ごせるようになりました」

 

頭痛や生理前のイライラでお悩みだった患者さんの声

 

 

【事例2】 60代女性 Hさん(主婦) 「気づかないうちに頭痛が消えていました。今では毎日を楽に過ごせています」

【患者さんの声】両親の介護に疲れてしまい、肩こりと頭痛に悩まされました...

最後に:頭痛改善のために大切なこと

ご紹介した方法を1ヶ月ほど続けてみてください。

きっと、頭痛だけでなく肩こりや首こりまで和らぐ効果を期待できます。

 

ただし、以下のような場合は、医療機関への受診をお勧めします:

  • いつもと違う激しい頭痛
  • 今までに経験したことのない頭痛
  • 朝起きると突然吐いてしまう

※厚生労働省の資料で危険を伴う頭痛についてまとめています。知りたい方はこちらのURLをご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1c35.pdf

頭痛は適切なケアで解消される患者さんは多数いらっしゃいます。

もし、頭痛にお悩みでしたら、一人で抱え込まずお早めに当院までご相談ください。

 

このブログが頭痛でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

 

(監修:柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)


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