「梅雨になると頭痛ーるのお知らせが憂鬱になる」
「湿気のせい?こめかみや頭が締め付けられる」
こんな問題の対処法をブログにまとめました。
頭痛ーるのお知らせもへっちゃら!梅雨の頭痛の対処法とは?
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。
関西も梅雨入りしたとともに、
「雨が降る前に頭痛がする」
「頭痛ーるのお知らせとともに、コメカミや頭が締め付けられる」
というお悩みを伺う機会が増えてきました。
ですので、この度は梅雨時に起こりやすい頭痛の対処法や予防法についてブログにまとめました。
もし頭痛でお悩みでしたら、この度のブログがお役に立てるかもしれません。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
梅雨になって頭痛が急増!薬以外に取り組める方法ってあるの?
当院でも梅雨時になると、頭痛の症状を訴える患者さんがすごく増えます。
では、どうして梅雨時になると頭痛の患者さんが増えるのか?
気になったので詳しく調べると、2つの要因があったのです。
1 梅雨に頭痛が起こる原因は天気と関係している?
私たち人間は常に酸素を取り込んで生活しています。
酸素は体にとって必要不可欠な栄養といっても過言ではありません。
もし、吸い込む酸素の量が減ってしまうと、それだけで体は不調を起こしやすくなります。
ほら、マスクをつけて生活すると体がだるくなったり、疲れやすくなった体験ってないでしょうか?
梅雨になると気圧の影響で、空気中の酸素の量が減ります。
その結果、頭痛が起こりやすくなります。
2 梅雨の湿度や天気によって体がだるくなる理由
雨の日って、なんだかやる気が出ないことってないでしょうか?
私たち人間の体には、やる気スイッチのように体のオンとオフを切り替えている神経があります。
このスイッチは天気によって大きく影響を受ける傾向があります。
晴れている時は「今から活動するぞ」という神経(交感神経)が優位に立ち、
雨の時は「ちょっと休もうかな」という神経(副交感神経)が優位になってしまうことになります。
晴れている日には外に出かけたり、キャンプやBBQをする人が増えるのはこの傾向かもしれません。
人の体は、活動する神経が優位に立っている時は血の流れが早くなります。
ですが、リラックスする神経が優位に立つとゆっくりと血が流れるメカニズムがあるのです。
血がゆっくりと流れることで体はリラックスモードに入るので、なんだかやる気が起きない…
といったことになり休息モードに入ってしまうことになります。
※天気と自律神経の関係について、詳しく知りたい方はこちらの本を読んでみてください。
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薬に頼らない梅雨の頭痛の治し方
上記2点が梅雨になると頭痛が起こる原因となっています。
「いやいや!!何でそれが頭痛と関係するねん!」
というツッコミが入りそうですが、もう少しだけお付き合いください。
私たちは体に取り込んだ酸素を使ってエネルギー(ATP)を作っています。
取り込んだ酸素は体を動かすことによって、沢山のエネルギーに変えることが可能となります。
でも、体を動かす機会が減ってしまうと、エネルギーを最小限しか使うことができなくなります。
雨が降って体を動かす機会が少なくなっても、日常ではスマホやパソコン、事務仕事、運転といった頭を使って考える作業がひっきりなしに続きます。
つまり、脳はほとんど休むことができません。
体に取り込む酸素が少なくなる。
そして、体を動かす機会がへりエネルギーを作れなくなる。
でも、脳はいつもと同じ活動をしています。
その結果、脳へのエネルギーが不足し頭痛が起こりやすくなるのです。
梅雨時に起こる頭痛の対処法を3つ紹介させていただきます。
梅雨の頭痛に効果的な対処法を3つにまとめました。
1 空気中の酸素が少なくなった分、深呼吸で取り込む
普段から20分〜30分に1回、深呼吸をすると梅雨の頭痛を予防するきっかけになります。
深呼吸のポイントは、鼻から吸い込んで息をゆっくり吐くことです。
鼻で吸う時間が1秒かかったとしたら2秒かけ吐いてください。
この割合が、神経のバランスを調整するのにすごく大切なポイントです。
2 梅雨の頭痛を吹き飛ばすために体を動かす
前述したように、じっとしているとゆったりする神経の方が有利に働き、体は最小限のエネルギーしか作れない状態になります。
ですので、1時間に1回立って伸びをするとエネルギーを作る効果を促せます。
伸びをして、鼻から酸素を吸い込んで口からゆっくり吐く深呼吸ができれば最高です。
1時間に1回伸びをする、これは立ってやることさらに効果的になります。
でも、仕事の関係で立てない時には、座った状態でもいいので、伸びをして深呼吸を心がけると頭痛を予防するきっかけになります。
3 頭痛を和らげる簡単な運動
頭痛を予防するためには、少し体を動かすことがポイントになります。
おすすめは、つま先で立ってかかとを下ろす。
そうすると筋肉を刺激することができます。
かかとを下ろした時にお腹がグッと締まる感覚があると思います。
これは腹筋も刺激できる運動です。
朝昼晩のご飯を食べた後に試してみてください。
もし食後がやりづらかったら、食事前でも大丈夫です。
この運動を1日10回、食事前か食事後のどちらかで取り組んでみてください。
上記3つのことを取り組んでいただくと、梅雨の頭痛を予防する効果を促せます。
音声 https://anchor.fm/e3n2r4j5tuo/episodes/ep-e1k3un4
頭痛が長引く時はお早めにご相談ください
もし、上記3つの方法をり組んでも一向に体調が変わらない時は、他に何か原因があるかもしれません。
当院では、頭痛で苦しんでいた方から沢山の喜びの声を頂戴しています。
頭痛が長引く時はお早めにご相談ください。
この度のブログが、頭痛でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)