熱中症は軽症でも病院へ行くべき?重症化する前に予防するチェックポイント


こんにちは、小野市にあるこころ鍼灸整骨院院長院長の作尾です。

今年の夏は本当に暑くてこたえますね…

暑いだけでなく、新型コロナウイルスCOVID-19の感染を予防するためにマスクもするので、暑さのせいで熱中症を起こす方が多いようです。

熱中症は時に命の危険を伴うこともあるので、気をつけたいところです。

ですので、この度は熱中症について詳しく書かせていただきました。

「夏バテ気味で食欲がない」

「熱中症っぽくて、頭がボーっとする」

といったお悩みがあるようでしたら、このブログの記事がきっとお役に立てると思いますので、お時間のある時にじっくりと読んでいただけますと幸いです。

熱中症の症状が軽くても病院へ行くべき?重症になってからは遅い?

熱中症について調べてみたところ、沢山の症状がありました。

熱中症は軽症なのか、重症なのかがポイントになります。

そこで症状別に書かせて頂きました。

・熱中症 Ⅰ度

立ちくらみやめまい 、大量の発汗、筋肉が硬くなったり、筋肉痛がおこる。

こんな場合はまだ軽い症状と言えるので、涼しい場所で休んで、水分を取り回復を待ってみてください。

・熱中症 Ⅱ度

頭痛がする、吐き気、倦怠感、脱力感

こんな時は病院へ行く目安となります。

症状が長引くときはお近くの医療機関を受診してみてください。

・熱中症 Ⅲ度

ろれつが回らない、意識がもうろうとしている、失神、高熱が出る(38〜40℃)、訳の分からないことを言い出す。

こんな症状が出た場合は入院が必要になることもあります。すぐに医療機関を受診してください。緊急性が高いときは救急車を呼んでください。

 

厚生労働省のガイドラインでも、暑いときに運動をする時は、ややきついと思う程度の運動で30分と言われています。

暑さで不調が長引くときは、迷わずお近くの医療機関でご相談ください。

※詳しく知りたい方はこちらから厚生労働省のガイドラインをご覧ください。

https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/kogi01.pdf

 

 

暑い日の頭痛・腹痛の症状は熱中症の疑いが!原因と対策をわかりやすく説明

 

「頭痛がする」ときは熱中症Ⅱ度の症状で、病院へ行く1つの目安となります。

ただ、腹痛の場合は冷たいものの取りすぎという疑いもあります。

しかし、胃が痙攣する、腹筋がつるという場合は熱中症の症状なので注意が必要です。

私も経験しましたが、こうなると大変です…

お腹はキリキリと痛み、何を食べてもすぐにもどしてしまう…思い出すだけで苦しくなります…

さらに、胃が痙攣すると内臓の働きが低下して、水分や栄養が吸収できないので大変です。

こんな時は病院で処置を受けることをオススメします。

そこまで重症ではなく、水分がなんとか取れるという時は、冷たい水分ではなく常温か少し温めた飲み物がおススメです。

 

汗をかかない人は熱中症の危険が起こりやすい…対策と予防を解説

当院に来院なさる患者様の中にも

「私、汗をかかないんです。」

とおっしゃる方がいらっしゃいます。

これだけ熱いにもかかわらず、「汗をかかない」ということは体内に熱がこもりやすくなっています。

熱を外に出すことができないので熱中症になる危険性があります。

特にご年配の方や、運動をあまりしない人、体が細く筋肉の量が少ない人は要注意です。

ですので、運動や外出中に少しでもおかしいなと思ったら涼しい場所で休んでください。

 

水分だけでなく塩分不足で熱中症に!?

いきなりですが、汗ってしょっぱい味がしませんか?

しょっぱい理由は体内の栄養分(ナトリウム、カリウム、ミネラル)が汗と共に出ているからなのです。

その栄養分が体内から出てしまうと、足をつる、筋肉痛、ひどい時は動けなくなることになるんです。

食生活と日常生活を変えて熱中症を予防する3つの方法

1.食事の時にお味噌汁をとる


この時期は夏バテで食欲が出ないかもしれないですが、しっかり食事をとりましょう。特にミネラルや塩分を補給できるみそ汁がおすすめです。

2.休肝日を作る

夏は汗と共に栄養を失いがちです…

ですので、体内の栄養素をおしっこと一緒に出さないようにする為にも、お酒を飲まれる方は休肝日を作ってみませんか?

酒好きの私もこの時期は休肝日をつくり、熱中症に備えています。

ぜひ、一緒に取り組んでみましょう♪

あ、それとコーヒーを1 日に何杯も飲まれる方も、栄養を失いやすいので、この時期はできるだけ量を減らすようしたいところですね。

 

3.暑さに備えた体力作りを

暑くなり始めた時期から体力作りをおこないましょう。

簡単にできる運動はやはり、朝の涼しいときにウォーキングやクーラーの効いたジムや自宅での筋トレ、ストレッチではないでしょうか。

こまめに水分補給をおこないつつ、無理のない範囲で20~30分程度運動をする習慣を作ってみましょう。

まとめ

熱中症には分類がある
Ⅰ度 立ちくらみやめまい 、大量の発汗、筋肉が硬くなったり、筋肉痛がおこる
Ⅱ度 頭痛がする、吐き気、倦怠感、脱力感 こんな時は病院へ行く目安である
Ⅲ度 ろれつが回らない、意識がもうろうとしている、失神、高熱が出る(38〜40℃)、訳の分からないことを言い出す。
すぐに医療機関を受診してください。
腹痛の症状は熱中症の疑いがある
汗をかかない人は熱中症の危険が起こりやすい
食生活と日常生活を変えて熱中症を予防する3つの方法
1.食事の時にお味噌汁をとる
2.休肝日を作る
3.暑さに備えた体力作りを

 

最後に

熱中症もきちんと原因が分かれば症状に合った予防、対策が可能です。

今年の夏も健康で乗り切れるように、熱中症を予防しましょう♪

日ごろから夏の疲れが取れない時は、整体や鍼灸施術が効果的です。

夏バテや暑さで元気が出ない時はお早めにご相談ください。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾 大介)

 

 


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