梅雨のだるさの解消法:自宅で取りくむ新予防法


「梅雨になるといつも体がだるい」
「梅雨になると頭痛や肩こりがひどくなる」

そんな時にはこのブログがお役に立てると考えています

いつから梅雨が始まる…梅雨のだるさを解消するためにできること

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。

当院に来院される患者さんから、

「梅雨になると湿気のせいでいつも体がだるい」

「梅雨の時期になると、雨の日にいつも肩こりや頭痛に悩まされる」

というお悩みをよく伺います。

私の妻も、梅雨になると同じようなことをぼやいています。

 

 

この度、ブログで梅雨時のだるさを和らげる方法をご紹介しました。

また、梅雨時期のこういった症状への対処法も掲載しています。

もし梅雨時のだるさにお悩みでしたら、このブログがきっとお役に立てると思います。

お時間のある時に、ゆっくり読んでいただければ幸いです。

 

 

 

 

教えて梅雨のダルさの原因!今から予防できる梅雨のだるさ対策

私事で恐縮ですが、梅雨は暑さと湿度のせいで、休日は家から出るのも億劫になります。

また、湿度と暑さのため、運動する気にもなれないのは無理もないことかもしれません。

では、なぜ湿度や暑さで体がだるくなるのでしょうか?

梅雨時は湿度の影響で空気中の酸素濃度が下がります。

私たち人間の体は、取り込んだ酸素と食事で摂取した栄養をエネルギー(ATP)に変えて活動しています。

酸素の取り込みが少しでも減るとエネルギーが十分に作れず、体はいつもより疲れやすくなります。

感染症が流行した時、マスク生活で呼吸が制限されるとすぐに疲れてしまう、という経験はありませんか?

取り込む酸素の量が少しでも減ると、体はいつも以上に不調を起こしやすくなる傾向があります。

 

 

梅雨のだるさの原因は雨や湿気で動けないこととも関わりがある

雨の日や湿度の高い日は、外を歩くことも難しくなります。

そのため、移動手段はウォーキングや自転車よりも、公共交通機関や車を使うことが多くなる傾向があります。

私たちの体は、酸素や栄養を取り入れて体を動かすことで、エネルギー生成を促進できます。

また、体を動かすことで循環機能と代謝機能を活性化し、体の老廃物も除去することが可能です。

運動や入浴後に体がすっきりするのはこのためです。

しかし、梅雨時は雨や湿度の影響で体を動かす機会が少なくなります。

その結果、循環機能や代謝機能が低下し、老廃物が処理されずに体が重だるい状態になってしまうのです。

 

 

梅雨のだるさには漢方やツボが効果的な理由

循環機能や代謝機能が低下し、老廃物が処理できずにたまった水分のことを、東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

日本は比較的湿度の高い気候ですので、湿邪の影響を受けやすくなります。

特に梅雨時は体に余分な水分が溜まりやすく、体のだるさの原因になります。

東洋医学の考え方では、湿邪は消化吸収、水分代謝、血液やリンパ液などの循環に影響を及ぼします。

 

 

湿邪が体に及ぼす症状は、

・体の重だるさ

・頭痛、関節痛(肩こりや腰痛、膝痛等)

・胃もたれ、お腹の膨満感

・口臭、口内炎

・むくみ、ニキビ

 

といった症状です。

 

もし、梅雨時や湿度の高い日に上記の症状が出る場合、湿邪が影響している可能性があります。

「え、これって私のことだ!」

「この症状、妻に当てはまってる!」

と思った方もご安心ください。

以下に予防法と対処法をまとめてみました。

 

梅雨のだるさを解消:3つの対処法を公開

1. 梅雨のだるさは体を動かすことが解消の鍵になる

梅雨のだるさ(湿邪)は体に余分な水分がたまることで悪さをします。

部屋の湿気が強いときに除湿するとすっきりするように、体の中も余分な水分を取り除くと快適になります。

室内でゆっくりストレッチをしたり、ウォーキングを取り入れて汗をかくと体が楽になります。

ただ、湿度が高い日で運動する気が起こらないときは、買い物に行った際にエレベーターを使わずに階段を歩いたり、会社のエレベーターを使わずに階段を利用する、電話をかける時に立って歩きながら話す、などの形で少し体を動かしましょう。

こうすることで代謝機能と循環機能を活性化できます。

ぜひ、日常生活に運動を取り入れて、汗をかきましょう!

 

2. 梅雨のだるさを解消するきっかけは入浴

梅雨時こそ湯船に浸かり温まることで、体の循環機能と代謝機能を活性化できます。

体を温めて汗をかき、余分な水分を排出しましょう。

 

3. 梅雨のだるさ解消にはリンパマッサージがおすすめ

鎖骨の上、脇の下、鼠径部にはリンパ節があります。

ここを優しくマッサージすることで、体の余分な水分を尿や便で排泄する効果を促せます。

ポイントは「強い力でマッサージしない」こと。

ゆっくり優しく、リラックスできるようにリンパ節を刺激しましょう。

リンパについて詳しくはこちらをご覧ください 。

 ➡ リンパドレナージュ

 

鎖骨の上にリンパ節があるので、

 

首の外側から鎖骨の上の部分に向かってゆっくりリンパ節を刺激してみてください。

 

これをお風呂上がりに10回ほど行うことをおすすめします。

鼠径部や脇の下も同じように10回ほど行ってみてください。

上記の3つの方法を継続することで、体の重だるさを和らげ、梅雨時の体調不良を予防できます。

 

音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/oXK6HnLn3Kb

 

梅雨のだるさや体調不良でお悩みでしたらご相談ください

最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。

 

もし、上記の方法を継続しても梅雨のだるさが一向に改善しない場合は、他に原因があるかもしれません

。そんな時はお早めにご相談ください。

このブログが、梅雨のだるさや体調でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

 

 

 

 

 

 

 


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