体の歪みが肩こりや腰痛を引き起こす理由


「いつも肩がガチガチで、マッサージに行ってもすぐ戻ってしまう」

「頭痛薬が手放せなくて、薬の量が増えてきて心配…」

「腰が痛くて、子どもを抱っこするのも辛い…これって年齢のせい?」

 

そんなお悩みがある時にはこのブログがお役に立てると考えています。

 

体の歪みが肩こりや腰痛、頭痛といった慢性痛を引き起こす本当の理由

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています院長の作尾大介です。

当院には、肩こりや頭痛、腰痛といった慢性的な痛みで悩まれている女性の患者さんが多く来院されます。

皆さん共通しておっしゃることが、

「マッサージに行ってもその時だけで、すぐに元に戻ってしまう」

「痛み止めを飲む回数が増えてきて、このままで大丈夫か不安」

「整形外科では異常なしと言われたけど、痛みは続いている」

と教えてくださいます。

実は、このように慢性的な痛みを抱えている患者さんに共通していることが、「体の歪み」にあることでした。

このブログでは長引く腰痛や肩こり、頭痛といった慢性痛と深い関わりがある「体の歪み」についてブログにまとめました。

もし、同じように腰痛や肩こり、頭痛といった不調が長引いている時にはこのブログをお読みいただくことでお悩みを解消できる可能性があります。

ぜひ最後までブログをお読みください。

 

腰痛や肩こり、頭痛といった慢性痛と深い関わりがある、「体の歪み」とは何か?

体の歪みを簡単に説明すると、「家の土台が傾いている状態」のようなものです。

家の土台が傾いていると、ドアの開け閉めがスムーズにいかなかったり、壁にひびが入ったりしますよね。

それと同じように、体の土台である骨盤が歪んでいると、その上に乗っている背骨も歪み、結果として肩や首、腰に余計な負担がかかってしまうのです。

体の歪みが起こる3つの主な原因は以下の通りになります。

1. 日常生活の癖

2. 筋力の低下

3.ストレスや疲労

 

日常生活を送っていると、知らず知らずのうちに体には様々な負担がかかっています。
例えば、デスクワークや家事、育児など、同じ姿勢を続けることで筋肉が緊張したり、左右のバランスが崩れたりすることがあります。
これは決して誰が悪いわけでもなく、現代の生活スタイルでは避けにくいことなのです。
大切なのは、今の体の状態を知って、無理のない範囲でケアをしていくことです。

体の歪みがあるかチェックする簡単な方法もご紹介させていただきます。

腰痛や肩こり、頭痛といった慢性痛にお悩みでしたら、一度ご自身の体に歪みがあるかチェックしてみていただければと考えています。

 

【簡単チェック方法】

1. 鏡の前に立って、肩の高さを比べてみる

2. スカートの高さやズボンの高さ、衣服の中心のボタンの位置がずれていないか?

3. 靴底の減り方が左右で違っていないかみる

これらのうち1つでも当てはまる場合は、体に歪みがある可能性が高いです。

でも、ご安心ください。

体の歪みは適切なケアで和らげることができます。

 

肩こりや腰痛、頭痛の原因となる体の歪みを改善する3つのセルフケア方法

1 体の歪みを整えるためには、日頃の立ち方と座り方が鍵になる

人間の骨格はほぼ左右均等にできています。

ですので、日頃から重力を左右均等に受けるように、立つ・座ることで体の歪みをケアできます。

また、日頃の習慣で体が歪むことも予防できます。

とても、簡単にできることですので

・足を組んでいる。

・立っている時に片側に体重をかけた「休め」の姿勢をしている。

そんな時は足の裏をつけて左右均等に立つ・座ることをお勧めします。

デスクワーク中も1時間に1回は確認する

ポイントとして、最初は違和感があるかもしれませんが、それは今までの癖なので無理せず少しずつ慣れていきましょう。

 

2 腰痛や肩こり、頭痛の原因となる歪みは位置の感覚を修正して治す

位置覚とは、自分の体がどこにあるかを感じる感覚のことです。

これを整えることで、体のバランスやが良くなり歪みを矯正できます。

【やり方】

1. 壁に目の高さにシールを貼る

2. シールから手が届くくらい離れて立つ

3. 目を閉じて、シールがある場所を指で触りに行く

4. 触った箇所とシールの位置がずれていたら修正する

5. これを3-5回繰り返す

ポイントは、ゲーム感覚で楽しみながら行うことです。お子さんや職場の同僚と一緒にやるのもおすすめです。

 

 

3. 体の歪みを整える秘技;噛み合わせを整える「左右交互噛み」

噛み合わせの偏りは、顎から全身の歪みにつながることがあります。

【やり方】

・食事中:右で噛んだら次は左で噛むことを意識する

・ガムを噛む時も同様に左右交互に噛む

・無理に数を数える必要はなく、「今どっちで噛んでいるかな?」と意識するだけでOK

ポイントは、完璧にやろうとすると疲れてしまいます。気づいた時だけで大丈夫です。

 


この3つのセルフケアは、できることだけやれば大丈夫です。

全部を完璧にやろうとする必要はありません。

・今日は座り方だけ意識してみる

・明日はシールタッチをやってみる

・食事の時に思い出したら左右交互に噛んでみる

そんな感じで、ゆるく続けていただければと思います。大切なのは、1ヶ月続けてみることです。

小さな変化でも、積み重ねれば大きな改善につながります。

 

体の歪みと共に腰痛や肩こりを患っていた患者さんの声(60代女性:自営業)

長引く腰痛や肩こりでお悩みだった患者さんより、体の歪みを整えたことで喜びの声を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。

同じような不調でお悩みの方の励みになれば幸いです。

T・K様 60代女性 職業:自営業

 

症状:肩こり、身体の倦怠感、腰痛

治療期間 3か月 治療回数 10回

現在は月に1度メンテナンスに通院されています。

Q1.何が決め手で当院を受診されましたか?

腰の痛み、肩こり、身体全部の調子の悪さがあり、知人を通じて治療をお願いしました。

 

Q2.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

いろんな整体院に行ってましたが、何かもう一つというところがあって

こちらにお世話になる事にしました。

 

Q3.       実際に受診されてよかったこと

整体院につきものの痛い治療法ではないので安心しました。

それと自分の今現在、痛い所と悪い所をピタッと言って下さるのでビックリ!!

その後(施術後)、段々と身体が軽くなってうれしいです!!

 

 

肩こりや腰痛、頭痛といった慢性痛にお悩みでしたらご相談ください

体の歪みは、日常生活の中で自然に起こるものです。
今回ご紹介した3つのセルフケア
1. 足裏を左右均等にして座る
2. 位置覚を正常にするシールタッチ
3. 噛み合わせを整える左右交互噛み
これらを1ヶ月、できる範囲で続けてみてください。
ですが、これらを継続しても一向に体が良くならない時には他にも何か原因がある可能性があります。
そんな時はお早めにご相談ください。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

このブログが、慢性的な痛みに悩む皆様のお役に立てれば幸いです。

皆様の健康で快適な毎日をお祈りしております。

監修:柔道整復師・鍼灸師 作尾大介


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