ぎっくり腰対策!原因から対処できる新予防法


8月末から整骨院に急増するぎっくり腰…

「ぎっくり腰になると椅子から立ち上がることもできない」
「ぎっくり腰になってとにかく痛くてたまらない」

このようにぎっくり腰でお悩みの患者さんが増えてきます。この度のブログではぎっくり腰の予防法についてまとめています。

 

 

 

ぎっくり腰の新予防法!繰り返すぎっくり腰を解消するためにできること

 

こんにちは、兵庫県小野市にてこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。

 

当院では毎年8月末になるとぎっくり腰の患者さんが増える傾向があります。

「ぎっくり腰になると椅子から立ち上がることもできない」
「ぎっくり腰で痛くてたまらない」

といったお悩みを抱えて来院なさいます。

ぎっくり腰は夏の暑い時期に起こりやすい傾向があります。

私もぎっくり腰を体験したことがあります。確か初めてぎっくり腰になった時は、8月末でした。

あの痛みは本当に耐え難いものです…できることなら、ぎっくり腰の痛みはもう2度と体験したくありません。

この度は夏の終わりに起こる”ぎっくり腰”の予防法を書きました。

もし、今までたびたびぎっくり腰を繰り返している。

今まで何度もぎっくり腰になったことがある。

そんな時にはこのブログがお役に立てると考えています。

ぜひ、最後までお読みください。

 

夏に起こるぎっくり腰の対策を初公開

 

夏になってぎっくり腰を起こされた患者さんに、お話を伺うと共通していることがありました。

それは

「かき氷を毎日食べている」
「お風呂上がりは冷えた酎ハイやジュースを飲んでいる」
「暑いから運動も控えている」

という方が多い傾向がありました。

 

私も夏にぎっくり腰を起こした時は、毎日のようにアイスクリームを食べ、ビールを飲んでいました。

当時はよくお腹を壊していたことも覚えています。

そして、8月の終わり頃に、床のものを持ち上げたときにぎっくり腰になり、その場から5分くらい立ち上がることもできなくなってしまったのです。

 

本来なら、床のものを持ち上げるなんて、何の問題もなくできることです。

しかし、当時は床のものを持ち上げただけでぎっくり腰がおこってしまいました。

一体なぜだったんだろう?

当時は医学的な知識が全くなく、理解ができませんでした。

ですが、それから20年がたち医学の勉強をするようになってわかったことがあります。

 

ぎっくり腰の原因は冷えや内臓の疲労と深い関わりがある理由

 

実は内臓から背骨には神経がつながっています。

そして、背骨やお腹の筋肉も同様に、背骨から出入りしている神経とつながっています。

 

背骨から内臓とながる神経と、お腹と背中の筋肉につながっている神経は、途中から同じルートを通って背骨の中を出入りしています。

例えるなら、高速道路の道が合わさるジャンクションのように、背骨から内臓とながる神経と、お腹と背中の筋肉につながっている神経は合わさるような構造となっているのです。

私たち人間の体は、内臓の不調を痛みとして認識できないものです。

胃腸にポーリプができていたとしても気がつきませんし、小さなポリープでしたら麻酔なしで、切除しても痛みもさほどない言われています。

ですが、前述したように内臓の神経と、背中とお腹の筋肉を繋いでいる神経は、合わさっているため、内臓が不調を起こすと、背中とお腹の筋肉にまで不調が起こり硬くなる傾向があります。

 

このような反応を内臓体制反射(ないぞうたいせいはんしゃ)と、呼ばれています。

私はおよそ10万人の患者さんを施術させていただいた経験から感じていることがあります。

それは、胃腸や肝臓、腎臓、膀胱といった臓器に不調を起こしている患者さんは、背中やお腹の筋肉が硬くなっていたことでした。

冷たいものを飲み食いし、内臓に負担がかかることで腰やお腹の筋肉は硬くなり、

・前傾姿勢になる

・床のものを拾う

・背中を伸ばす

といった、普段は何ともない動作で、ぎっくり腰を起こしてしまうのです。

 

夏の終わりにぎっくり腰を予防する3つの対処法

夏の終わりにぎっくり腰を予防する方法をまとめました。

 

1.ぎっくり腰の原因になる冷えに対処する方法

冷たいものや、アイスクリームを食べた後は、温かいお茶や白湯で内臓を労わることをおすすめします。

休肝日や、冷たいものを控える日を作ることもおすすめの対処法です。

 

2.ぎっくり腰の原因になる冷えに対処するには入浴がおすすめ

 

クーラーや冷たいもので冷やされた内臓をケアするには、入浴がおすすめです。

ぎっくり腰を予防するためには、暑い日でもなるべく湯船には浸かることを推奨しています。

3.ぎっくり腰を予防するためには動くことがとても大切

ぎっくり腰を予防するためには、体を動かすことによって腰やお腹周りの筋肉を柔軟にしていくことがポイントになります。

1時間座りっぱなしになった時には、伸びをして深呼吸を心がける。

会社やスーパーではエレベーターを使わないで階段を使う。

涼しいところでラジオ体操をやってみる。

と、暑さ対策をしながらも簡単に取り組める運動をお勧めします。

 

上記3つのことを夏の間も気をつけて生活しおくことで、ぎっくり腰の予防効果を促せます。

※もし、ぎっくり腰になった時の対処法を知りたい方はこちらのブログをご覧ください。

ぎっくり腰になった時に、すぐ対処できる方法を公開

 

ぎっくり腰でお悩みでしたらご相談ください

 

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

このブログがぎっくり腰を予防するためのお役に立てれば嬉しく思います。

もし、上記予防法に取り組んでも、定期的にぎっくり腰を繰り返す時は何か他にも原因があるかもしれません。

そんな時はお早めにご相談ください。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

 


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