子供の側弯症:手術以外の選択肢と治し方


 

お子様が病院で「側弯症」という診断を受けて、

「今以上、背骨のゆがみがひどくなれば、コルセットを着用していただきます」

「この子の姿勢がこれ以上悪くなったら、手術を検討しましょう」

こんな説明を受けて、心が押しつぶされそうな思いをされているのではないでしょうか。

 

インターネットで「側弯症」という言葉を調べても、不安になる情報ばかりで、どうしたらいいのか分からない。

「もっと早くこの子の異常に気が付いてあげられていたら…」

そう自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。

本当に辛いことだと思います。

このようなお悩みをお持ちの方に、少しでもお役に立てる情報をお届けできればと思い、このブログを書いています。

 

子供の側弯症の治し方:手術·コルセット以外の選択肢とシュロス法

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、院長の作尾大介です。

今回は「側弯症」について、私が学んできたことや当院での取り組みをお伝えします。

 

子供の側弯症とはどんな症状?

 

側弯症の特徴

側弯症は、思春期のお子様に突発的に起こることが多い症状です。

通常、人間の背骨は24個の骨でできています。

側弯症が起こると、日常の癖や成長の過程において、背骨が前後左右にグニャグニャと曲がったまま固まってしまうことがあります。

 

側弯症が見つかりにくい理由

側弯症の厄介なところは、軽度の場合、ほとんど症状がないことです。

運が良ければ、学校の定期健診で見つかることもあります。

しかし多くの場合、お子様が腰や背中の痛みを訴えて病院を受診した際に発見されるケースが多いです。

 

子供の側弯症の一般的な治療法(手術とコルセット)

残念なことに、今の日本の医療では、側弯症に対して次のような対応が一般的とされています。

コルセット療法

背骨のゆがみがこれ以上悪くならないように、鎧のように窮屈なコルセットを着用して予防する方法です。

お子様にとって、長時間コルセットを着けることは、身体的にも精神的にも負担が大きいものです。

 

手術療法

症状が進行した場合、背骨に金具を埋め込むような手術が提案されることがあります。

 

子供の側弯症を手術やコルセット以外で治す方法「シュロス法」

私自身の経験

私は、側弯症でお悩みの親御さんから

「この子は一生、このままの姿勢で生きていくしかないのでしょうか…」

「もっと早く対応してあげればよかった」

と、涙ながらに相談を受けることが何度もありました。

 

私も何とかして側弯症を改善できないかと取り組んでみました。

しかし、軽度の症状はある程度の変化が見られましたが、症状が進んだ側弯症には、なかなか良いアプローチが見つかりませんでした。

 

親御さんと本人の悲しそうな顔を見るたび、申し訳ない気持ちを押し殺し、手術やコルセットをすすめる専門の医療機関を紹介せざるを得ませんでした。

そんな中、ある方法に出会いました。

 

シュロス法とは

側弯症のことを調べていく中で、ドイツでは手術せずに側弯症に取り組んでいる「シュロス法」という技術があることを知りました。

昨年、その技術を東京で学べる機会があったので、休日をほとんど勉強に費やし、シュロス法を学んでまいりました。

※シュロス法の資格を持ったセラピストは、日本にまだ約30名しかいません(学んだ当時)。

シュロス法は、側弯症を手術せずに、背骨のゆがみに対してアプローチしていく方法です。

 

シュロス法の可能性

側弯症は、軽度であれば症状がほとんど出ません。

そのため、早い段階で個人の状態に合わせた運動を身に着けておくことで、大人になっても背骨のゆがみがほとんど目立たない状態を維持できる可能性があります。

 

「側弯症は手術しか選択肢がないのか?」

これは日本の常識ですが、海外ではもう古いと言われています。

 

当院での子供の側弯症への取り組み

私の治療院では、側弯症が重症化する前に、各個人の状態に合わせた運動を指導する取り組みを始めました。

当院での体操教室は、側弯症の方向けに特殊な設備を導入しています。

もし、

「手術しかないと言われたけれど、他に方法はないのだろうか」

「こんな窮屈なコルセットを子供に着けさせたくない」

とお考えでしたら、私と一緒に取り組んでみませんか。

 

私には「側弯症で悩む方々を少しでも減らしたい」という思いがあります。

お子様の将来のために、今できることを一緒に考えていければと思います。

 

まとめ:子供の側弯症の治し方

お子様が側弯症と診断されて、不安な日々を過ごされている親御様に、少しでも希望を持っていただけたらと思い、このブログを書きました。

側弯症は、早い段階での適切な対応が大切です。

「手術やコルセット以外の選択肢もある」ということを、ぜひ知っていただければと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お子様の健康と、ご家族皆様の笑顔あふれる毎日を心よりお祈りしております。

お問い合わせ

側弯症に関するご相談は、こころ鍼灸整骨院までお問い合わせください。

[こころ鍼灸整骨院 公式サイト](https://kokoro-ono.com/)

 

 

 

 

 


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