稲刈り時期のコンバイン作業後の腰痛を簡単に解決!


稲刈後の腰痛に悩んでいる患者さん
稲刈後の腰痛に悩んでいる患者さん
「稲刈りをした後は決まって腰痛に悩まされています」

いつも稲刈後に腰痛になる患者さん
いつも稲刈後に腰痛になる患者さん
「そろそろ稲刈りの時期…コンバインの作業後にいつも腰痛になる」

 

こんな問題を解決する方法をブログにまとめました。

稲刈り時期のコンバイン作業での腰痛を簡単に解決!

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。

小野市では、9月末から10月の前半にかけて、秋の稲刈りの時期です。

稲の美しい黄金色に囲まれるこの季節、小野市ではたくさんの実った稲穂を見ることができます。

毎年、稲刈りの時期になると、腰痛にお悩みの患者さんが増えるようになります。

患者さんに詳しくお話を伺うと

「コンバインに乗った後から、腰痛がひどくなった」
「刈り取った苗を運んだり、稲刈りの機材を洗ってから腰痛がする」

といったことを教えてくださいます。

どうやら、コンバインを使っての稲刈りは効率的で作業が楽な一方、長時間の作業で腰への負担が増えている可能性があります。

この度はブログに稲刈りの時期に発症する、腰痛の解消法をまとめました。

もし、稲刈り後の腰痛にお悩みでしたらこのブログがきっとお役に立てると考えています。

ぜひ、最後までブログを読んでみてください。

稲刈り後の最大の悩み、コンバインによる腰痛とは?

最新の論文をみてみると、稲刈り後に起こる腰痛の原因の一つにコンバインの振動や一定の姿勢が関係している可能性があることが書かれています。

LBP is found in both sedentary occupations and in drivers as well as those involved in manual materials handling. Any prolonged posture will lead to static loading of the soft tissues and cause discomfort. Standing and sitting have specific advantages and disadvantages for mobility, exertion of force, energy consumption, circulatory demands, coordination, and motion control. The seated posture leads to inactivity causing an accumulation of metabolites, accelerating disk degeneration and leading to disk herniation. Driver’s postures can also lead to musculoskeletal problems. Workers in a driving environment are often subjected to postural stress leading to back, neck, and upper extremity pain. This exacerbates the problems due to the vibration. Prevention is by far the treatment of choice. Improved muscle function can be preventative. Poor coordination and motor control systems are as important as endurance and strength. Fixed postures should be avoided. Seats offering good lumbar support should be used in the office. A suspension seat should be used in vehicles whenever possible.

pubmedより引用(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12117750/)

私も何度か稲刈りをお手伝いさせていただいたことがありますが、とても重労働な仕事だと痛感しました。

コンバインの振動や姿勢が腰痛と関係していることが分かったとしても、コンバインを使わないとなれば時間がかかるし、手間もかかかりますよね。

ですので、このブログにはコンバインで長時間座った後や、稲刈りで重いものを運んだ後に起きやすい腰痛をなるべく早く治す方法を、ブログにまとめました。

簡単な方法で稲刈り作業後の腰痛を解消する3つのポイント

稲刈り後に腰痛が長引いてしまうと、家事や育児、または日頃の仕事にも影響が出る可能性があります…

ですので、稲刈り後の腰痛をなるべく早く治す方法を3つにまとめました。

稲刈り後の腰痛を解消するには、ストレッチより前に睡眠と水分補給が大切

稲刈りでコンバインに乗った後、腰を触ってみると、カチカチに筋肉が張っている…

これが、稲刈り後に腰痛を起こしている原因なのか?

腰回りの硬くなった筋肉をほぐすために、ストレッチやマッサージも有効な対処法の一つです。

しかしながら、稲刈り後の腰痛をなるべく早く治すためには、ストレッチの効果を最大限に引き出す準備が大切です。

稲刈り後の腰痛や体の疲労を改善するためには、まず水分の補給が大切です。

ですので、稲刈りの作業中や作業後にもこまめに水分を補給することをオススメします。水分補給のタイミングは15分に一口ほど水分を口に含むことです。

稲刈りの作業中に水分の補給が難しい時は、こまめに休憩をとって水分補給を心がけることをオススメします。

稲刈り後の腰痛を簡単に解消する鍵は入浴が大切

硬くなった筋肉をほぐすためには、体の血液を循環させることが大切です。

私たちの体は血が流れることによって、筋肉や内蔵、脳といったさまざまな組織に栄養と酸素を送り届けています。

ですので、稲刈りの作業後は、数日間湯船で体を温めることををオススメしています。

稲刈り後の腰痛を簡単に解消するために睡眠が重要

私たち人間は睡眠中に体を回復しているだけでなく、睡眠によって脳の疲労も解消するシステムがあります。

脳の疲労が解消することで、筋肉の緊張もとれやすくなります。

さらに、脳の疲労が解消すると、腰痛や体の節々の痛みも軽減するメカニズムがあるのです。

脳は腰痛や体の節々の痛みを調整する、重要な働きを持っています。

ですので、稲刈り後に腰痛や体の不調が長引く時は、なるべくたくさん睡眠をとることをオススメします。

稲刈り後の腰痛を解消する簡単なストレッチを紹介

・こまめに水分補給を行う。
・お風呂はゆっくり温まる。
・よく寝る。

稲刈り後の腰痛を解消するために、とても簡単にできることをまとめました。

上記3つのことを取り組んだ上で、ストレッチも取り入れていただきますと、さらに稲刈り後の腰痛を解消する効果を促せます。

稲刈り後の腰痛の予防や軽減のためにできる、簡単なストレッチをまとめました。

膝の裏を伸ばす:座ったままで、ゆっくりと前に体を倒して、つま先に手が届くところまで伸ばします。5秒間キープして、ゆっくり戻ります。これを3セット。

 

膝の前を伸ばす:これも椅子を持って、膝の前を伸ばし、10秒ほどキープしてください。

 

股関節の前を伸ばす:伸ばしたい側の足を引いて、ストレッチがかかったところで背中を伸ばします。

 

背中のねじり:座った状態で、右手を左の膝の上に置き、体を左側にゆっくりとねじります。5秒間キープして、反対側も同じように。これを2セット。

 

骨盤や股関節回りの筋肉を伸ばす:椅子に座ったままで、一方の足を反対の膝の上に乗せ、ゆっくりと前に体を倒していきます。10秒キープして、反対側も同じように取り組んでみてください。

これらのストレッチは、腰痛と関係の深い筋肉をほぐし、血行を良くして筋肉の疲労を和らげる効果を期待できます。

※動画を見ていただけますと、さらにストレッチの理解が深まると考えています。もし、お時間の許す方は下記動画をご視聴ください。

音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/nbFWkWSbnDb

稲刈り後の腰痛、コンバインを使用した後の腰痛でお悩みでしたらお早めにご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

稲刈り後の腰痛を簡単な方法で解消に導く方法についてまとめました。もし、稲刈り後の腰痛にお悩みでしたら、このブログに書いてある対処法や、ストレッチの方法がお役に立てると考えています。

ですが、一向に稲刈り後の腰痛が良くならない時は、他にも何か原因があるかもしれません。

そんな時はお早めにご相談くださいい。

この度のブログが、稲刈り後の腰痛を解消するきっかけになれば幸いです。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)


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