肩こりをマッサージ以外の方法で解消した方法


「肩こりがひどくなると頭痛が長引いていました」
「ひどい肩こりで週に1回はマッサージを受けていましたが、その時だけしか良くなりません」

こんなお悩みを抱えていらっしゃった患者さんより喜びの声を頂戴しました。

肩こりをマッサージ以外の方法で解消した方法を公開

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。

このブログでは、肩こりをマッサージ以外の方法で和らげる方法についてまとめています。

当院に肩こりのお悩みを抱えて来院なさる患者さんからも

「肩こりでマッサージを受けてもその時だけラクになりますが、すぐに肩が凝ってくる」
「もう1年くらい肩こりでマッサージを受けてきましたが良くなりません」

といったお悩みを伺うことがあります。

肩こりで辛いなか、なんとかしようと対処しているのに良くならないのは、本当に辛いことだと思います。

 

当院に肩こりで来院なさる患者さんに、施術とともにお伝えしている肩こりの対処法があります。

この方法をお伝えすると、ほとんどの患者さんが肩こりを忘れて生活されています。

 

ですので、このブログでは肩こりをご自身で和らげていく手法をまとめました。

 

もし肩こりでお悩みでしたら、このブログの内容がきっとお役に立てると考えています。

ぜひ最後までブログをお読みください。

 

肩こりを和らげる!マッサージや湿布、ネックレス以外の選択肢

肩こりをなんとかしたいと、たくさんの治療を受けてきたのに良くならないのは、本当に辛いことですよね。

はじめに、私ごとで恐縮ですが、

私は修業時代の10年を含め、こころ鍼灸整骨院を開業しおよそ13年間、多くの肩こりでお悩みの患者さんを施術させていただきました。

柔道整復師を志した初学のころは、肩こりを揉みほぐせば良くなると考え、たくさんの患者さんをマッサージしてきました。

 

しかし、肩こりの患者さんは一向に良くならず、毎日のように整骨院に再来院されるのです。

マッサージをさせていただいた患者さんが翌日に来院された時、改めて検査をしてみると、肩こりはほぐれるどころか、さらに硬くなっていたことを今でも覚えています。

 

肩こりをマッサージする行為は、スーパーで売っている鶏肉を指で強く押す行為とよく似ています。

鶏肉を何度も強く揉むと、肉の繊維が潰れてミンチのような状態になります。

せっかく肩こりを治すために努力をしているのに、よくならないとしたらとても辛いことだと思います。

 

つまり、筋肉を強く揉めばほぐれるどころか、逆に傷をつけてしまうことになるのです。

 

肩こりでマッサージを受けた時に、一時的にラクになるのは、マッサージを受けている間に

「心地よい」

「気持ちよい」

と、心が少しリラックスするためです。

しかし、実際には体に傷がついた状態となるため、時間が経つと再び肩こりが起こる原因になるのです。

 

マッサージをせずに肩こりを自分で和らげる方法

では、そもそもどうして肩こりが起こるのでしょうか?

「なぜ肩こりになるのか?」原因を考えてみました。

 

1.長引く肩こりの原因:血行不良

私たち人間の体を流れる血液の中には、酸素と栄養が含まれています。

そして、血が流れることで内臓や筋肉、神経、皮膚に酸素と栄養が送り届けられています。

たとえば、お風呂に入って血流が良くなると、体がラクになる、そんな経験をしたことはないでしょうか?

私たちの体は、血流が活性化することで回復のメカニズムが働くのです。

しかしながら、肩や首まわりの筋肉や関節が硬くなると、血液の循環を妨げられてしまいます。

この状態は、庭のガーデンホースがねじれた状態によく似ています。

ホースがねじれてしまえば水の流れが阻害されるように、肩や首まわりの筋肉が硬くなると、血の巡りが悪くなり、栄養の供給が滞ることで肩こりが起こるきっかけになるのです。

 

 

2.長引く肩こりの原因:ストレス

肩や首まわりの筋肉は、脳と神経がつながっています。

怒ったり、緊張したりすると肩が上がった状態(怒肩)になるのは、脳の興奮状態がそのまま肩まわりの筋肉に投影されるためです。

ストレスで脳が興奮状態になると、筋肉が脳の状態を反映して反射的に硬くなり、肩こりを引き起こす原因となります。

※「いやいや、ストレス溜めるなんて無理じゃん」そう思った方も、もう少しお話を聞いてください。

肩こりの対処法に、ストレスが原因の際の対処法もご紹介しています。

 

 

3.長引く肩こりの原因:悪い姿勢

私たちの体は常に重力を受けています。

猫背や首を肩よりも前に突き出した悪い姿勢が続くと、肩や首に余分な重力がかかり、筋肉に負担が生じます。

その結果、長引く肩こりを引き起こす原因となってしまいます。

※「いやいや、仕事で前屈みになるのでずっと良い姿勢なんて無理や」と思った方も、もう少しお話を聞いてください。

肩こりの対処法に、姿勢が原因の際の対処法もご紹介しています。

 

これら3つの原因を理解したうえで肩こりを予防し、効果的な対処法を実践していきましょう。

 

改善事例をもとに初公開!自分で肩こりを和らげる方法

 

 

自宅で肩こりを軽減・予防できる方法がありますので、ここでご紹介させていただきます。

 

1 肩こり解消の秘訣は運動が鍵になる

肩こりを自分で解消する秘訣は、硬くなった筋肉や関節をほぐし、血流を改善することがポイントです。

そのためには、手軽に続けられる10分程度のウォーキングがおすすめです。

実際に海外の論文でも、オフィスワーカーに歩行習慣を取り入れることで、首の痛みの予防になったと報告されています。

 

オフィスワーカーを対象に「歩数を増やす」介入を行ったところ、6か月間で首や肩の痛みの発症率が有意に減少した

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31849170/

ウォーキングに慣れてきたら、徐々に歩く距離を増やしていくとさらに効果的です。

ゆっくりと歩くことで体は徐々にほぐれてきます。

また、体を動かすことで代謝量を高まり、呼吸によって取り込んだ酸素や食事から摂取した栄養から、たくさんのエネルギーを作りだすことが可能になります。

その結果、硬くなった全身の筋肉にも栄養が送り届けられ、筋肉をほぐす効果が期待できます。

 

ぜひ、コツコツと続けられる運動を意識してみてください。

 

 

2 肩こり解消には入浴がおすすめ

お風呂で体を温めることで、硬くなった筋肉をほぐし、さらに体をリラックスさせることも可能です。

湯船にゆっくりと浸かり体を温まることをおすすめします。

 

3 笑いによるストレスケアで肩こりを緩和

肩こりはストレスとも関係していることは前述の通りです。

笑いには、ストレスによって作られるホルモン(コルチゾールの分泌)を低下させる働きがあります。

ちょっとでもおかしいことがあれば、大袈裟にでも笑ってみることで、ストレスによる体の不調を和らげることが可能です。

 

当院の患者さんには、マッサージを一定期間お休みいただき、施術と共に日常生活で上記3つのことに取り組んでいただくことをおすすめしています。


施術とあわせて上記3つのことを取り組んでいただくことで、肩こりから解消された患者さんを沢山みてきました。

肩こりを解消された患者さんの声を一例ご紹介させていただきます。

同じように肩こりでお悩みの方の励みになれば嬉しく思います。

 

マッサージに頼ることなく肩こりを解消された患者さんの声

お名前 O・Mさん 肩こり

40代 女性 住所 尼崎市 職業 飲食

 

Q.何が決め手で当院を受診されましたか?

 

母が受診していたので

 

Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

 

肩こり、足のだるさ、かかとの痛み

 

Q.実際に受診されてよかったことを書いてください

足が疲れるとかかとが痛くなり、ひどい時は歩くのもつらいほどでした。

今は教えてもらったストレッチや治療のおかげで楽になりました。

肩こりも薬を飲むことが少なくなりました。

 

この度の患者さんの改善事例はこちらのブログに詳しく書いています。

肩こりで湿布や薬を手放せなかった女性の改善例

 

 

マッサージをしても肩こりがよくならない時はご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

もし、肩こりでお悩みでしたらこの度ブログで紹介させていただきました3つの対処法を1ヶ月ほど継続してみることをおすすめします。

もし、上記3つの肩こりの対処法を1ヶ月間継続しても一向に肩こりが良くならない場合は、他に何か原因がある可能性も考えられます。

そんな時は、一人で悩みを抱え込まず、ぜひ当院までご連絡ください。

このブログが肩こりでお悩みの方の励みになれば幸いです。

 

 

監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介

 


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