「夜なかなか寝付けなくて、朝もスッキリしない…」
「季節の変わり目で体がだるくて、仕事に集中できない」
「急な温度差で頭痛や肩こりがひどくなった」
「めまいやふらつきで日常生活に支障が出ている」
秋に入ってこのような不調でお悩みでしたら、このブログをお読みください。
【秋バテ解消】自律神経の乱れで眠れない・だるい・めまいでお悩みの方へ
こんにちは。兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、院長の作尾大介です。
こころ鍼灸整骨院を開業している小野市でも夏の暑さも徐々に和らぎ、秋らしくなってきました。
しかしながら、季節の変わり目とともに来院なさる患者さんから
- 「夜なかなか寝付けなくて、朝もスッキリしない…」
- 「季節の変わり目で体がだるくて、仕事に集中できない」
- 「急な温度差で頭痛や肩こりがひどくなった」
- 「めまいやふらつきで日常生活に支障が出ている」
といった秋特有のお悩みを伺う機会が増えています。
このような不調は秋バテとも言われています。
秋バテは自律神経の乱れと深い関係があります。
この度のブログでは、10月から11月にかけて増えてくる、秋バテの対処法についてまとめています。
もし、同じように秋バテでお悩みでしたらこのブログがきっとお役に立てると考えています。
ぜひ、最後までブログをお読みください。
秋バテとは?症状と原因について知ろう
森下仁丹が調べた秋バテのデータを引用すると
秋にかけての不調経験者に具体的な秋バテの症状を伝え、該当する症状を伺うと、「体が怠いと感じる(48.9%)」「いつもより疲れが取れない感じがする(47.7%)」「いつもよりやる気がでない感じがする(42.0%)」という回答が他の回答に比べ約15%高い結果となった(図3)。
「全国の20代/30代/40代/50代の男女100名、合計800名に聞いた「秋バテによる体の不調に関する意識調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000035073.html
より引用
つまり、秋の不調は「だるい」「やる気が出ない」といった、体の不調とともに、メンタル面の不調を伴う傾向があります。
このような不調を秋バテと総称して呼ばれています。
秋バテの症状
症状としては、頭痛や肩こり、めまいや立ちくらみを訴える方が多い傾向があります。
また、以下の症状に複数当てはまる場合は秋バテの可能性があります。
体のだるさや疲労感:体がだるい、疲れやすい、疲れが取れにくい
精神的な症状:やる気が出ない、集中力の低下、抑うつ感、イライラ
睡眠の問題:朝スッキリ起きられない、1日中眠い、不眠
消化器系の症状:食欲不振、胃腸の不調、胸やけ、胃もたれ
その他の症状:顔色がくすむ、冷え
秋バテの2つの原因
①自律神経の乱れ
秋は気温や気圧の変化が大きく、日中と朝晩の寒暖差も激しくなります。
この急激な気象変化に身体がうまく順応できないと、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経の乱れは、様々な不調の原因となります。
②夏の疲れと冷え
夏の間に蓄積した疲れを引きずったまま秋を迎えてしまうことも原因の一つです。
また、夏の間の冷房や冷たい飲食物の摂りすぎによる「冷房冷え」や「内臓冷え」も関係しています。
冷えは血液循環を悪くし、胃腸の機能低下を引き起こすこともあります。
これらの2つの要因により、身体が秋の環境変化にうまく適応できず、だるさや疲労感、食欲不振、胃腸の不調などの秋バテ症状が現れやすくなる可能性があります。
なぜ秋は体調を崩しやすいの?
秋は特に自律神経が乱れやすい季節です。
その理由は主に3つあります。
- 急激な気温差による体温調節の負担
- 夏の疲れが蓄積している状態
- 日照時間の変化による体内リズムの乱れ
上記3つの理由が、自律神経に影響を与えることで、秋バテの不調を引き起こすことになります。
秋バテが自律神経と深い関わりがある理由
自律神経には、活動するときに優位に立つ交感神経と、食事や休憩、睡眠など体の回復を促すときに優位に立つ副交感神経という2つの神経があります。
自律神経はまるで自動制御装置のように、日常生活の中で活動するときには交感神経が優位に立ち、体を休めるときには副交感神経が優位に立つように自動的に制御されています。
自律神経は人間の自動制御システムですので、自律神経を調整できるのは、他の誰でもなく、自分自身でしか調整ができないものです。
自律神経のバランスが崩れると、様々な不調が現れます。
私たち人間の体は体温や血圧、脈拍を一定にしようとする働きを持っています。
ですので、急な温度の変化が起こると、体温調整にエネルギーを使うこととなります。
秋はコロコロと変わる気温や気圧の変化に対して、体の機能を一定に保とうする際にたくさんのエネルギーを使うことになります。
人の体は血圧や脈拍がおかしくなると、生命の危機につながります。
ですので、優先して体温や血圧、脈拍を一定にする機能にエネルギーを供給しています。
その結果、背中や肩、腰、首、足回りの筋肉はいつもよりエネルギーの供給が少なくなり、不調を起こしやすい状態になっています。
だから、秋になると頭痛や背中の痛みが起こりやすい状態となります。
秋の気温、気圧の変化や、急な気候の変化によってこのような不調が起こりやすくなってしまうのです。
自宅でできる秋バテの対策:日常でできる3つのケアと予防法
秋バテの不調の原因や症状について書きました。
ここまで不安を煽るようなことを書いて申し訳ありません。
「え、秋って過ごしやすい季節だと思っていたのに…」と、思った方も大丈夫ですよ。
とても簡単に秋バテを予防する、あるいは秋バテの不調を和らげる方法がありますので、お体に不調を感じる時には今から紹介する方法を実践してみてください。
1 秋バテ予防には呼吸がカギになる
30分に一度の深呼吸
また、呼吸の質を高める方法として、息を吸う時間よりも、吐く時間を長くすることが大切です。
30分に1度の深呼吸と、呼吸の吸う:吐くのリズムを1:2にすることで、自律神経の機能を正常に戻していくことが可能となります。
2 秋バテは規則正しい生活で和らげていける
規則正しい生活を送ることによって、脳にある体内時計を正常に戻し、ホルモンのバランスや体の機能を正常に戻していくことが可能です。
疲れを感じる時には、早めに寝て、朝起きたら好きなテレビやラジオでも聴きながら、友人や家族と会話をする。
そして、美味しい朝ごはんを食べる。
これだけで秋バテの予防になります。
3 秋バテは運動や入浴によって血流を促進することで対処する
適度な運動や入浴で血の流れを促すことで、栄養と酸素が豊富に備わった血液を体中に送り届ける機能を活性化できます。
その結果、自律神経の機能を正常に整える効果を促せます。
1日10分のウォーキングや入浴後のストレッチ。
ラジオ体操も良い運動になります。
また、お風呂は湯船につかり体を温めることで秋バテの予防になります。
秋バテの症状でお困りでしたら、ぜひ、上記3つのことを1ヶ月ほど継続してみることをお勧めします♪
当院に自律神経の不調で来院なさった患者さんの喜びの声
当院で秋バテに似た自律神経の不調を改善された患者さんの声を紹介させていただきます。
同じような不調でお悩みの方の励みになれば嬉しく思います。
60代女性のKさんは、長年の肩こりと体の倦怠感、腰痛でお悩みでした。
「様々な治療院に通いましたが、一向に改善せず不安な日々を送っていました。でも、こちらの治療を受け始めてから、徐々に体が軽くなってきて、今では月1回のメンテナンスで快適に過ごせています」
詳しくはこちら
70代女性のMさんは、13年間も続いためまい、ふらつき、不眠でお悩みでした。
「5か所もの治療院を転々としましたが、こちらで3ヶ月、10回の治療を受けためまいやふらつき、不眠が驚くほど改善しました」
秋バテによる不調でお悩みでしたらご相談ください
このブログでは秋バテと深い関わりのある、自律神経の不調について対処法や予防法を紹介させていただきました。
もし、秋バテの不調でお悩みでしたらブログで紹介した対処法を継続いただければ幸いです。
ですが、このブログで紹介した方法を継続しても一向に改善がみられない時には、他にも何か原因がある可能性があります。
そんな時はお早めにご相談ください。
秋バテの症状は我慢せず、早めの対策が大切です。
特に自律神経の乱れによる不調は、適切なケアで和らげていくことが可能です。
当院では、お一人おひとりの症状に合わせた丁寧な施術で、多くの方の秋バテ改善をサポートしてきました。
体調の改善について、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
このブログが秋バテの不調でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)