「腰痛とともに、足までしびれる…これって何か怖い病気じゃないかな」
「病院レントゲンを撮ったら、骨が変形してるって言われた。このままで大丈夫なんでしょうか?」
こんな不安がある時にはこのブログがお役に立てると考えています。
腰痛ですぐに病院や医療機関を受診した方が良いケース
こんにちは、兵庫県小野市にて、こころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。
当院には腰痛の患者さんが多数来院されています。
腰痛にお悩みの患者さんにお話を伺うと
「腰痛とともに、足までしびれる…これって何か怖い病気じゃないかな」
「病院レントゲンを撮ったら、骨が変形してるって言われた。このままで大丈夫なんでしょうか?」
といったことで不安を抱えていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
ですので、この度は腰痛について詳しくブログにまとめました。
時として腰痛は危険な病気のサインになることもあります。
ですが、多くの場合は慢性的な不調のケースが多いです。
必要以上に不安になると、心身ともに良くありません。
腰痛に不安を感じている時には、このブログをお読みいただくことで適切な対応が可能となります。
腰痛にお悩みでしたら、ぜひ最後までブログをお読みください。
こんな腰痛は整骨院よりすぐに病院へ!病気の危険を伴う腰痛
近年、腰痛に対する研究が世界中で進み、今までの常識が覆されるような事実がわかってきました。
最新の研究や論文によると、腰痛の95%は命に係わるような危険はありません。
ですが、残りの4%には骨折、そして1%に腫瘍といった重篤な疾患が隠れていることもあります。
このような重篤な疾患が隠れているかもしれない腰痛は「レッドフラッグ」とよばれています。
この度は危険を伴う腰痛「レッドフラッグ」についてお話します。
ブログを読まれている方々にとって、少しでもお役に立てる情報を提供できれば幸いです。
見逃してはいけない腰痛「レッドフラッグ」
レッドフラッグというのは、腫瘍や骨折、血液や血管の病気、神経の病気を伴う腰痛のことを言います。
もし、腰痛とともに下記症状がある時にはお近くの医療機関で相談してみてください。
いつもより耐え難い痛みの腰痛(今までとは違う腰痛)。
突然の胸や背中の激痛。(今まで高血圧や糖尿病といった病気で医療機関にかかっている)
前屈みになると激痛で背中を伸ばせない。
以前から歩くと足がしびれて、長い距離を歩けなかった。
ガンの既往や悪性腫瘍の既往がある。
長期間ステロイドのお薬を服用していた。
おしっこや便が漏れる。
腰痛に伴い目の炎症があり、腕や指、膝、肘といった他の関節も強張るような症状が続いている。
最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)
全般的な体調不良
原因不明の体重減少
発熱
発症年齢が20歳未満か55歳超
咳をしたり、深呼吸をするだけで激痛がする
これらの項目に一つでも該当すれば、確実にレッドフラッグというわけではないですが、今までに経験のないような症状と、何をしても痛みに変化がない場合はお近くの医療機関を受診することをお勧めします。
驚かすようなことを書いてしまい申し訳ありません。しかしながら、
転移性脊椎腫瘍(てんいせいせきついしゅよう)
脊髄・馬尾腫瘍、(せきずい・ばびしゅよう)
化膿性脊椎炎(かのうせいせきついえん)
椎体骨折(ついたいこっせつ)
解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)
強直性脊椎炎(きょうちょくせいせきついえん)
閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)
馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)
といった病気は腰痛を伴うことがあるのです。
こんなことを聞くと不安になるのも無理のないことかと思います。
ですがご安心ください。
腰痛の85%は原因が特定できないものばかりです。
長引く腰痛でお悩みでしたらご相談ください
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
こころ鍼灸整骨院では問診と検査に時間をかけて、患者さんに最も適切な施術プランを提案しています。
腰痛が長引き不安を感じている時には、お早めにご相談ください。
このブログ腰痛でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)