「眠っていても左肩から腕にかけてしびれてくる…何か怖い病気じゃないかな?」
「左腕が痛くてぐっすりと眠れない」
このような不調でお悩みだった患者さんより、喜びの声を頂戴しました。
腕の痛みや肩から腕にかけてしびれが治るメカニズム
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。
このブログでは、左肩の痛みや、左肩から腕にかけてのしびれでお悩みだった患者さんの改善事例を紹介しています。
当院に来院なる患者さんからも
「腕がだるくて、寝ている時にしびれてくる…これって何か怖い病気かな?」
「寝ている時も肩から腕にかけてだるくなる」
という相談を受ける機会があります。
腕のだるさやしびれ感が長引くと、「何か怖い病気じゃないかな…」不安になるのも無理のないことかもしれません。
ですので、この度は腕のだるさやしびれについてブログにまとめました。
このブログをお読みいただくことで、腕のしびれについての対処法が身につく可能性があります。
ぜひ、最後までお読みいただければ幸いです。
腕の痛みやしびれを治すためのチェックポイント
最初に脅すようで申し訳ありませんが、急に手がしびれたり、重だるくなることは、ごく稀に危険な病気の兆候であることがあります。
手のしびれやだるさと共に以下の症状が見られる場合は、注意が必要です。
・頭痛やめまいが伴い、朝に急に吐いたりする
・急に言葉が出なくなったり、呂律が回らなくなる
・手に薄いグローブをはめているような感覚がある
・重度の糖尿病を指摘されている
・数日前に風邪や感染症にかかり、その後両手が重だるくなったりしびれが出る
これらの症状が見られる時の腕のだるさやしびれは、何か危険な病気が隠れている可能性があります。
詳しく知りたい方は下記URLより厚生労働省のガイドラインをご覧ください。
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/urgency.html
もし、上記の事項に該当する場合には、なるべく早くお近くの医療機関で一度ご相談ください。
教えて!腕の痛みやしびれで眠れない原因
私たち人間の体は怪我をしたり、風邪をひいたりすると自然に治っていく働きがあります。
しかし、腕のだるさやしびれは、なぜ一向に良くならないのでしょうか?
この度、当院に左肩の痛みと、左肩から腕にかけてのしびれを訴えて来院なさった患者さんは、50代女性のトリマーをされている女性の方(以下Fさん)でした。
Fさんのお体を検査させていただくと、左肩の周りの関節と、筋肉が硬くなっている状況でした。
特に、左肩の前の筋肉と、左の首の前の筋肉がカチカチになっている状況だったのです。
Fさんは
「仕事で動いている時は問題ないのですが、仕事を終えると左肩から腕にかけてしびれてきます」
「しびれが怖くて病院に行くと、痛み止めをもらいましたが一向に良くなりません」
と、お悩みだったのです。
人の体は怪我や病気をしても徐々に改善する機能があります。
ですが、Fさんの左腕はどうしてしびれ治らなかったのでしょうか?
突然ですが、私たち人間の体は呼吸することで、体のエネルギー源となる酸素を取り込んでいます。
呼吸によって酸素を取り込み、体の老廃物を排出する働きがあります。
そして、呼吸によって取り込んだ酸素は食事によって取り込んだ栄養とともに、血液の流れによって全身に供給されています。
しかし、筋肉や関節が硬くなると、血管を圧迫するストレスがかかることになります。
その結果、血の巡りが阻害され、重だるさやしびれを引き起こすことになります。
正座を長時間すると、足がしびれたり、立ち上がろうとしたときに足が重だるく、思うように動かなかった体験はないでしょうか?
これは、長時間の正座によって太ももやふくらはぎの筋肉、ひざの関節が硬くなり、血の巡りが阻害されることで、しびれや重だるさが起こるものです。
正座を長時間したときのしびれや重だるくなるメカニズムと同様に、腕のだるさやしびれは、首や胸、肩、肘周りの関節や筋肉が硬くなることで発症することがあります。
Fさんの腕のしびれは首や肩まわりの筋肉や関節が硬くなることで、首から腕にかけて伸びる神経に悪い刺激を与えていました。
ですので、当院では首や肩まわりの硬くなった関節や筋肉を整体で整え、柔軟になるように施術をさせていただいたのです。
すると、Fさんの腕のしびれや方の痛みは回を重ねるごとにみるみると良くなってきたのでした。
腕の痛みやしびれを自分で治していく方法
首や肩の前の硬くなった筋肉が、腕にしびれや痛みを引き起こしている原因となっている時は、硬くなった関節や筋肉を柔軟にすることで、腕の重だるさやしびれを和らげることが可能です。
ただし、強いマッサージやストレッチは筋肉や関節を痛め、さらに腕の重だるさやしびれが強くなる恐れがあります。
そのため、首や肩、腕の筋肉を強くマッサージすることはオススメできません。
Fさんに施術とともにご協力いただいたことは以下の通りです。
・お風呂は湯船に浸かり温まること
・首や肩、腕の凝るところをゆっくりさすること
・首や肩、腕の凝るところを入浴の際にシャワーで温めること
・腕や首、肩をストール等で覆うこと
・デスクワークや車の運転、前屈みの姿勢が長時間続くときは、30分に一回伸びをして深呼吸すること
上記のことに取り組むことで、体の血の巡りを改善し、なおかつ呼吸によって酸素をたくさん取り込める効果を促せます。
その結果、腕のしびれは改善していく傾向がありました。
Fさんからは、施術を開始して2ヶ月経った時に
「腕のしびれや肩の痛みを忘れて仕事ができています」
「あの痛みから解放されたことで、愛犬の散歩もラクに行けるようになりました」
と、喜びの声を頂戴しましたので、このブログでご紹介させていただきます。
同じような症状で苦しまれている方の励みになれば嬉しく思います。
肩の痛みと腕のしびれが改善した患者さんの声
F.N様 兵庫県小野市 在住
50代女性 職業 トリマー
症状:肩から腕にかけての重だるい痛み、腕の重だるさ
治療期間 2か月 治療回数 5回
現在は痛み改善し、大忙しのお店を切り盛りしています。
今のところ月に1回メンテナンスに通院されています。
腕の重だるさやしびれでお悩みでしたらご相談ください。
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
この度のブログが、腕の痛みやしびれでお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
もし、腕の痛みやしびれが長引く場合は、当院でも施術が可能です。
お気軽にご相談ください。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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