「なんか知らんけど、雨が降ったら手術をした後の傷がピリピリする」
「冷えると昔に痛めた肩やひざがうずく…」
こんなことってありませんか?
実は、私も過去に肩やひざの手術をしましたので同じ体験をしています。
こうした症状を自宅で予防・軽減する方法をブログにまとめています。
手術をした方や、寒くなったり、雨が降ったりすると痛くなることがある方は、対処法や痛みが起こるメカニズムを詳しく書きましたのでお時間のある時にご覧ください。
こんにちは、兵庫県小野市にあるこころ鍼灸整骨院院長の作尾です。
この度は、過去に怪我をしたところが痛む、
あるいは、寒くなるとチクチクしてくる。
もしくは引きつる
それとも、雨が降ると痛くなる
そういった症状を軽減・予防する方法を詳しくブログに書きました。
もしも、このブログをご覧のあなたが同じような症状でお悩みでしたら、このブログを読むことで、気温や気圧の変化の度におこる体の症状を改善するきっかけなるかもしれません。
体の表面にある痛みや、シビレ、温度を感じ取るセンサー
私達人間の皮膚や筋肉の表面を包んでいる膜には、温度や痛み、も
このセンサーは、ものに触れるといった刺激以外に、皮膚を引っ張
例えば、ストレッチをしたときに伸ばされいる感覚は筋肉の表面や関節、皮膚の
「それ以上力がかかると切れちゃう…」
「あ、まだいけそう」
と、刺激をコントロールしている働きをしています。
ただ、こうしたセンサーに刺激が入ったままになると、次第に引きつる感覚や痛み、シビレとして感じることになってしまうんです。
さらに、手術をした後の縫い合わせた傷口が硬くなってしまうと、これと同
怪我をした後の傷口や手術をした縫い目が硬くなると…
私達の皮膚や筋肉を包んでいるサランラップのように薄い膜は、体の全身を包み込みこんでいます。
ですので、体を包む膜の一部が硬くなると全身に影響を与えることになります。
ほら、ピタピタの服を着ると手を上げにくくなるような体験ってありませんか?
それと同様に、体の表面を包む皮膚や膜が何らかの原因で硬くなると、手足の動きに影響を与えてしまうことになるのです。
「棚のものを取ろうとしたら手が上がりにくい」
「背中がすぐに丸くなる」
といった症状は過去の怪我や手術後の傷跡の硬さが、皮膚や体を包む膜に影響を与えている可能性があります。
こんな傷口がある方に症状が起こりやすいです。
・手術をした後の傷口が盛り上がっている
手術をして皮膚や筋肉を縫い合わせると、傷の中央は陥没し、傷口の周囲が盛り上がっていることがあります。
こうしたときは以外に傷口の硬さが影響して、体の動きを制限していることがあります。
・手術をした後の傷口の周りがヒリヒリしたり、痒くなる
手術をした後の傷口がかゆくなるようなときって手術の傷口が皮膚の表面にあるセンサーを刺激している可能性があります。
・体が冷えたり、気圧の変化で手術のあとや過去の怪我が痛くなる
雨が降る前になるとひざが痛くなったり、手術をしたところが痛くなる方は注意が必要です。
ひょっとすると、体の表面の硬さはなくてもひざや肩といった関節を構成する靭帯や、関節をつつむ袋が手術や過去にした怪我の影響で硬くなっている可能性があるんです。
こうした傷口の硬さを予防する方法を紹介させていただきます。
過去の傷口の痛むところを中心に上下、左右、斜め、時計回り、反時計回りに皮膚を動かしてみてください。
硬い方向を見つけたら、その方向に皮膚を引っ張ったまま15秒から20秒ほどキープしてみてください。
そうすると傷口の硬い所にストレッチがかかり、硬くなったポイントを柔軟にしていくことができます。
こうした手術の傷あとや怪我の後は、日本において施術をするという概念がないので、意外とそのまま放置されていることが多いです。
実は私も今まで大きな手術を2回ほど経験しました。
手術の抜糸をして3カ月もたつのに、
「何か手術をした後の傷口がピリピリするな~」
と、傷口を上記方法で施術してみたところ、瞬く間にそうした症状が良くなりました。
意外と効果的ですよ♪
※注意:抜糸をしてからか、傷口がふさがってからやるようにしてください!
手術後の傷口や、過去にした怪我を根本から改善していくには
過去の怪我や手術をした後の傷跡は、ただ硬いだけではなく、硬くなっている皮膚や筋肉を包む膜がどの方向に硬いのかを考えて施術する必要があります。
こうした症状は揉んだり、ストレッチをしたり、むやみやたらと矯正をしてもよくなりません。
硬くなったポイントを明確にし、ピンポイントで施術する必要があるんです。
当院ではこうした症状を施術するために、検査と施術が融合した特殊なテクニック
「モーションパルペーション」という施術を行っています。
こころ鍼灸整骨院で使用する特殊な「モーションパルペーション」
※モーションパルペーションの詳しい説明はこちらのページをご覧
ですので、手術をした後の傷口にも、患者さんの体に負担を掛ける
傷口を繊細に触れると、ある方向に動きにくいポイントがあります
そうした硬さが「チクチクした痛み」や重だるさの原因になってい
傷口の痛みには湿布を貼ってその場しのぎの対処をするより、
あるいは、痛みどめを飲むよりも
硬くなって痛みを引き起こしている原因を施術するほうが効果があ
長引く症状でお悩みでしたら、一人で悩やまずにお気軽に当院までご相談ください。
この度のブログの内容を動画にまとめました。
この動画を合わせてご覧いただくとより深く内容を理解して頂けます。
お時間のある時にご覧ください。
まとめ
・皮膚や筋肉の表面、関節を包む膜には痛みや、シビレ、温度を感じ取るセンサー
・過去に手術をしたあとの傷口や怪我の後は、全身に影響を与え、体の動きに制限を起こすことがある。
・こんな時は傷口が硬くなっている可能性がある
・手術をした後の傷口が盛り上がっている
・手術をした後の傷口の周りがヒリヒリしたり、痒くなる
・体が冷えたり、気圧の変化で手術のあとや過去の怪我が痛くなる
・傷口の硬さを予防する方法
・手術後の傷口や、過去にした怪我を根本から改善していくためには、硬くなっているポイントを正確に施術していく必要がある
監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾 大介
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