ストレスによる心身の不調を和らげる健康法の公開


「最近、独り言が増えた気がする…これってストレスが原因?」
「知人や同僚の一言でイライラしてしまう…ストレスのを和らげる方法はないのかな?」
「体の倦怠感で病院に行くとストレスが原因だと言われた…対処法はないのかな?」

そんなお悩みがある時にはこのブログがお役に立てると考えています。

 

運動や日常の習慣で心身の不調を改善!ストレス解消と健康を維持する効果的な方法

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています院長の作尾大介です。

 

このたびのブログでは、運動によってストレスを解消する方法についてまとめています。

・最近なんだかイライラして眠れない。
・独り言が増えてきた。
・同僚の心無い一言が気になって仕事に集中できない…
・家事や育児、仕事に追われれて家庭で子供にキツく当たってしまった。

このような時には精神的なストレスが影響している恐れがあります。

仕事や家事、育児と忙しい時には心身ともに余裕がなくなるのは無理もないことだと考えています。

また、ストレスのない生活というのは難しいものです。

 

ですが、上手にストレスと向き合うことによって体を健康にしていくことも可能です。

ストレスをかけるという行為は、時として体に必要な刺激ともなります。

 

ですので、上手にストレスを解消していき、現代社会を健康で過ごす方法の一助になれば嬉しく思います。

ストレスに起因した問題がある時には、このブログがきっとお役に立てると考えています。

 

ぜひ最後までブログをご覧ください。

 

体を動かして心身の不調を軽減するストレスに対して効果的なアプローチ

「仕事で○○さんにこんなことを言われた」

「近所の誰かが私の文句を言っていた」

「職場で同僚の一言が頭に残って離れない」

このようなことで感情がコントロールできない、といった経験はないでしょうか?

 

日頃から家事や育児、そして仕事と一生懸命頑張っているのに、正当な評価を受けることができず、他人の行き過ぎた言動や心ない一言に傷ついてしまうのは無理もないことだと私は考えます。

 

しかしながら、現代社会において、人とのストレスを完全に避けるのは難しいことですよね。

 

では、ストレスを感じたときに適切な対処ができれば、心身の負担を最小限に減らし、なおかつ快適な毎日を過ごすことが可能となります。

私たち人間はストレスを受けると、「コルチゾール」というホルモンの血中濃度が高くなります。

 

このコルチゾールというホルモンは、まるで体の中の警報システムのようなものです。

例えば、家に泥棒が入ったときに鳴るセキュリティアラームのように、何か危険を感じると「大変だ!準備しなさい!」と体全体に指令を出すのです。

血中のコルチゾール濃度が増えることで、私たち人間は様々な生理反応が起こります。

筋肉が緊張する。
心拍数が速くなる。
脈拍も速くなる。
血圧があがる。

など、様々な反応が起こるわけです。

 

そもそもストレスというものは、なぜ人間の体に備わっているのでしょうか。

私たち人間は太古の昔、狩猟生活を行っていました。

狩猟生活を行う際には、もちろんこちらも襲われる可能性があるのです。

お腹がいっぱいで、ぼーっとしているときに外敵から襲われれば一巻の終わりです。

そこで敵が忍び寄ってきたときに素早く察知するために、私たち人間の体はストレス反応を持っています。

 

ですが、現代社会において狩猟生活を行っていた時のように、外敵から襲われるという危険はほぼありません。

にもかかわらず、ストレスを過剰に感じてしまうと、やはり体は興奮状態となってしまうわけです。

そして人間の体には、脈拍が速くなったり、血圧が上がったり、体温が上がったりすると、体は体温や脈拍、血圧を一定の状態に戻そうという働きが起こります。

この時に非常にエネルギーを使うことになります。

 

エネルギーを使うことによって、体は疲れやすくなりますし、私たち人間の体をコントロールしているのは脳ですが、ストレスを長期間受けることによって脳の働きまで低下することになります。

 

すると内臓や血管といった機能は、いつもよりも働きが悪くなってしまい、病気の元を作るきっかけになってしまうことになるのです。

また、私たち人間の感情や思考は、脳で喜怒哀楽といった情動を管理しています。

ですが、脳が疲れてしまうと感情の抑制が効かなくなり、些細なことでイライラしやすい状況を作り出してしまうことになります。

 

 

ストレスが体に与える悪影響:心身の健康を守る方法

ではストレスに対して、どのように予防していけばいいのか?

 

お忙しい中、さらにたくさんの仕事を抱えたまま生活する中で、ストレスを解消するのはとても難しいんじゃないか?

そう考えてしまうのも無理のないことです。ですが、ご安心ください。とても簡単にできてストレスを予防していく方法があります。

日常生活の中に少しの工夫を加えるだけで、ストレスと上手に付き合っていくことが可能となります。

 

呼吸がストレスを和らげる理由

私たち人間の体をコントロールしているのは呼吸になります。
スポーツや武道、舞踊、ヨガ、マインドフルネスといったことにも必ずと言っていいほど意識されることが呼吸になります。

 

呼吸が浅く早い状態を作ることで、脈拍や心拍数は高くなります。

その結果、私たち人間の体に備わっている活動する神経(交感神経)が優位になることになります。

 

ですが、反対に呼吸の際、ゆっくり息を吐くことによって、リラックスする神経を優位に働かせることが可能となります。

脱線しますが、怒っている人に「ちょっと落ち着いて深呼吸しましょう」という方法はとても理にかなっている方法なのです。

日頃からこの呼吸に意識を向けることによって、ストレスを和らげることが可能になります。

 

視覚によってストレスを和らげる理由

また、私たち人間は怒っているときに目が見開きます。

私たち人間は狩猟生活の間、常に外敵を警戒しておかなければならないということは先ほども述べさせていただきました。

では人間はどのように外敵を警戒しているのか。

太古の昔は、遠くを見て敵がいないか、いるかを常に警戒してきたわけです。

 

その際、遠くを見るときには瞳孔は大きく開くというメカニズムがあります。瞳孔を開くことで、まるで望遠レンズのように遠くに視点を合わせる働きがあります。

さらに瞳孔が開けば、交感神経のスイッチが入って、常に活動状態を起こすことになります。

怒っている人って瞳孔が開いて、目を大きく見開いているじゃないですか。

瞳孔が開いている状態は、興奮状態を作り出すことになります。

瞳孔が開いているときには瞳孔括約筋(どうこうかつやくきん)といって、瞳孔の周りについている筋肉が活動することになります。

また、長時間のデスクワークによって近距離でパソコンの画面やタブレット、スマートフォンを見続けてしまうと、瞳孔の筋肉が徐々に疲労してしまい、瞳孔が開いてくる傾向があります。

ですので、瞳孔括約筋を緩めるためには、どうすればいいのか。

近くのものを見たり、遠くのものを見たりすることによって、瞳孔の筋肉を緩めることが可能です。

このように目を使って近くのものを見たり、遠くのものを見ることによって、さらに私たち人間の自律神経の働きを正常な状態に戻していくことが可能となります。

景観を眺めることで体がリラックするのはこのためです。


この2つのことを日常の中でどのように取り入れていけばいいのか、次の章で書かせていただきました。

 

簡単にできる運動習慣でストレスを取り除き心身を整えるステップ

忙しい中に「運動」という言葉を聞くと、ちょっと難しいんじゃないかなと考えてしまうかもです。

ですが、ご安心ください。

とても簡単な運動を日常生活に取り入れるだけで、ストレスを和らげていく方法をご紹介させていただきます。

 

ストレスを解消し、心身の不調を和らげる方法その1:ウォーキング

ウォーキングを行うことによって、体を動かしながら呼吸をし、さらに近くのものを見たり遠くのものを見たりできます。

ウォーキング中には、息を吸うことを2秒かけて行うのであれば、吐くことを4秒かけて吐く、このようなことを意識して取り組んでみてください。

この方法によってストレスを和らげて行くことが可能です。ウォーキングを取り入れることが難しい時には、職場や買い物の際にエレベーターを使わずに階段を使用し、同じように目を動かし呼吸を意識することで、心身の不調を和らげることが可能です。

 

ストレスを解消し、心身の不調を和らげる方法その2:深呼吸

2つ目は、とても簡単にできる深呼吸になります。

私はよく「伸びをして深呼吸」を行うことを推奨しています。

一度背中を伸ばしていただき、ゆっくりと息を吐きながら体を前に倒していくことで、たくさんの筋肉を使うことができて、なおかつ体のエネルギー源となる酸素をたくさん吸い込むことが可能となります。

1時間に1〜2回でいいので、伸びをして深呼吸、これを心がけることを意識してみてください。

 

ストレスを解消し、心身の不調を和らげる方法その2:1日を振り返る3行日記

3つ目は私が現在取り組んでいる方法です。

ストレスを感じているというときには、

「○○さんが私のことを悪く言っている」
「○○さんにこんなこと言われて腹が立つ」
「あいつはなんで僕のことをわかってくれないんだ」
「あの人は仕事をサボっている」

このように、何かストレスに対して自分の思考が没頭している状態を避けると、脳の疲労を和らげることが可能となります。

何かに没頭しているということは、それだけ脳がエネルギーを消費しているわけです。

 

では、どのようにすれば良いのか。自分の立ち位置を変えるということで、没頭しているところから抜け出すことが可能となります。

私が推奨していることは、日記を書くことです。

例えば
「今日こんなことがあって嬉しかった」

「こんなことがあって悲しかった」

「こんなこと言われてとても落ち込んだ」など、
嬉しかったこと、悲しかったこと、そしてやる気が出たこと、やる気がなくなったことなど、自分の感情を客観的に書き出してみることをお勧めしています。

日記につきましては、1行〜2行でも問題ありません。

よかったこと、悲しかったこと、今日は1から5点中何点の1日だったか、それを書き出してみてください。

そうすることで、自分自身の感情を客観的に評価することが可能となります。

そして良かったこと、あるいは嬉しかったこと、やる気が出たこと、それが明確化できれば、自分がポジティブな気持ちになれるようなことを積極的に日常で取り組んでいくことを推奨しています。

 

このように自分の感情を客観的に見る方法は、没頭している状況から抜け出しストレスの軽減にもなります。

私は寝る前に5行以内の日記を書き、そして自分の感情が今日1日どのように動いたかということを書き出しています。

自分が喜びを感じていることにエネルギーを注ぎ生活していくことで、人生が豊かになり、ストレスを軽減できると私は考え生活しています。

 


もし、ストレスによる体の不調でお悩みでしたら上記3つの方法を1ヶ月ほど取り組んでみてください。

 

 

ストレスによる不調を解消した患者さんの声

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

当院では、ストレスによる自律神経の不調や、ストレスによる不眠、ストレスによる体の不調といったお悩みで来院される患者さんは多数いらっしゃいます。

際に当院でもストレスによって体を壊された方々が元気になっていく姿を見させていただきました。

患者さんの声を一例ご紹介させていただきます。

兵庫県小野市在住 70代 女性 T・K 様 自営業

治療期間 3か月 10回の治療でめまいやふらつき、不眠は緩和しました。

 

Q1.何が決めてで当院を受診されましたか?

近所の奥さんにすすめられて...

(今まで3年間、違う治療院に車で往復6時間かけて週に1度ハリ治療に通っていました。)

 

Q2.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

92歳の父は歩行困難、私は首が悪くて、めまい、ふらつき、不眠、自律神経失調症の症状が13年前からありました。

その間5か所ほどの治療院に次々と通っていました。

 

Q3.実際に受診されてよかったことを書いてください。

症状が次第に軽くなり、安心して生活が出来る。

先生の人格と診断・手技が信頼できる。

※92歳の父も3週間に1度の治療(メンテナンス)でいいほどに回復しています。

 

ストレスによる心身の不調でお悩みでしたらお早めにご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

このブログがストレスによる心身の不調でお悩みの方のお役に立てば幸いです。

 

ですが、このブログで紹介していることを継続しても一向に体が良くならないときには、体に何か別の不調が起こっている可能性もあります。

 

そのようなときには、お一人で悩まずにお早めにご相談ください。

あなたの体調改善のお手伝いをさせていただければ嬉しく思います。

 

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)


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