「雨が降る前になると、決まって頭が痛くなる」
「頭痛薬は、できれば飲みたくない。でも、痛みに耐えられなくてイヤイヤ飲んでしまう」
梅雨に入って、そんな頭痛でお困りではないでしょうか。天気予報のアプリが雨マークを知らせるたびに、気持ちまで重くなってしまう。それでも、お仕事や家事、子育てを毎日がんばっていらっしゃる方も多いと思います。
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院、加古川市でこころ整体院を開業しております、院長の作尾大介です。
6月に入り、当院でも雨の前や低気圧の日に頭痛を訴える患者さんが増えてきました。特に40代の女性の方に多く見られます。
このブログでは、薬にできるだけ頼らず、梅雨の頭痛をやわらげるための方法をご紹介しています。忙しい毎日の中でも取り組めて、体への負担が少ない方法ばかりです。同じようにお悩みでしたら、ぜひ最後までお読みください。
【結論】まずは1つだけ、1ヶ月続けてみてください
最初に、結論からお伝えします。
梅雨の頭痛をやわらげるために、当院では次の4つをおすすめしています。
- 伸びをして深呼吸をする
- 日ごろの呼吸を意識する
- 睡眠の質を高める
- 水分をこまめに取る
すべてを一度に始める必要はありません。この中から、ご自分が「これならできそう」と思うものを1つだけ選んで、まずは1ヶ月続けてみてください。実際に、この方法を続けていただいて、頭痛薬に頼らず過ごせるようになった患者さんがいらっしゃいます。
なぜこの4つが梅雨の頭痛に役立つのか、その理由からお話しします。
なぜ梅雨・雨の前に頭痛が起こるのか

雨が降る前の日は、低気圧におおわれることが多くなります。
低気圧の日は、気圧が下がることで、体に取り込める酸素が少なくなりやすいと考えています。
私たちの体は、呼吸で取り込んだ酸素と、食事から得た栄養を使って、体を動かすためのエネルギーを作っています。このエネルギーがしっかり作られることで、私たちは元気に毎日を過ごすことができます。
ところが、雨の日に酸素が不足すると、このエネルギーが作られにくくなります。その結果、頭痛や肩こり、体のだるさといった不調が起こりやすくなると考えています。
ちょうど、ガソリンが少なくなった車がうまく走れないように、エネルギーが足りないと、体もスムーズに動けなくなってしまうわけです。
エネルギー不足が招く「悪循環」
やっかいなのは、エネルギー不足が悪循環を生んでしまうことです。
本来、エネルギーは、取り込んだ酸素と栄養を使い、体を動かして代謝を高めることで、たくさん作ることができます。
しかし、頭痛やだるさで動けなくなると、代謝が落ちて、エネルギーはますます作られなくなります。そして、エネルギーが不足するから、さらに動けなくなる。この負の連鎖が続いてしまうのです。
だからこそ、つらい頭痛が本格化する前に、この連鎖を未然に防ぐことが大切だと考えています。これからご紹介する4つの習慣は、まさにこの悪循環を防ぐためのものです。
ネットの「○○すれば治る」に注意してほしい理由
その前に、ひとつだけお伝えしておきたいことがあります。
最近は、動画サイトなどで「頭痛のときには○○をすれば良くなる」という情報をよく見かけます。とても便利な時代ですよね。
ただ、人の不調の出方は、100人いれば100通りです。特に体が弱っているときに、強い刺激や負担の大きい方法を行うのは避けたいところです。
たとえるなら、元気なときに焼肉を食べるのはとてもうれしいことですよね。でも、二日酔いの日に焼肉を出されたら、気分が悪くなってしまいます。これと同じで、体の状態に合わせた対処がとても大切だと考えています。
ある方にはとても良い方法でも、別の方にはかえって症状を強めてしまうことがあります。そこで私は、どなたにとっても体のケアになる「呼吸」「睡眠の質」「水分」を大切にし、自律神経が正常に働きやすい環境を整えることを目指しています。誰かにとって危険な情報ではなく、多くの方のお役に立てる方法をお伝えしたいと考えています。
梅雨の頭痛をやわらげる4つの習慣
それでは、具体的な4つの習慣をご紹介します。どれも特別な道具はいりません。普段の生活の中でできることばかりです。
① 伸びをして深呼吸をする

1つ目は、伸びをしながらの深呼吸です。
酸素が不足しやすい梅雨の時期は、意識して深い呼吸を取り入れることがおすすめです。両手を上にぐーっと伸ばしながら、鼻からゆっくり息を吸い、口から長く吐き出します。
伸びをすると、縮こまった胸まわりが広がり、空気をたっぷり取り込みやすくなります。仕事や家事の合間に、ほんの数回でかまいません。気づいたときに行ってみてください。
② 日ごろの呼吸を意識する
2つ目は、普段の呼吸を意識することです。
忙しく過ごしていると、呼吸はどうしても浅くなりがちです。怒っている人や緊張している人は、息が切れて呼吸が浅くなっていますよね。反対に、リラックスしているときは、自然と深い呼吸ができています。
息を吸う時間と吐く時間は、1対2くらいを目安にしてみてください。吐く息を長くすることで、体がリラックスしやすくなります。一日のうちで、ふと思い出したときに「いま、呼吸が浅くなっていないかな」と気にかけるだけでも変わってきます。
③ 睡眠の質を高める

3つ目は、睡眠の質を高めることです。
体のエネルギーを回復させ、自律神経を整えるためには、しっかり眠ることが欠かせません。眠っている間に、体は一日の疲れを修復しています。
寝る前にスマホの画面を見続けると、頭がさえて寝つきにくくなります。寝る少し前には画面から離れて、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって体を温めると、自然と眠りに入りやすくなります。睡眠時間そのものだけでなく、その「質」にも目を向けてみてください。
④ 水分をこまめに取る

4つ目は、水分をこまめに取ることです。
体の中の血液やリンパの流れをスムーズにするためには、水分が必要です。水分が足りないと、酸素や栄養を全身に届ける働きも滞りやすくなります。
一度にたくさん飲むのではなく、コップ1杯ほどの水を、一日の中で何回かに分けて取るのがおすすめです。仕事の合間や家事の区切りに、少しずつ取り入れてみてください。
頭痛が和らいだ患者さんの声
当院に頭痛でお悩みで来院され、症状が和らいだ患者さんの声をご紹介します。
お悩みだった症状:頭痛、肩痛、冷え性
お名前:M・Fさん/年齢:50代/性別:女性/住所:小野市/職業:看護師
施術回数:6回/施術期間:3ヶ月初めて来院されたときは「肩が痛くて、仕事も肩をかばいながら生活しています」「頭痛がすると、家事も集中できない」と、つらそうに教えてくださいました。ですが、施術を続けていくと、3回目の治療のときには頭痛が起こらなくなってきたと教えてくださいました。今ではすっかり体の不調も良くなり、月に一度メンテナンスに来院してくださっています。
出典:頭痛や肩の痛みでお悩みだった患者さんの声(こころ鍼灸整骨院)
体の不調を抱えながら、お仕事と家事をこなすのは、本当に大変だったと思います。同じように頭痛でお悩みの方の、励みになればうれしいです。
それでも頭痛が続くときは
今回ご紹介した4つの習慣は、どなたにとっても体のケアになる、やさしい方法です。まずは1つ選んで、1ヶ月ほど続けてみてください。
それでも頭痛が一向に良くならないときは、ほかにも原因が隠れている可能性があります。そんなときは、どうかひとりで抱え込まずに、当院にご相談くださいね。あなたの体の状態に合わせて、一緒に原因を探していきます。
まとめ
最後に、梅雨の頭痛をやわらげる4つの習慣をおさらいします。
- 伸びをして深呼吸をする
- 日ごろの呼吸を意識する
- 睡眠の質を高める
- 水分をこまめに取る
梅雨の頭痛は、低気圧によるエネルギー不足が関係していると考えています。だからこそ、酸素を取り込む呼吸、体を回復させる睡眠、流れを助ける水分を、日ごろから少しずつ整えていくことが大切です。どれも今日から始められることばかりですので、ぜひ取り組みやすいものから試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。じめじめとした梅雨の時期も、あなたが少しでも軽やかに、笑顔で過ごせる毎日でありますように、心よりお祈りしております。







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