子供の悪い姿勢や不調を治すために自宅でできること


子供の姿勢でお悩みだった患者さん
子供の姿勢でお悩みだった患者さん
子供の姿勢とスマホが関係していたなんて初めて知りました
子供の不調でお悩みだった患者さん
子供の不調でお悩みだった患者さん
子供が最近、頭痛や肩こりを忘れて生活できています

子供の生活習慣を少し変えるだけで、体の不調が改善する可能性があります。

子供の悪い姿勢と体の不調って関係がある?

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。

 

最近、当院に来院されている患者さんから

「子供の姿勢が気になる。まだ若いのに腰痛になるっておかしくないですか?」
「孫がいつも背中を丸めた悪い姿勢をしている…」

という相談を受ける機会が増えてきました。

当院では、
・背骨の病気(側弯症)
・朝急に動けなくなる起立性調節障害

といった子供の姿勢と関係が深い症状で来院される患者さんが増えました。
※起立性調節障害ではお子様が背中を丸め、青い顔をして来院なさるケースがあります。

そして、今まで何名も側弯症や起立性調節障害の患者さんを施術させていただき、元気に学校へ通えるようになった子供たちを見てきました。

その経験から、お子さんやお孫さんの姿勢が悪くなった時の予防法や、対処法をブログにまとめました。

このブログを読んでいただくことで、子供の悪い姿勢を治すきっかけになるかもしれません。

ぜひ最後までご覧ください。

 

姿勢から見る病気の兆候!こんな時の子供の悪い姿勢は注意か?

たくさんの親御さんより相談をお受けして、お子さんのお体を診させていただくと、検査の段階である1つの共通点がありました。

それは何かというと、目があまり動かないことでした。

・目の動きを調べる検査
・脳を調べる検査
・三半規管を調べる検査

をすると共通して引っ掛かる点があったのです。

これは姿勢の悪い小学生や中学生で、この検査を行うとほとんどの方に悪い反応が出ていたのです。

また、側弯症のお子さんも、起立性調節障害の子どもさんもこの検査をさせていただくと、必ずと言っていいほど悪い反応が出ます。

悪い姿勢でお悩みの子供に共通して起こる兆候

脳や三半規管の検査をした時に、悪い反応が出る患者さんにお話を伺うと、全員に共通していた生活習慣があります。

それは何かというと、スマホやタブレットを長時間触っていることでした。

詳しくお話を伺うと

・寝ながらスマホを触る
・寝る前はタブレットを使って本や漫画を読んでいる
・スマホで長時間(1、2時間)ゲームをしている
・友人とチャットで何時間もやり取りをしている
・スマホで宿題の文章を作成する

ということでした。

問診の際に私が「どれぐらいの時間スマホやタブレットを触っているの?」と聞くと

姿勢の悪い患者さんはほとんどの場合「ちょっとですよ」という返答をいただきます。

「ちょっとってどれぐらい?」と尋ねると

姿勢の悪い子供さんは、「1時間ぐらいです」とのこと。

そこで、親御さんに確認を取ると

「そんなことないです。3時間以上は(スマホやタブレットを)触っています」

と教えてくださるケースばかりでした。

一番スマホを触っていた時間が長かった起立性調節障害の子供さんは

・学校の宿題やレポートをスマホとタブレットに入力する
・スマホでチャットをして友人と喋る
・スマホでゲームをする

そのため、平日は5時間以上スマホを触り、休日は10時間以上スマホやタブレットを触っていると教えてくださいました。

私が印象に残っている患者さんがいます。

その子供は、柔道部のめちゃくちゃ体つきのいい高校生でした。

しかし、

「朝、気分が悪くて起きれない」
「立ちくらみやめまいがしてたまらない」

と、背中を丸めた悪い姿勢で当院に来院なさったのです。

そこで、検査をすると目も動かない状態になっていたのです。病院では起立性調節障害と診断を受け、薬を飲んでも一向に良くならないとのこと。

当院では施術とともに、スマホやタブレットを控えていただいたことによって、すぐにめまいや立ちくらみ、吐き気といった起立性調節障害の症状は改善しました。

そればかりか、姿勢も見違えるほど良くなったのです。

この度の患者さんの症状や、改善した方法につきましてはこちらのブログに詳しくまとめています。

https://kokoro-ono.com/archives/6860

子供の悪い姿勢はスマホやタブレットを見るスクリーンタイムが関係している?

実際に政府が調べた子供たちのインターネットの利用状況を見ても、ほとんどの子供がインターネットを使用しており、スマホやゲーム機器でネットを使用していることがデータから明らかになっています。

令和3年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(PDF版)

https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/tyousa/r03/net-jittai/pdf/2-1-1.pdf

 

当院ではお子様の悪い姿勢を整体や、ドイツの最先端の医療を用いたプログラムで治療をおこなっています。

そして、治療とともに取り組んでいただくことがスマホを1日1時間までにしていただくことです。

実際に、スマホを触る時間を制限するだけで、悪い姿勢が良くなってきます。

また、脳や三半規管の検査をしても、目がしっかりと動くようになり、悪い反応がでなくなっています。

スマホやゲーム、タブレットの使用中は小さな画面の一点を見たまま目をほとんど動かしません。

さらにスマホやタブレットの画面の光を見続けていることによって、目や脳は疲労してくることになります。

しかも、スマホを触っている時の姿勢は寝転がって触るケースや、ソファで丸まった姿勢で見るケースが多いとのこと。

寝転んだ姿勢や、ソファーで丸くなった姿勢は呼吸の回数は減り、酸素を吸い込む量も少なくなります。

また、体を動かすこともなくなるために、筋肉や三半規管の機能が悪くなってしまうことになります。

その結果、姿勢が悪くなるだけでなく、ひどい時はめまいや、吐き気まで訴えることもあります。

もし、お子様の姿勢が悪いと感じたときは、タブレットやスマホを触る時間を制限してみることをおすすめします。

音声 https://anchor.fm/e3n2r4j5tuo/episodes/ep-e1uo8t3

子供の悪い姿勢や、肩こりや頭痛、めまいといった症状でお悩みでしたらお早めにご相談ください

当院では7年前より子供の姿勢を改善する施術を取り入れています。数年前には子供の姿勢について書いた本も出版させていただきました。

 

もし、子供の姿勢が最近悪くなってきた。
子供のうちから肩こりや腰痛を度々訴える。
子供が頭痛を訴える

そんなときは、スマホやタブレットを触る時間を制限してみると、姿勢や体の不調を改善するきっかけになる可能性があります。

でも、姿勢やお体の不調が一向によくならない…そんな時は、ひょっとしたら悪い病気が隠れているかもしれません。

そんな時は、お早めにご連絡ください。

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)


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