ストレス時代の歯ぎしり対策!自宅でできる改善方法


奥歯がすり減っていると言われた患者さん
奥歯がすり減っていると言われた患者さん
「歯医者で奥歯がすり減っていると指摘された」
朝、顎が動かしにくい患者さん
朝、顎が動かしにくい患者さん
「朝、顎の周りが固くなっていて動かしにくい」

こんな食いしばりや、歯ぎしりのお悩みがある時はこのブログがお役に立てるかもしれません。

ストレス時代の歯ぎしり・食いしばり対策!ガムやマッサージでできる改善方法

こんにちは、兵庫県小野市にある「こころ鍼灸整骨院」院長の作尾大介と申します。

今回のブログでは、当院でも相談されることの多い歯ぎしりや食いしばりの対策についてまとめています。

当院には、歯ぎしりや食いしばりに困っている患者さんが多く来院され、施術させていただいた経験があります。

実際の声として、

「歯医者で奥歯が減っていると指摘された」

「朝、顎の周りが固くなっていて動かしにくい」

「食事中に口を開けるのが難しく、硬いものを噛むと痛む」

といったお悩みを教えてくださいます。

当院に来院なさる前に、歯医者さんで相談をすると、「マウスピースの使用を勧められた」とのこと。

当院では、歯ぎしりや食いしばりの専門の施術と併せて、日常生活で簡単に取り組める対策を提案しています。

その結果、顎の固さや首・肩のこり、口を開ける際や食事時の痛みといった症状が改善され、一部の方はマウスピースを使用しない生活が送れるようになったとの感想をいただくこともあります。

では、日常でどんなことに取り組んでいただいたのか?

このブログでは、具体的な歯ぎしりや食いしばりの対策と改善方法を詳しくご紹介しています。

歯ぎしりや食いしばりでお悩みでしたら、この情報がきっとお役立つと考えております。

ぜひ、最後までお読みください。

歯医者では教えてくれない、歯ぎしりや食いしばりの原因とその対処法

数年前、私が歯医者さんへ定期検診に訪れた際、奥歯に欠けている箇所が見つかり、治療を受けました。

奥歯の治療から数ヶ月後の定期検診で、前歯にも欠けている箇所が見つかったのです。

特別に硬いものを噛んだ記憶もない中で、再び歯が欠けていることから、歯ぎしりや食いしばりが原因と指摘されました。

そして、マウスピースを作成してもらい、寝る時に使用するようなったのです。

しかしながら、マウスピースをつけて寝ると息苦しさを感じることがあり、途中で使用を断念してしまうこともありました。

寝ている時にマウスピースをしていると、寝つきも悪いような気がしていました。
寝る時のマウスピースって本当に大変ですよね…

今思えば、当時は治療院の仕事以外に、技術を教える講師の仕事や、同業の先生の開業や経営のサポートをする仕事を掛け持ちしていたのです。

普段は週2回ジムで運動をしていたのですが、忙しさからそれもできなくなり、自覚はなかったのですが、ストレスや疲労がたまっていたのかもしれません。

この状況が、睡眠中に歯ぎしりや食いしばりを引き起こしていたのかと、今になってみると想像がつきます。

でも、これはチャンスと考えてこの機会に、歯ぎしりや食いしばりへの対応策を自分の体を使って試してみることにしました。

そこであることを試してみると、驚くべきことに、歯の検診では欠けや摩耗の進行が見られず、朝の口や顎のこわばりも感じなくなったのです。

果たして、これは私だけの経験だったのでしょうか?

様々な研究や調査を基に、歯ぎしりや食いしばりに効果的な対策を見つけ出すことができました。

このブログでは、その具体的な方法をブログで公開させていただきます。

ストレスや日常の癖が歯ぎしり・食いしばりと関係している?歯ぎしりや食いしばりの効果的な対策とは

突然ですが、私たち人間の筋肉や関節は、脳からの命令に基づいて動いています。

脳は口を動かす、手や足を動かす、声を出す、バランスを取るといった日常生活に必要不可欠な調整を自動的に行っています。

でも、脳の機能が乱れると、筋肉や関節の動作にまで不調が起こります。

例えば、脳梗塞になってしまうと、一部の筋肉や関節の動きが制限されたり、手足が麻痺して固まってしまうこともあります。

ほら、お酒の影響で手元や足元が不安定になる人ってたまに見かけませんか?

歯ぎしりや食いしばりも本来だったら、滑らかに口や顎周りが動くはずなのに、無意識に顎の筋肉が緊張しているわけです。

本来、顎を強く締めるような動作は日常では少ないはずですが、それが無意識に行われる理由は、脳の機能が関係しているわけです。

顎周りの筋肉(そしゃく筋)は、食事や会話などで口を動かす時に活動します。

顎周りの筋肉(そしゃく筋)は直接、脳からとても近い位置にあり、脳からの命令を受け取ります。

顎周りの筋肉(そしゃく筋)は怒りや痛み、強い感情や反射的な動作とともに、顎を締める動作が出てくることがあるのです。

ほら、怒った時や悔しい時は「歯を食いしばる」とも言うじゃないですか。

つまり、顎周りの筋肉は日常のストレス、仕事、育児、家事などの負担で影響をうけやすいわけです。

では、歯ぎしりや食いしばりの対策はどのようにすればいいのでしょうか?

私自身も歯ぎしりや食いしばりの対策に取り組み解消した方法があります。

また、患者さんたちにも実践していただき、同じように歯ぎしりや食いしばりの改善に効果がありました。

患者さんからは

「朝の顎のこわばりや痛みが楽になりました」という喜びの声までいただき、

また、ある患者さんはご家族から「最近、歯ぎしりが少なくなった」と言われたと、嬉しそうに報告をいただきました。

それでは、具体的な対策とは何か?詳しく解説させていただきます。

歯ぎしりや食いしばりの新しい改善方法:マウスピース以外でのアプローチ

歯ぎしりや食いしばりに悩むと、歯医者さんからは多くの場合、マウスピースの使用を勧められます。

私自身もマウスピースを使用していた時期がありました。マウスピースの主な役割は、噛み締めや歯ぎしりをした時に、歯を傷つけることを防ぐことです。

ですので、マウスピースが歯ぎしりや食いしばりの原因を治す方法になりません。

では、どのようにして歯ぎしりや食いしばりを改善すればいいのでしょうか。

歯ぎしりや食いしばりの主な原因として、ストレスが挙げられます。

私たちの感情や行動は、脳と密接に関連しているため、脳へのアプローチが非常に重要です。以下、その改善方法を3つ、紹介します。

1. 歯ぎしりや噛み締めは顎周りの筋肉のマッサージがポイント

歯ぎしりや食いしばりと関係する筋肉は、顎周りに4つ存在します。

そのうちの3つの筋肉は直接マッサージが可能です。

このマッサージは、あくまで優しく、心地よい程度に行うことが重要です。

下記写真のポイントに中指と、人差し指の腹をあて、円を描くように10回ほど優しくマッサージをしてください。

力加減は顔を洗う程度の力をオススメします。
※ゴリゴリとマッサージをするのは禁止です。

顎の裏側についている筋肉は指を10秒ほど当てておくだけで十分です。

※動画を見ていただくと、さらに理解が深まると思います。

2. 歯ぎしりや噛み締めは笑顔を増やすことで軽減する

日常生活で意識的に笑顔を増やすことで、顎周りの筋肉がリラックスします。また、脳にもリラックス効果があるため、歯ぎしりや食いしばりの予防に有効です。

日常の些細なことでも、大袈裟に笑ってみてください。

僕はお笑いのYouTubeを見たり、ダウンタウンの笑ってはいけないシリーズを見て腹を抱えて笑うようにしていました。笑

3. 歯ぎしりや噛み締めを改善したいなら食事を噛み、人と話をする

食事を右で3分、左で3分と交互に噛むことで、顎周りの筋肉を活動させ、柔軟性を保つことができます。

食べ物を左右交互に噛むことで、顎周りの筋肉を柔軟にすることもできるのです。
ガムを左右の顎で数分おきに交互で噛むのも一つの対策です。

もし、顎や歯の不調で噛めない時は、女子会や友人との会話でよくお話をすることで同じ効果を促せます。

 

これにより、歯ぎしりや噛みしめを予防できる可能性があります。

上記3つの方法を組み合わせ、必要に応じてマウスピースを併用することで、効果的に歯ぎしりや食いしばりを予防できます。

音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/4v00ck4DrEb

歯ぎしりや食いしばりでお悩みでしたらお早めにご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

歯ぎしりや噛みしめ、食いしばりでお悩みでしたら、マウスピースを併用しながら、上記3つの方法を試してみてください。

もし、これらの方法を試しても効果が見られない場合は、他にも原因があるかもしれません。

そんな時はお早めに当院までご相談ください。

この度のブログが歯ぎしりや噛み締めでお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。

 

監修: 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介


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