「朝起きたら腰痛でベッドから起き上がれない…」
「腰痛で朝は動きづらい」
こんな症状をなるべく早く解消する方法を書かせて頂きました。
こんにちは、こころ鍼灸整骨院です。
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。
最近、当院に来院なさる患者さんより
「朝起きたら腰が痛い」
「朝にベッドから起きあがろうとしたら、腰痛で動きづらい」
といったお悩みを伺っております。
なぜこういった症状が起こるのでしょうか?
気になったので詳しく調べてみました。
朝起きたときや、朝方に腰痛が起こるときはこの度のブログがきっとお役に立てると考えています。
お時間の許すおりにご覧いただけますと幸いです。
朝起きた時の腰痛と日常生活との関係
プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES日本一の骨盤ブランド・ラボネッツの【腰痛調査2017】最新データ/座り・職業・生活習慣と腰痛の関係を大調査!より引用
朝起きた時の腰痛を訴える患者さんにお話を伺うと
「最近、事務仕事が増えた」
「在宅ワークになって、自宅で仕事をするようになった」
といったことを教えて下さいました。
1706名の方を対象にアンケートを取ったPR TIMESのデータによると、座りっぱなしの時間が長くなると腰痛を起こしやすい傾向が明らかになっています。
さらに、当院では朝起きたときの腰痛でお悩みの患者さんを施術させていただくと、ほとんどの方の股関節や、骨盤、腰周りの筋肉が硬くなっていました。
腰や股関節の筋肉が硬くなると、どうして腰痛になるの?
突然ですが、長いこと正座した後って動こうとした時に、足がひきつって痛みが出た経験ってありませんか?
あれって、長いこと正座をした結果、ひざ周りの筋肉が硬くなり、血の巡りを阻害し、痛みやしびれが起きてしまうのです。
それと同じように長時間座りっぱなしになると、股関節や腰まわりの筋肉が硬くなり、血の巡りを妨げることになります。
実は、筋肉って長時間じっとしていると、硬くなる傾向があるのです。
私たち人間の体は血の巡りによって、酸素や栄養を体中に送り届けています。
ですが、腰や股関節の硬くなった筋肉は、血の巡りを阻害することになります。
さらに、硬くなった筋肉は柔軟性がなくなり、起き上がるときの制限になってしまうことに…
そのために、朝起きて動こうとした時に腰痛が起きていた可能性があります。
朝起きたときの腰痛を予防する3つの秘策
では、どうやって朝起きた時の腰痛を予防していけばいいのか?
簡単にできる方法を3つにまとめさせて頂きました。
1.1時間座ったらひざの屈伸や背伸びをする
屈伸や伸びをすることで、股関節や腰回りの筋肉をほぐすことが可能となり、なおかつ血の巡りを促すことができます。
2.日頃からウォーキングを取り入れる
会社内のエレベーターを使うより、わざと階段を使ってみる。
あるいは、あえて遠いコンビニまで歩いてみる。
と言ったように日常でなるべくウォーキングを取り入れることによって、股関節や腰回りの筋肉をほぐすことが可能となります。
3.起き上がる前に、モジモジ体を動かしてみる
朝起きた時が一番体が硬い状態になっています。
ですので、起き上がる前に股関節や腰回りの筋肉を刺激することによって、腰痛を予防することが可能です。
起きる前に、股関節や腰をモジモジ動かしてから起きるように心がけていただければ幸いです。
この3つのことを日常に取り入れていただけますと、朝起きた時の腰痛を解消していくことが可能となります。
上記3つの方法をわかりやすく動画にまとめています。
いまいちやり方が分からない時は、この動画をご覧頂くとさらに腰痛予防ができると考えています。
お時間の許すおりにご覧いただけますと幸いです。
最後に
この度は朝起きたときに起こる腰痛を解消・予防する方法について書かせていただきました。
もし、上記3つのことを続けてみても一向に腰痛が良くならない時は、他にも何か原因があるかもしれません。
そんな時はお早めにご相談ください。この度のブログがお役に立てれば幸いです。
まとめ
腰痛は仕事や日常生活で座る時間と関係がある
股関節や腰回りの筋肉が硬くなり、血の巡りが悪くなると腰痛を起こしやすい
股関節や腰の筋肉が硬いと、血の巡りを悪くするだけでなく、起き上がるときの制限になり腰痛を起こしやすい
朝起きたときの腰痛を予防するには、
・仕事や日常で座りっぱなしが続くときは1時間に1回、屈伸や伸びをする
・日頃からウォーキングを取り入れる
・朝起きたときにモジモジ動いてから起き上がる
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)