薬物乱用型頭痛を治していく方法


こんにちは、兵庫県小野市にて、頭痛・冷え・腰痛・肩こり・寝違えを治療しています、こころ鍼灸整骨院です。

 

これからの忘年会のシーズン、飲み過ぎはいけないとはわかっていてもついつい飲んでしまうお酒…

それ例外に、飲み過ぎて厄介なものがあります。

それは…頭痛薬!

 

頭痛が起こる度に痛み止めを毎日のように飲み過ぎてしまうと、さらに頑固な頭痛を引き起こす恐れがありますので注意が必要です。

頭痛でお悩みの方は

「朝から頭痛で仕事に全然集中できへん」

「せっかくの忘年会も、頭痛薬を飲んでいくのもどうかな…」

と、いったつらい経験をしているかもしれませんね…

この度は頭痛について詳しく書かせていただきましたので、頭痛で痛み止めを度々飲まれている方は、ぜひ最後までブログを読んでみてください。

脳が過敏になってしまうと…

 

私は10年間の修業時代と、こころ鍼灸整骨院を開業して約5年間でのべ1万人以上の頭痛に悩む患者さんを治療してきました。

その経験と最新の知識から、頭痛薬を飲みすぎたことによっておこる、薬物乱用型頭痛について書かせていただきました。

頭痛は症状や病態によって、片頭痛や群発性頭痛、筋緊張型頭痛というように、様々なタイプに分けられます。

頭痛の度に痛み止めを頻繁に服用すると、少しの疲れや、「肩がこった」「首が痛いな~」という刺激で激しい頭痛を伴うのが、薬物乱用型頭痛の特徴です。

 

これは、たび重なる痛みで脳が敏感になった(脳過敏症という)状態です。

こうなると、少しの痛みや、ストレス、パソコンやスマートフォンの光といった刺激で頭痛が起こるようになり、耳鳴りやめまい、不安感や不眠、ひどくなればパニック発作を引き起こすこともあるので注意が必要です。

 

薬物乱用型頭痛を見分けるポイント

もし、今ブログをご覧のあなたが

・片頭痛がある

・早朝から頭が重く、痛みを感じる

・頭痛発作に対する不安から、痛みが起きる前に薬を飲んでいる

・月に10~15日以上鎮痛薬を飲む

・薬が効いている時間が短い

・薬が切れると頭が痛む

 

と、いった症状に一つでも該当するようでしたら、薬物乱用型頭痛について学び、対処をしておいたほうが良いと言えます。

 

日常において、朝から頭痛が起こると出勤するのも嫌になりますよね。

だからといって、仕事やプライベートの約束も急にキャンセルできないので、何とかしないといけない。

そのため、ついつい飲んでしまうのが痛み止めではないでしょうか?

こうして、慢性頭痛に対してその場しのぎの痛み止めで、長期的に対処してきた結果起こるのが薬物乱用型頭痛です。

 

薬物乱用型頭痛になると、痛み止めを飲んでも頭痛がおさまらず、さらにまた痛み止めを飲むという悪循環に陥ってしまうことになります。

 

ここまでいくと焼け石に水、一度痛み止めの服用をやめて、医師の診断を受け薬物乱用型頭痛に効果的なお薬を処方していただく必要があります。

こうならないためにも、長引く頭痛に対して痛み止めで対処しているようでしたら、早いうちに適切な治療を受けましょう。

 

実は、頭痛に対して”マッサージ60分2980円”というように、頭痛の病態や原因を検査せずにマッサージをすると、かえって悪くすることもありますので、注意が必要です。

それに、時として頭痛は、脳腫瘍クモ膜下出血というような恐ろしい病気を知らせるサインでもあります。

うかつな判断は危険です。

 

薬物乱用型頭痛を予防する3つのポイント

1. 頭痛薬の使用回数を守りましょう

頭痛薬の服用は月に10日までにしましょう、日頃から頭痛薬を飲み過ぎないことが重要です。

2. ストレスを解消する

 

ストレスを発散しようと大酒を飲んだり、愚痴をこぼすとさらにネガティブな気分に支配されます。

それならば、自分が好きなことだけをやりまくる日を作ってみましょう。

自分の時間を作り、何にストレスを感じているのか向き合う時間も大切です。

こうしてストレスの原因を見つけて根本から取り除くことをお勧めします。

 

3. 長引く頭痛の時は医師に相談を

薬物乱用型頭痛には市販されている薬を飲んでも、改善できません。

頭痛が長引いて、薬も効かなくなったときはご自分で判断せずに、医師に相談してみてください。

 

こころ鍼灸整骨院の頭痛の治療

私の院では、頭痛でお悩みの患者さんに対して問診の際にじっくりお話を聞かせていただき、危険な兆候が隠れていないか詳細に検査をしたのち、現在の症状と根本的な原因の両方に対して治療を行います。

 

ここだけの話ではありますが、頭痛は肩や首周りのわずかな筋肉の緊張、頭蓋骨のミリ単位の関節の硬さや背骨のゆがみが原因となり、長引く痛みを引き起こしていることもあるのです。

 

当院までご連絡をいただけましたら、私が責任をもって治療します。

もう治らないとあきらめる前に私と一緒に治療に取り組んでみましょう。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)


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