「肩こりが良くなると、趣味のお琴も集中してできる様になりました」
「肩こりでこめかみの辺りに頭痛がなくなりました」
肩こりでお悩みだった患者さんより、喜びの声を頂戴しました。
肩こりがひどい時はこめかみの辺りに頭痛がするとお悩みだった患者さん
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。
この度は
肩こりがひどくなると目がかすむ
肩こりがひどいときはコメカミのあたりまで頭痛がする
肩が痛くて服を着るときに手が回しにくい
と、お悩みだった70代の女性の方(Nさん)の改善例をブログにまとめました。
Nさんには、肩こりの施術とともにご自宅で簡単に取り組めることにご協力いただき、肩こりを解消することができたのです。
Nさんは現在、肩こりのことをほとんど忘れて、趣味の大正琴や体操教室に通い、充実した毎日を過ごされています。
もし、Nさんと同じように肩こりでお悩みでしたら、この度のブログで紹介させていただくことを実践していただくと、肩こりが解消する可能性があります。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
肩こりを改善した方法は、ストレッチや運動ではなかった…東洋医学を用いたアプローチ方法を公開
この度Nさんには肩こりに対して整体や鍼灸治療とともに、自宅でできる簡単なことをしていただきました。
簡単にできること…それはお灸やマッサージです。
最初の頃は、お灸が苦手だったこともあり、手と腕のツボを押していただいておりました。
でも、一度お灸をしたところ、嘘みたいに肩こりがラクになり、それ以来お灸を手放せなくなったとのこと。
「お灸は熱いと思ってたけどホカホカとして気持ちいい」と、嬉しそうに教えてくださいました。
加えて、もう1つ取り組んでいただいたことは、1時間に1回だけ、背伸びをして深呼吸をしていただきました。
この2つをしていただいたことによって、湿布が手放せないぐらいの肩こりや目のかすみといった不調が良くなり、頭痛もしなくなってきたのです。
肩こりを解消した女性の患者さんが趣味のお琴に取り組めるようになった理由
Nさんは大正琴を10年以上続けていました。
ですが最近は、大正琴の練習をすると肩こりがきつくなるため、練習を控えているとのこと。
施術の時に、大正琴を弾く姿勢を教えていただくと、座った状態で体をねじりながら弾くそうです。
ですので、お体を検査させていただくと、背中に固まっている筋肉や関節があったのです。
まだマッサージ機には手を出すな!肩こりを解消する方法とは?
突然ですが、川の水って上流に行けば綺麗な水が流れています。
でも、下流の循環が悪くなっているところや、川が曲がってうねっているところの水は澱んでいます。
川の流れが悪いところは水が濁っていることがあります。
人間の血液の中には栄養と酸素が豊富に含まれていて、血が循環することによって、老廃物を除去し、体が回復するメカニズムがあります。
でも、血の流れが阻害されると、血液の中に含まれている栄養や酸素を体中に送り届けることができなくなってしまうことになります。
人の体も同じ様に、筋肉や関節が硬くなり体が歪んでしまうと、川の流れと同じ様に血の循環が悪くなってしまいます。
さらに、血の循環が悪くなると、疲労物質が溜まりやすくなります。
Nさんの体を検査させていただくと、やはり背中や首に歪んで固まっているところがありました。
その結果、血の巡りが悪くなり、Nさんの肩こりは治りにくくなっていたのです。
肩こり解消にはツボがお薦め?肩こりを解消した3つの方法を紹介!
Nさんには硬くなった関節や、筋肉を柔軟にする整体治療とともに、ご自宅で簡単なことにご協力いただきました。
それは何かというと、東洋医学の肩こりや目の疲れに効果的なツボを押していただくことです。
幸いにもNさんはお灸が好きな方でしたので、肩こりや目の疲れ効果的なツボにお灸をしていただきました。
手で押すだけでも、肩こりや目のかすみに効果的なツボの場所を紹介させていただきます。
1 肩こりと目の疲れには、肘を曲げた時にできるシワの外側にあるツボ【曲池(きょくち)】
肘を曲げるとシワができると思います。肘を曲げたシワの外側にツボ【曲池(きょくち)】があります。
押すと痛気持ちいいところにお灸をしていただきました。
曲池をお灸がない時は20秒ぐらい、気持ちいい程度にマッサージしていただいたのです。
2 目の疲れ、眼精疲労に効果的なツボ【合谷(ごうこく)】をマッサージ
Nさんに肩こりや目のかすみ、頭痛を解消するために取り組んでいただいたことは、手の甲に合谷というツボ(人差し指と親指の間)をマッサージすることでした。
左右の合谷にお灸をしたり、気持ち良い程度に20秒ずつ手で押していただいたのです。
3 肩こりや頭痛を解消するには深呼吸がオススメ
Nさんにお話を伺うと、大正琴の練習を40分〜1時間するとお聞きしました。
「琴の練習をしている時は時間を忘れて集中しています。だから終わった後にどっと疲れてしまいます」
とのこと。
ですので、大正琴の練習の休憩の時に、背伸びをしてゆっくり深呼吸をするようにお伝えしました。
伸びをすることで、大正琴をひくときに前屈みになっていた姿勢を矯正することが可能となります。
また、人は何かに集中すると呼吸が浅くなる傾向があります。呼吸が浅くなると、酸素を取り込む力がなくなり、体が疲労しやすくなってしまうことになります。
ですので、浅い呼吸を従来の呼吸に戻し姿勢を矯正するために、伸びをして深呼吸をすることにご協力いたいたのです。
上記3つのことにご協力いただきながら、2ヶ月の間に5回ほど通院していただいたのです。
すると1ヶ月もしないうちに、肩こりはどんどん良くなり、肩こりや目のかすみ、頭痛を忘れて生活できるようになったとのこと。
私としても本当に嬉しい限りでした。
Nさんの喜びの声を紹介させていただきます。同じ様に肩こりや頭痛、目のかすみでお悩みの方の励みになれば幸いです。
音声 https://anchor.fm/e3n2r4j5tuo/episodes/ep-e1scm9q
肩こりで頭痛や目のかすみで苦しまれていた患者さんの喜びの声
お名前 K・Nさん 肩こり 70代 女性
小野市在住 職業 主婦 治療期間 2ヶ月 治療回数 5回
Q.何が決め手で当院を受診されましたか?
大正琴の練習を10年近くやっているのですが、1年位前より右手が
肩より上に上がらなくなったのに、お陰様で上がるようになり喜んで
おります。
先生はじめ、スタッフの皆様のお気持ちが嬉しいです。
とても気持ち良く迎えて下さるので…。
肩こりや頭痛、目のかすみでお悩みでしたらご相談ください
もしNさんと同じように、肩こりや、目のかすみ、頭痛といった症状でお悩みでしたら、
1 肩こりと目の疲れには、肘を曲げた時にできるシワの外側になるツボ【曲池(きょくち)】にお灸やマッサージ
2 目の疲れ、眼精疲労に効果的なツボ【合谷(ごうこく)】をマッサージやお灸
3 40分〜1時間に1回伸びをして深呼吸を心がける
という3つのことを取り組んでいただけたら、症状が早く改善する可能性があります。
上記3つのことに取り組んでも、一向に良くならない時は他にも何か原因がある可能性があります。
そんな時はお早めにご相談ください。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)