梅雨の体調不良を自分で解消する方法


「梅雨の湿度のせいか、体が重だるい」

「梅雨に入って雨降りが続き頭痛がする」

こんなお悩みをお持ちでしたらこのブログがきっとお役に立てると考えています。

 

梅雨に起こる頭痛や体調不良を自分で解消する方法を初公開

 

 

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています院長の作尾大介です。

6月に入り、雨の日や湿度の高い日が続いていますね。

当院の患者さんからも

梅雨に入って体が重だるい…」
「梅雨の湿度や雨のせいか、頭痛
が増えた」

このようなお悩みを伺うことが増えています。

これだけジメジメと暑い上に、雨が振り続ければ体がしんどくなるのも無理のないことかと思います。

ですが、当院の患者さんに施術と共にあることに取り組んでいただいたところ、

「頭痛になる機会が減った」

「梅雨の雨降りの日でも普段通りに動けています」

といった肯定的なフィードバックをいただいております。

ですので、この度は梅雨の不調の対処法をブログにまとめました。

もし、梅雨の不調でお悩みでしたらこのブログの内容がきっとお役に立てると考えています。

ぜひ最後までお読みください。

 

 

教えて!梅雨に不調が起こる原因と対処法

梅雨は「梅雨前線(ばいうぜんせん)」が停滞します。

梅雨時は高気圧と低気圧が度々入れ替わり、不安定な天気となります。

低血圧の時に雨が降ったり、湿度が高くなると空気中の酸素濃度すこし下がります。

雨の時や湿度が高い時には、晴れている時と比べて、1㎤の間に2〜4グラムほど酸素が少なくなってしまうんです。

このメカニズムが体調不良の原因となります。

 

「え!低気圧で空気中の酸素が減るっていってもちょっとじゃん!」

そう思った方も、少しだけお話を聞いてください。

例の感染症が流行った3年前、マスクをつけて呼吸が少しでも阻害されると疲れやすかった体験ってありませんでしたか?

酸素の取り込みが少しでも阻害されると、体は不調をきたしやすくなってしまうんです。

 

梅雨の重だるさや頭痛は自律神経の働きが関係している

 

また、低気圧によって雨が降ったり、湿度が高くなると、体を休ませようとする働きが起こります。

このメカニズムには自律神経が深く関わっています。

 

私たち人間の体は、血圧、体温、脈拍など、その場その場の環境や状況が変化したとしても常に一定になるように制御されています。

この背景には自律神経が大きな役割を果たしています。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つのがあります。この2つはまるで「やる気スイッチ」のような働きをしています。

仕事や運動など活動する時には、交感神経のスイッチがオンになります。

それとは反対に、休憩する時やほっと一息つく時には、副交感神経のスイッチがオンになります。

体がリラックスしている時には、脈拍や心拍は緩やかになります。反対に、運動している時や活動中は、脈拍や心拍は活発になります。

 

雨の日になると、脈拍が少し遅くなる傾向があります。

その結果、体はリラックスする方向に働き、体が重だるくなってしまうのです。

 

 

梅雨の体調不良や頭痛を和らげる自宅でできる簡単な対処法

1.梅雨の不調は30分に一回の深呼吸で和らげる

前述しましたように、雨降りや湿度が高くなると空気中の酸素が少なくなります。

そこで、深呼吸をすることで酸素の取り込みを補い、体の不調を和らげることが可能です。

30分に一度深呼吸を心がけることと、深呼吸の際には鼻から息を吸い込み、吸った時間の倍の時間をかけてゆっくりと息を吐くことがポイントです

※鼻が詰まっている時は、口から息を吸い込んでいただいても問題ありません。

 

 

2.手軽に続けられる運動を心がける

雨降りや低気圧の時には副交感神経の活動が高くなり、体が重だるくなりやすい傾向があります。

ですので、こんな時は交感神経の活動を高めてあげることで不調が和らぎます。

 

そのために運動がポイントになります。

「え…やっぱり運動かよ」と思った方も、少しだけお付き合いください。

走るとか筋トレも良いですが、まずはできることから始めることをお勧めしています。

 

私がお勧めしていることは、家事や育児の間に伸びをして深呼吸を心がけること。

買い物に行った時や会社では、エレベーターを使わずにできるだけ歩くこと。

スマホでメールやメッセージの返信は立って行うこと。

このように少し体を動かすことで、梅雨の不調を和らげていくことが可能です。

休日や時間のある時には、多めに歩いたり、ストレッチをすることもお勧めします。

 

私は梅雨時にはお風呂上がりに子供と遊びながら、開脚をしたりストレッチをしています。

 

3.梅雨の重だるさはお風呂はゆっくりと温まることで改善の鍵になる

 

お風呂でゆっくりと汗をかくことにより、血の巡りが活性化され、体のだるさを和らげることが可能です。

梅雨の時ほど湯船につかることをお勧めします。

 

 

以上3つのことを6月から7月にかけて取り入れていただくことで、梅雨の体調不良を和らげることが可能です。

 

梅雨に頭痛や体調が優れない時はご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

もし梅雨になると体調を崩す時には、ブログで紹介させていただきました3つの対処法がお役に立てるかもしれません。

ぜひ、6月から7月にかけて取り組んでいただければ幸いです。

 

ただ、一向に不調がよくならない時には、何か別の原因があるかもしれません。

そんな時には当院でも施術が可能です。

梅雨時に体が重だるい時や頭痛が続く時は、お気軽に当院までご連絡ください。

このブログが梅雨の体調不良でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。

 

 

監修  柔道整復師・鍼灸師 作尾大介


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