「子供が昨年熱中症のような症状になったから今年も心配だ」
「夏、子供を外で遊ばせるのは熱中症が怖いな…」
そんなお悩みを患者さんからお伺いしています。
なぜ子供は熱中症になりやすいのか?
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。
7月に入り暑い日が続いています。子供たちはそろそろ夏休みでしょうか?
全力疾走で当院の前を帰宅していく子供達を見かけます。
子供たちは夏の楽しみを全力で楽しむ存在ですね。
大人になると夏の暑さはすこし堪えます。笑
夏に入ってすこし気をつけておきたいことは、元気いっぱいの子供は、熱中症になりやすいことです。
子供の時は体温調節機能がまだ発達途中で、自己管理をすることが難しい傾向があります。
子供たちは、遊びに夢中になっていると、つい体調管理を忘れてしまい、熱中症になることもあります。
ですので、夏は熱中症に十分注意が必要だと考えています。
この度はブログに熱中症について書きました。
もし、幼年や小学生のお子様がいらっしゃるようでしたらこのブログを読んでいただくことで、お子様の熱中症の予防・対策が可能です。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
熱中症が起こる原因とは?
熱中症の初期症状は頭痛、めまい、吐き気などが起こります。
熱中症が起こる原因は、
- 過度の発汗: 暑さや運動によって、体温を調節するために体が大量に発汗します。これにより体内の水分と重要なミネラルが大量に失われ、脱水症状が引き起こされます。この失われた水分と電解質が適切に補給されないと熱中症を引き起こす可能性があるのです。
- 体温調節機能の障害: 体温は通常、汗をかくことや血流を調節することで一定に保たれます。しかし、暑すぎる環境や過度な活動、または適切な水分や電解質が補給されない場合、この体温調節機能がうまく働かなくなります。その結果、体温が急激に上昇し、熱中症が起こりやすくなります。
- 血液循環の障害: 脱水状態が進行すると、血液の流れが悪くなります。この結果、内臓や脳、筋肉といった器官へ酸素や栄養素の供給が不足します。その結果、体の機能がはたらかなくなります。また、血液循環が悪くなると、体温を冷やすために必要な血液の流れも不足します。これにより、体温の上昇が加速され、熱中症の症状が悪化します。
日々の生活で実践!子供の熱中症予防のコツ
大切な子供たちを熱中症から守るために、あるいはご自身の熱中症予防のためにも、熱中症を予防する方法をまとめています。
今年の夏も熱中症を予防し、楽しいひとときにしたいものですね。
熱中症対策と予防のための4つのポイント
- 水分補給: 遊びが面白くても、ちょっとした休憩を作って水分補給を促しましょう。
大人から見ると当たり前に見える行動でも、子供たちにとっては新しい習慣かもしれません。
30分に1回くらいはこまめに水分補給を入れることをお勧めします。 - 適切な服装: 暑い夏の日は、子供のためにも明るい色や薄手の服装がお勧めです。これが太陽の直射熱を防ぎ熱中症の予防になります。
- 日陰と休息: 太陽の下での長時間の遊びは避け、時々日陰で休憩を取りましょう。
- 体調管理: 「だるい」「頭が痛い」といった症状が見られたら、すぐに安静にさせて水分と塩分を補給しましょう。
簡単にできる、熱中症初期症状と対応方法
初期の熱中症は、頭痛やめまい、吐き気など、見た目にはわかりづらい症状から始まります。
もし子供が体調不良を訴えたら、涼しい場所で休ませ、しっかりと水分補給を行いましょう。
もし、体調がすぐれない時には医療機関に相談することをお勧めします。
熱中症予防のために大切なことは、重症化する前に対処すること。
高熱や意識障害などの重い症状が出た場合は、すぐに救急医療機関に連絡してください。
また、熱中症を予防するためにも日々のケアはとても大切です。
「暑い夏のせいか、なんだかやる気がおこらない」
「子供がいつもしんどそうにしている」
「朝が起きられなくなってきた」
そんな不調がある時は、疲労が溜まっている合図かもしれません。
こころ鍼灸整骨院では、皆さまの不安を少しでも軽減できるよう、熱中症の情報提供を行っています。
また、健康管理のアドバイスも行っておりますので、何でもご相談ください。
音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/S1pfN4kIBBb
熱中症後の不調や、夏の体調不良でお悩みでしたらご相談ください
親御さまがいつも側で子供達を見守っていること、それが熱中症の一番の予防策になります。
こまめな水分補給、休息、適切な服装、そして早めの体調管理。
この4つのポイントを押さえて、子供たちの笑顔が絶えない、元気いっぱいの夏を過ごせることを心より願っています。
もし、お体に不調を感じる時はお早めにご相談ください。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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