こころ鍼灸整骨院は、極真会館中村道場(I.K.O.N.)が主催する第一回世界空手道選手権大会の救護活動の依頼をうけ、大会トレーナーと救護を担当。
脳震盪や打撲、捻挫、打撲に苦しむ選手たちに適切な処置をして、誰一人として急病人を出すことなく第一回世界空手道選手権大会をサポートした。
第一回極真世界空手道選手権大会の救護活動に参加してまいりました
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。
この度は社会活動の一環として、第一回極真世界空手道選手権大会の救護活動に参加してまいりました。
極真会館は素手素足の殴り合いで勝敗を決める、通称「ケンカ空手」とも言われています。
海外では重篤な怪我人も出ることがあるほど、激しい大会です。
第一回世界空手道選手権大会は、令和6年9月29日に世界41ヵ国から選抜戦を勝ち抜いた猛者が大阪の舞洲アリーナに集まり、世界最強を決める戦いが始まりました。
私たちは、当日試合に出場する選手をサポートするために、数ヶ月前からお医者さんや選りすぐりの柔道整復師の先生方で医療チームを結成し、当日の救護活動に臨みました。
打撲、捻挫といった怪我をする選手たちを次の試合に出場できるように徹底サポート
第一回極真世界空手道選手権大会は、トーナメント戦を勝ち進まないといけません。
ですので、試合中に怪我をしたとしても、優勝するためにはトーナメントを勝ち抜く必要があります。
試合中に怪我をした選手たちの応急手当を、医療チームとともに次の試合に出場するサポートをさせていただきました。
医務室には世界各国の選手たちが、押し寄せ選手たちをサポートさせていただきました。
医務室は「ここって日本だよね?」と、思うほどオーストリア、ポーランド、ロシア、南アフリカ、中国、といった国々の他国語が飛び交っていました。
そんな中でも、選手たちを安全かつ的確にサポートできるように通訳の方にお願いしてコミュニケーションを取り、救護活動を進めました。
脳震盪を起こした選手は病院に搬送:選手たちの生命を守る活動
第一回極真世界空手道選手権では、試合中に数々のノックアウトによる試合決着がありました。
脳震盪を起こした選手は時として、脳出血や脳梗塞といった恐ろしい病気を発症するリスクがあるため、迅速な対処とスクリーニングが必要です。
この度の試合では、試合後に意識を失い、立ち上がることもできない選手が3名。
うち一人はすぐに救急車で病院に搬送し、スクリーニングを行いました。
そして、他にも脳震盪を起こした恐れのある選手が3名いました。
試合後にバイタルチェックを行うように促すと、興奮している大柄な外国人選手は時に腕を払いのけるようなそぶりを見せることもありました。
救護は緊迫した状態になることもありましたが、誰一人として急病人が出ることなく、安全に選手たちをサポートできたのです。
ご一緒させていただいた黒石ドクターからも、
「先生たちのサポートがあり助かりました」
とするため喜びの声を頂戴しました。
第一回極真世界空手道選手権大会の救護活動は大きな怪我人を出すことなく、無事に終えることができました。
この度の経験を患者さんのお悩みを解決するために活かしてまいります。
第一回極真世界空手道選手権大会の様子はこちらの動画をご覧ください。
極真会館中村道場より、こころ鍼灸整骨院にお礼状を賜りました
第一回極真世界空手道選手権大会の救護を終えた数日後、
極真会館中村道場の代表よりお礼状を賜りました。
極真会館中村道場 中村誠総帥
極真会館中村道場 中村昌永代表
極真会館中村道場 師範、および師範代、指導員、そして全ての道場生の方々
第一回極真世界空手道選手権大会開催に関わった全ての皆様。
ありがとうございました。
このような素晴らしい大会の救護活動にご協力できたことを嬉しく思います。
これからも草の根レベルではありますが、救護活動を通じて社会活動を継続できるように精進してまいります。
救護活動を通じて私たちができること
私は小野市で「こころ鍼灸整骨院」を開業して12年が経ちます。
実は、私は10代から20代の後半まで、極真会館中村道場で稽古をつませていただきました。
そして、空手を通じて心身ともに鍛えていただき今の私があります。
これからは救護活動を通じて、恩返しができるように努めてまいりたいと考えています。
草の根レベルではありますが、救護活動を継続し、武道を通じた青少年育成に貢献できるよう精進します。
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
もし、お体の不調でお困りでしたらお気軽にご相談ください。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)