「マスク生活が長引いて、耳やこめかみの辺りが痛くなってくる」
「マスクで息苦しくて、頭痛までしてきた」
と言ったお悩みを患者さんから伺う機会が増えてきました。
頭痛や耳の痛みと言ったマスク生活の不調を解消するポイント
こんにちは、兵庫県小野市にあるこころ鍼灸整骨院、院長の作尾大介です。
当院に来院なさる患者さんからお話を伺うと
・マスクをして仕事をすると頭痛がしてくる
・息苦しくて気分が悪くなる
・毎日マスクをつけるせいで耳が痛い
といったお悩みを伺っております。
ですので、この度はマスクによる体調不良を予防・軽減する方法をブログでご紹介させていただきたいと思います。
なぜマスクをしていると体の不調が起こりやすいのでしょうか?
気になったので詳しく調べてみました。
マスク生活が長引き、頭痛や体調が悪くなる時はこの度の記事がきっとお役に立てると考えています。
お時間の許す時にご覧頂けますと幸いです。
3人に1人がマスク生活による不調を実感している
株式会社ロッテが行った調査によると、
20代~60代の男女400名を対象に「マスク着用の習慣化における体の不調・変化に関する調査」結果。マスクを習慣的に着用するようになったことで、3人に1人が体の不調を感じていることが明らかになったとのこと。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001473.000002360.html
当院の患者さんにお話を伺うと、「マスクをしていると息苦しくなる」とおっしゃる方は沢山いらっしゃいます。
私たち人間は生きていく上で酸素が必要不可欠になります。
マスクで酸素を吸い込む量が減るだけ、死に至るようなことはありません。
ですが、人間は生きていく上で最も必要な脳や、内臓といったところへ優先して酸素うあ栄養を送っています。
そのために、酸素を吸い込む量が少しでも減ってしまうと、筋肉や皮膚、髪の毛といったところは、酸素や栄養が少なくなってしまい、頭痛や体の不調の原因になってしまうのです。
マスク生活の不調を解消する3つの方法
マスクの不調を解消していく方法として、当院でお勧めしている方法をこのブログで紹介させていただきます。
1 伸びをして深呼吸
酸素に加えて、体に刺激を加えることによって疲労まで和らげる効果が期待できます。
2 電話やテレビ電話で友人や家族と会話
マスクをつけていると口を動かす筋肉、口角を作る筋肉といったところを動かさなくなります。
顔の筋肉は魚でいうとエラにあたります。
このエラにあたる筋肉が使えなくなる、動かなくなってくると呼吸を制限する原因の1つになります。
電話やオンラインで友達と話して口を動かしたり、家族とお話ししたりして顔の表情筋を刺激すると、心身ともにリフレッシュできます。
もし話し相手がいないって方は、うがいをすると表情筋や口まわりの筋肉を活性化させることが可能になりますので試してみてください。
3 耳のマッサージやストレッチ
マスクって耳に引っ掛けて口を覆うように作られています。
ですので、長時間マスクをつけると耳まわりの筋肉が硬くなってしまうのです。
耳まわりを柔らかくほぐす、耳をマッサージすることで、耳の不調、頭痛や肩こりといった不調の予防に繋がります。
マスク生活が長引いて不調を感じる時は、この3つの方法をお勧めしています。
この度のマスクの不調を解消する方法を動画にまとめています。
こちらの動画をご覧頂ますと、さらに理解が深まるかと思います。
最後に
マスクの不調を解消する方法を取り組んでも、一向に頭痛や耳の痛み、体調が改善しない時は、何か他にも原因があるかもしれません。
その時はお早めにご相談ください。
この度のブログがお役に立てれば幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)