「肩こりがひどくなると、めまいがして気分が悪くなる」

「右側の首や肩ばかりがつらい」

「体調不良で仕事を休むことが増えて、職場に申し訳ない気持ちになる」

このようなお悩みをお持ちの方に、少しでもお役に立てる情報をお届けできればと思います。

 

 ひどい肩こりでめまいが起こる原因|40代女性の改善事例と右側に症状が出る理由

 

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、院長の作尾大介です。

育児や家事、そして仕事と、毎日本当にお忙しい日々を過ごされていることと思います。

そんな中で肩こりやめまいに悩まされるのは、本当につらいことです。

 

今回は、ひどい肩こりとめまいに悩まされていた40代女性の改善事例をもとに、なぜ肩こりがめまいを引き起こすのか、そして右側に症状が集中する原因についてお伝えします。

ひどい肩こりでめまいが起こる原因とは

 

「肩こりとめまいに関係があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、肩こりとめまいには深い関係があります。

私たちの体は、息を吸い込むたびに胸や背中が膨らみ、お腹も動きます。

しかし、首や肩、背中の筋肉がガチガチに硬くなると、この呼吸の動きが制限されてしまいます。

呼吸が浅くなると、血液の中の酸素の濃度が薄くなってしまいます。

私たちの血液には酸素や栄養が含まれていますが、酸素が十分に届かなくなると、体はたちまち不調を起こしやすくなります。

特に、目の動きをコントロールしている神経や、体のバランスを保つ三半規管(さんはんきかん)は、酸素不足の影響を受けやすい部分です。

三半規管とは、耳の奥にある器官で、体の傾きや回転を感じ取る役割を持っています。

この三半規管に十分な酸素が届かなくなると、めまいが起こりやすくなります。

 

感染症が広まったときにマスク生活を経験された方も多いと思います。

マスクを1日つけていると、普段より疲れやすかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

マスクの布1枚、紙1枚でも呼吸が制限されると、体は疲労しやすくなります。

長引く肩こりで背中や胸の動きが制限されている状態も、これと同じようなことが体の中で起こっているのです。

このような状態で生活を余儀なくされるのは、本当に大変だったと思います。

 

右側ばかり肩こりがひどい原因

肩こりやめまいに悩む方の中には、「なぜか右側ばかりがつらい」という方がいらっしゃいます。

これには、日常生活の中での体の使い方が関係していることがあります。

 

例えば、買い物袋をいつも同じ側の手で持ち続けると、片方の肩や腕だけが疲れてしまいます。

体も同じで、片側ばかりに負担がかかると、その部分の筋肉が疲れて硬くなり、痛みや不調が出やすくなってしまいます。

右利きの方は、右手をよく使うため、右側の首や肩に負担がかかりやすい傾向があります。

 

また、パソコン作業や事務仕事で前かがみの姿勢が続くと、特定の筋肉ばかりに負担が集中します。

さらに、無意識のうちに頭を片側に傾ける癖がある方もいらっしゃいます。

このような癖が続くと、首の片側の筋肉が常に緊張した状態になり、肩こりや手のしびれ、さらにはめまいにつながることがあります。

 

40代女性の肩こり・めまい改善事例

 

ここで、当院に通院されていた40代女性のKさんの事例をご紹介します。

Kさんは、小学生のお子様を育てながら、旦那様と共働きで家庭を支えていらっしゃいました。

 

パートのお仕事では、前かがみになる作業や事務仕事が多く、肩こりがひどくなると、吐き気やめまいが起こることがありました。

そのたびに仕事を休むようになり、「職場の方々に申し訳ない」という思いを抱えて苦しんでおられました。

 

右側の肩こりがひどかった原因

Kさんのお体を検査させていただいたとき、いくつかのことに気が付きました。

まず、いつも頭を右に傾けていらっしゃいました。

 

また、首の前の筋肉と、肩甲骨(けんこうこつ)と首をつないでいる筋肉がガチガチに硬くなっている状態でした。

 

肩甲骨とは、背中の上の方にある三角形の骨で、腕を動かすときに大切な役割を果たしています。

この肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、首や肩の動きにも影響が出てきます。

 

Kさんは、右手がしびれることもあるとおっしゃっていました。

さらに、右の足の裏にはタコができている状態でした。

これは、右側に体重がかかりやすい状態が続いていたことを示しています。

 

また、下を見るときに少し二重に見えることがあるということも教えてくださいました。

病院ではめまいについて異常はないと言われていたそうですが、目の動きに少し乱れがあることがわかりました。

 

ひどい肩こりとめまいを引き起こしていた原因

Kさんのお体は、肋骨(ろっこつ)や肩甲骨、背中の筋肉がガチガチに固まっている状態でした。

肋骨とは、胸を囲むように並んでいる骨のことで、呼吸をするときに広がったり縮んだりします。この肋骨周りが硬くなると、呼吸が浅くなってしまいます。

Kさんの場合、長引く肩こりや体の疲労によって呼吸が制限され、その状態で生活を続けていたため、目の動きをコントロールする神経や三半規管に不調が起こり、めまいまで出てしまう状況になっていました。

 

肩こり・めまいの改善経過

 

当院では、Kさんのお体の呼吸がしやすくなるように、背中や肩周り、首周りの筋肉や関節を整体で柔軟にする施術を行いました。

さらに、再び同じような状態にならないように、目の動きや三半規管の調整も行いました。

すると、3回目の施術の後に、

「めまいがほとんど起こらなくなりました。朝起きたときの体の不調もずいぶん楽になりました」

と教えてくださいました。

そして、肩こりの不調を訴えることがなくなり、次は足の裏の痛みや腰の不調についてお話しくださるようになりました。

多くの患者さんは、体の不調が和らいだときに「〇〇が良くなった」ということはあまり教えてくださいません。良くなった傾向として、今まで気にならなかった別の不調を教えてくださることがあります。

Kさんはこのたび、肩こりやめまいの不調が和らぎ、仕事を休むこともなくなりました。

治療期間は2ヶ月、治療回数は6回でした。

肩こり・めまいが改善した患者さんの声

 

 

40代女性 職業 パート

治療期間 2ヶ月 治療回数 6回

 

現在、体のメンテナンスで通院されている40代女性のKさんは、めまいや全身の痛みで日々の生活に困っていらっしゃいました。

 

Q. 何が決め手で当院を受診されましたか?

「体調不良があったことと、紹介していただいたことがきっかけです」

 

 

Q. どのようなお悩みで当院を受診されましたか?

「めまいと、全身の痛みで日々の生活に困っていました」

 

 

Q. 実際に受診されて良かったことは?

「全身のケアをしていただけるので、ありがたいです」

 

当院での施術と、日常生活での体の使い方を意識していただいたところ、このような嬉しいお声をいただけました。

 

ひどい肩こりやめまいでお困りの方へ

ひどい肩こりがめまいを引き起こすのは、呼吸が浅くなり、体に十分な酸素が届かなくなることが一因として考えられます。

特に、育児や家事、仕事と忙しい毎日を過ごしている方は、知らず知らずのうちに体に負担がかかっていることがあります。

右側ばかりに症状が出る場合は、日常生活での体の使い方や姿勢の癖が関係していることもあります。

 

もし、肩こりやめまいで仕事を休むことが増えている、体調不良が続いているという方は、一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

一緒に改善していきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆様の健康と笑顔あふれる毎日を心よりお祈りしております。

参考文献:

・ 日本めまい平衡医学会「めまいの診断基準化のための資料」(2017年)

・ 厚生労働省「国民生活基礎調査」肩こりに関する統計データ(2022年)

※この記事は、実際の患者様の改善事例をもとに作成しております。効果には個人差がありますので、ご了承ください。

監修 柔道整復師 鍼灸師  作尾大介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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