顎関節症の痛みを自分で治す整体法


「仕事でプレゼンがあるのに、顎関節症で口を動かすと痛い」
「顎関節症で硬いものを噛むと顎が痛くなる」

もし、顎関節症でお悩みでしたらこのブログを最後までお読みください。

 

顎関節症の痛みを自分で治す方法

こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しております、作尾大介です。

このブログでは、自分で顎関節症の痛みを和らげる方法についてご紹介しています。

 

・口を開けるときに顎からクリック音が聞こえる。

・硬いものを噛むと顎が痛む。

・口を大きく開ける際に痛みを感じる。

 

そんな症状でお悩みの方に、このブログが役立てると考えています。

もし顎関節症でお困りであれば、ぜひこのブログを最後までお読みください。

 

口を開けると顎が痛い…顎関節症の症状

一般社団法人 日本顎関節症学会様の顎関節症の定義を引用させていただきます。
※顎関節症のことをもっと深く知りたい方は、一般社団法人 日本顎関節症学会様のHPをご覧ください。

顎関節症とは
1)顎関節症の概念
顎関節症は,顎関節や咀嚼筋の疼痛,顎関節雑音,開口障害ないし顎運動異常を主
要症候とする障害の包括的診断名である。その病態は咀嚼筋痛障害,顎関節痛障害,
顎関節円板障害および変形性顎関節症である2)。

https://kokuhoken.net/jstmj/publication/file/guideline/guideline_treatment_tmj_2020.pdf

 

と定義されています。

 

簡単に書くと、顎関節症は

顎関節症は噛むことに関わる筋肉(そしゃく筋)の不調や異常。
顎を動かしたときの異常な音(ゴリゴリしたりパキッと言う音)。
口を開いたり、閉じたりするときの制限や異常 等

と言った症状があります。

 

実は、私も過去に顎関節症で苦しんだ時期がありました。

おにぎりを食べることさえできないほど顎が痛く、大きな口を開けることもできませんでした。

あくびをすると、痛みと共に顎から音が鳴るんですよね…

このような不調で整体や歯医者さんに治療を受けていたのです。

また、歯医者さんでマウスピースも作ってもらいましたが、着けて寝るように言われますが、慣れるまでは本当にしんどかった…

マウスピースをしていると、寝苦しさから、眠りにつくまでに時間がかかります。

しかし、自分で対策を講じていくうちに、顎の痛みがなくなり、さらには大きく口を開けても顎から音がしなくなりました。

その結果、マウスピースに頼らずとも顎の不調を忘れて生活できるようになったのです。

 

マウスピースに頼らずに顎関節症を自分で治す方法を公開

このたび、私が実際に経験したことから、マウスピースに頼らずに顎の不調を解消する方法をブログにまとめました。

 

知り合いの歯医者さんと話をしている際に、夜の歯ぎしりや食いしばりがある方にもマウスピースの着用を勧めていることを知ったのです。

しかし、スピース自体が食いしばりや歯ぎしりを改善するわけではなく、歯を守るために着用していると教えていただきました。

 

 

夜に食いしばりや歯ぎしりをすることで、顎につながる筋肉が硬くなり、口が開きにくくなることや、物を噛む際の痛みが顎関節症を引き起こすことがあります。

 

顎関節症の原因はストレスが関係するのか

 

では、顎関節症は一体なぜ起こるのでしょうか?

 

私が顎関節症になったのは、ちょうど柔道整復師の国家試験を受ける前の時期だったのです。

 

睡眠不足と仕事の疲労、そして国家試験に落ちたらどうしようというストレスがあり、当時は国家試験に落ちる夢を頻繁に見ていました。

さらに、同居していた方に歯ぎしりがうるさいと言われることもありました。

歯医者に行ったところ、奥歯がすり減っているためマウスピースの着用を勧められたのです。

 

今となっては、受験のストレスが原因だったと推察できますが、当時は顎関節症になった原因は全くわかりませんでした。

 

顎関節症が起こる原因の一つとして、ストレスが大きく関わっていると考えています。

 

顎関節症の原因は姿勢と深い関わりがある

私の整骨院で顎関節症の患者さんを施術する際、左右どちらかの顎周りの筋肉が硬くなっている傾向が見られます。

お仕事の内容を伺うと、事務作業やドライバー、あるいは立ち仕事をしている方が多い傾向がありました。

 

顎関節症で来院される患者さんの姿勢を観察すると、多くの場合、横から見ると肩よりも顔が前に出ている傾向があります。

 

この状態では顎に重力がかかり、口を開こうとする力が働きます。

しかし、口を開けた状態で生活することは難しいため、顎周りの筋肉は常に緊張した状態が続きます。

 

結果として、顎周りの筋肉が緊張し続け、口が開きにくくなることで、顎関節症の症状が併発することになります。

 

 

顎関節症の原因は脳の疲労も関係していた

顎関節症が起こる原因の一つに、脳の疲労があります。

 

私が顎関節症になった際、ストレスも影響していましたが、国家試験前の寝不足による勉強や、当時のハードな仕事が要因だったと考えます。

 

睡眠時間が短く、仕事がハードだったため、体は常に疲れていました。

顎周りの筋肉は脳から直接制御されているため、脳が疲れると顎周りの筋肉にも影響が及びます。

 

例えば、酔っ払うと滑舌が悪くなることや、疲れがピークに達すると滑舌が悪くなる経験がありませんか?

 

脳が疲れると、顎周りの筋肉もすぐに疲れてしまい、顎の不調を招きやすくなります。

その結果、顎関節症が発生することがあります。

 

顎関節症の症状を軽減し、自分で治す整体法

顎関節症の軽減について色々調べた結果、その原因は多岐にわたることがわかりました。

このブログでは、自分で顎関節症を治す方法を公開します。

 

顎関節症を自分で治すには、とても簡単にできる三つの方法を当院ではお勧めしています。

 

顎関節症でお悩みの方は、ぜひこれらの方法を試してみてください。

 

顎関節症を自分で治すにはガムが有効!

 

一つ目はガムを使った方法です。

顎関節症は多くの場合、片側の顎に不調が起こります。

右側の顎関節が調子悪い場合は、左側でガムを5分間噛み、その後右側で5分間噛みます。

これを繰り返すことで、左側でガムを噛むことにより、右側の筋肉を柔軟にし、痛みのある顎を痛くない範囲で動かすことができます。

この方法で顎関節の不調を解消することが可能です。

 

顎関節症を自分で治すためには日頃の姿勢が大切

もう一つは姿勢の改善です。

顎関節症の患者さんには、肩よりも顔が前に出る猫背や背中が丸まった姿勢が見られます。

疲れている時や、長時間パソコンやスマホを使っている時にもこの姿勢になりがちです。

ですから、日常から背筋を伸ばし、お腹を少し前に出す姿勢を心がけてください。

横から見ると、顎の位置が肩の上に来る正しい姿勢になります。

FILM3

 

この姿勢を意識することで、顎の負担が減り、顎関節症を予防することができます。

1日のうちに1分×3回で良いので、良い姿勢でいる時間を心がけてください。

 

顎関節症の症状を軽減する整体法を公開

 

顎周りの筋肉で自分で触れる部分は三つあります。

一つ目は顎の横にある筋肉です。

この筋肉を指の腹で優しくゆっくりとマッサージします。

次に耳の上、側頭部にも顎をコントロールする筋肉があります。

この部分も同じように優しくマッサージしてください。

 

 

最後に、顎の内側です。

 

ここにも筋肉がありますので、この筋肉を押さえて左右で硬い(過敏になっている)方の筋肉を、指先のあたりで押さえてみてください。

健常な方と比べると抑えるだけで痛みを感じるかもしれません。

このまま押さえていると、筋肉はなかなか緩みません。

ですので、指で顎の内側の筋肉を押さえたまま、口を開けて反対の手で顎先を持ちながら、押さえている筋肉の反対方向に顎先を動かすと、指先で押さえている筋肉が柔らかくなります。(指先で押さえても痛くない状態になります)

この状態でゆっくりと深呼吸を三回行うと、押さえている筋肉が徐々に柔らかくなります。その後、ゆっくりと顎を元の位置に戻してから、顎の内側の筋肉から指を離してください。

これら三つの筋肉を柔軟にすることで、顎関節症の改善が期待できます。

※文章でわかりにくいときには、下記動画をご覧ください

 

 

顎関節症でお悩みの方は、ぜひ上記の対処法を一か月ほど続けてみてください。

 

顎関節症でお悩みでしたらご相談ください

当院でも同じ方法を治療と併用して、患者さんに自宅でのセルフケアとしてお伝えしております。

その結果、多くの患者さんから喜びの声をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

顎関節症に悩む方の励みになれば幸いです。

顎関節症でお悩みだった患者さんの声

 

兵庫県加古川市在住

60代 女性 職業 主婦  金澤 孝子 様

 

症状:顎関節症(口が開かない、口を動かすと痛い)肩こり、頭痛

治療期間 1カ月 治療回数 4回

現在は体のメンテナンスに通院されています。

 

Q1. 何が決め手で当院を受診されましたか?

 

友人の紹介

Q2. どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

 

口が開かなかった為、友人の紹介にて来院しました

Q3.実際に受診されてよかったこと

 

先生の誠実さと技術、また人柄等。

そして何より数回の通院で、口が開かなく痛くて困っていたのがなおった事です。

感謝しています。

 

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

【患者さんの声】口が痛くて開かなかった症状(顎関節症)が改善しました。

 

 

最後までこのブログをお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が顎関節症でお悩みの方々の役に立つことを願っています。

当院では顎関節症の治療を行っていますので、お困りの方はお早めにご相談ください。

(監修: 柔道整復師、鍼灸師 作尾大介)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください