「あ、暑い…暑すぎる!」
こんな日に畑仕事やスポーツをする方に気をつけていただきたい【熱中症の予防法】をブログに書きました。
こんにちは、兵庫県小野市こころ鍼灸整骨院院長の作尾です。
最近暑すぎますよね…今日の最高気温も37℃を上回っていました。
こう暑くなると、気を付けて頂きたいことは【熱中症】の予防です。
ですので、本日は熱中症の予防法について書かせていただきました。
あなたやあなたの家族、大切な方が外での作業やスポーツをする機会があるようでしたら、このブログを読んで予防法や対処法を知っておいてください。
このブログを読んでいただくだけで、熱中症を予防することが期待できます。
作業中やスポーツの最中に少しでもおかしいと感じたら
熱中症は、顔のほてりやめまい→筋肉のけいれん→意識障害といった段階で重篤化する特徴があります。
重度の状態になると命を失う危険があるので、小さなお子様やお年寄りの方は注意が必要です。
特に、スポーツ中や作業中にめまいや、顔のほてりを感じた時は早めに対処するように心がけてください。
無理は禁物
私は過去にトレーナーとして、あるチームのメディカルスタッフを担当していた経験や、10代後半から約12年間空手の指導員としてレッスンする日を受け持っていました。
その経験から言えることですが、大半の選手は自分が熱中症になりかけていても、気が付かないということです。
ですので、この時期はいつもよりもこまめに休憩を多めにとり、体調がおかしいと感じた時は早めに対処する必要があります。
ちなみに、最近の研究では水分補給するタイミングは、のどの渇きを覚えた時が理想という報告があります。
熱中症は重度になると、命に関わる恐れがありますので、この機会に適切な対処法と予防法を身に着けておきましょう。
これだけは知っておいてほしい熱中症の予防法
熱中症を予防する・もしくは早めに対処する方法を3つにまとめてみました。
1.沢山汗をかいたときにはハイポトニック飲料
スポーツドリンクにはアイソトニック飲料とハイポトニック飲料があります。
アイソトニック飲料とは、自動販売機で売られているアクエリアスやポカリスエットとのような一般的なスポーツドリンクのことを言います。
汗を沢山かいた時に熱中症を予防するには、ハイポトニック飲料をとるように心がけてください。
人の体には生理反応の一つに【浸透圧】という機能があります。
この浸透圧により、飲みものを飲むと、体内では液体が濃度が高い方向に水分の吸収が行われます。
スポーツ中は沢山汗をかいているので体から水分が抜けて、体の中の濃度が高くなっているため、こんな時は市販のスポーツドリンクを飲むとドリンクに含まれる成分の濃度が高い分、吸収が悪く、すぐに体に取り込めません。
そのためハイポトニック飲料の方が、素早く水分補給を行うことが可能になるのです。
スポーツ中に沢山汗をかいたときは、糖分が薄めのスポーツドリンクで、アクエリアスゼロ、アミノバイタルといった味の薄い(甘くない)ハイポトニック飲料を飲むように心がけましょう。
※出先でハイポトニック飲料がないときは、市販されているスポーツドリンクを水と5:5で割ると、手軽にハイポトニック飲料として代用できます。
2.水分以外にミネラルをとる
ミネラルはカルシウム・マンガン・鉄・コバルト・硫黄(いおう)・銅などの無機塩類のことを言います。
多くは食物に含まれているので、バランスよく食事をとることで補われるのですが、一番簡単に取れる方法は、煮干しや昆布、干しシイタケから出汁をとった味噌汁に野菜を入れて飲むと手軽に接種できます。
夏の暑い時期は、ご飯と一緒に味噌汁をとりましょう。
なお、ミネラルはアルコールを飲むと体から失われてしまうのです。
暑い日は休刊日を設けてください。
3.寝不足は熱中症になるリスクを増加させる…
寝不足は体の体温調節をコントロールする機能が低下し、熱中症のリスクが高くなります。
夏の暑い日が続くときは、いつもよりも長めに睡眠時間を確保するように心がけましょう!
上記3つのことに取り組んでいただければ、暑い夏に畑仕事やスポーツをするときに熱中症を予防できます。
スポーツを指導される先生であれば、生徒さん達を熱中症から守るために、このブログの内容を参考にしていただければ幸いです。
もし、あなたの周りで夏の暑さに悩まされている方がいらっしゃいましたら、この度のブログの内容をシェアしてあげてください。
ハイポトニックドリンクの作り方はこちらの動画を参考にしてください。
夏の暑い時期はいつも以上に体調管理を心がけましょう
熱中症ではなくても、夏の暑さで
「暑くても何もやる気が起こらへん」
「夏バテで、食欲がない」
こんなときは体調を整えるために、整体治療や鍼灸治療が効果的です。
体の不調が長引くときにはお気軽にご相談ください。
監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介