「子供が急に吐いた、食べ過ぎかな?」
「飲んだものをすぐに吐き出す…〇〇ちゃん、調子が悪いのかな」
その吐いた汚物は手で触るとダメなやつかも…
この度は、お子様が嘔吐したときの対処法を書かせていただきました。
※先月、私の3歳の子供も同じように吐いてしまいました。
子供が急に吐いた!食中毒や感染症を考慮した対処法
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介です。
この度は、お子様が急に吐いた時の対処法について書かせていただきました。
梅雨時は特に食べ物が傷みやすい時期なので、食中毒や感染症が起きやすくなっています。
お子様が急に吐く時って、食べ過ぎや飲み過ぎの時もありますが、時としてウイルス性の時もあります。
その際に、汚物を触ると感染する恐れがあるので注意が必要になります。
ブログに書かせていただいたことが参考に、お役に立てれば幸いです。
お時間の許すときにご覧いただけますと幸いです。
梅雨から増える細菌・ウイルス性の食中毒や胃腸炎
株式会社Kaoが厚生労働省のデータをもとにとった統計によると、6月から細菌・ウイルス性の食中毒が増えていることがわかります。
引用元 https://pro.kao.com/jp/sanitation-navi/food_poisoning/basic/generation_status/
Kaoプロフェッショナル衛生ナビ
お子様が吐いたときに注意することは、ウイルス性の食中毒で吐いたときです。
もし、ノロウイルスが原因で吐いた時は、アルコール消毒では対応できません。
感染を防止するため、手指は石鹸を使って手洗い、食器は熱湯(85度、1分以上)で消毒、あるいは次亜塩素酸ナトリウムを使って洗浄する必要があります。
お子様と接触した時は速やかに、適切な対応で消毒をオススメします。
※ロタウイルスに関しては、2月から流行するウイルスですのでここでは割愛させていただきます。
感染拡大を予防しながら、吐いた汚物を処理する方法
吐いた汚物を処理する時、私がオススメしていのはペットシートを用意しておくことです。
汚物にペットシートを被せて処理するのですが、その時に使い捨てゴム手袋とマスクを着用するようにしています。
感染したお子様が家具やタオルを触ってしまった時や、誰かと接触した時は適切な対応で感染を予防する必要があります。
ウイルスによっては、アルコール消毒が効かないこともありますので、石鹸と流水でよく手を洗ってください。
そして、汚れた床や机は次亜塩素酸ナトリウムを使って消毒をオススメしています。
感染を予防し、子供を守る最適な対応とは?
多くの場合、ウイルスや細菌性の食中毒になったときは、吐くだけでなく下痢も併発することがあります。
お子様が何度も吐いて、下痢をすると脱水症状の注意が必要になります。
ですが、水分を与えすぎるとまた吐く…
その結果、脱水症状になるという悪循環になることもあります。
ですので、吐いてもすぐに眠りにつく時は、そのまま様子を見ても問題ないと考えています。
そして、目覚めたときに水分を少しづつ補給して、吐かないようになってきたら、吸収しやすいもの(柔らかく煮込んだうどん、おかゆ、ゼリー、バナナやすりおろしたリンゴ等)で栄養を補給していくことが大切だと考えています。
こんな時はすぐにお近くの医療機関へご相談ください
・吐いたものに血が混じっている
・吐いたものが、コーヒーのような色をしている
・眠たいわけではないのに、意識がもうろうとしている
こんな時はすぐにお近くの医療機関へご相談ください。
どうしても不安な時は
#8000 子供の救急
http://kodomo-qq.jp/index.php?pname=n8000
↑↑こちらでも相談が可能です
症状が続く時は一度お近くの医療機関へご相談いただけますと安心かと思います。
胃腸炎や嘔吐、下痢が落ち着いた時は
梅雨の時期からは大人も胃腸炎が増えてきています。
当院に来院なさる患者さんにお話を伺うと、
「胃腸炎が良くなったのに食欲が出ない」
「吐いて、下痢をしてから体がスッキリしない」
と言った声を伺っています。
そんな時は整体治療や鍼灸治療がかなり効果的です。
お体の不調が長引く時はお早めにご相談ください。
まとめ
子供が急に吐いた時は、ウイルス性・細菌性の胃腸炎や食中毒の時がある。
6月(梅雨の時期)から食中毒や胃腸炎が増える。
ノロウイルスにはアルコール消毒では対応できない。
感染を防止するため、手指は石鹸を使って手洗い、食器は熱湯(85度、1分以上)で消毒、あるいは次亜塩素酸ナトリウムを使って洗浄する必要がある。
吐いた後の汚物を処理する時は、ペットシート、ゴム手袋、マスク、次亜塩素酸ナトリウムを使うと良い。
・吐いたものに血が混じっている
・吐いたものが、コーヒーのような色をしている
・眠たいわけではないのに、意識がもうろうとしている
こんな時はすぐに医療機関へ
胃腸炎や嘔吐、下痢の後から、調子が悪い時は整体や鍼灸治療が効果的
この度のブログがお役に立てれば幸いです。
(監修 柔道整復師 鍼灸師 作尾大介)