「座りっぱなしになると腰が痛くなる」
「産後から腰痛がキツくなった」
「事務仕事や運転の後は決まって腰痛でつらい」
このようなお悩みをお持ちの方に、少しでもお役に立てる情報をお届けできればと思います。
座りっぱなしだと腰痛がする女性患者さんの改善事例:原因と治し方を解説

こんにちは、兵庫県小野市で[こころ鍼灸整骨院]を開業しています、院長の作尾大介です。
今回は、座っていると腰が痛くなり、長時間座っていられないというお悩みを抱えておられた30代女性の患者さん(以下Tさん)の改善事例を紹介させていただきます。
Tさんは、2人のお子様を育てながら、家事をこなし、そして事務のお仕事もこなしておられました。
腰痛を抱えながら育児や家事、仕事をこなすのは本当に大変だったことと思います。
同じような不調を抱えておられる方の励みになれば嬉しく思います。
ぜひ最後までご覧ください。
座りっぱなしだと腰痛が起こる原因とは

Tさんのお体を検査させていただくと、左の骨盤と腰の骨をつなぐ靭帯(じんたい)や筋肉がカチカチに固まっている状態でした。
靭帯とは、骨と骨をつなぐ丈夫なひものような組織のことです。
関節を安定させる大切な役割を担っています。
長期間腰痛を抱えておられたため、左の骨盤と腰の骨をつなぐ靭帯は少し腫れている状態になっていました。
さらに、骨盤を支えている靭帯、骨盤と腰の骨をつなぐ筋肉、股関節と骨盤をつなぐ筋肉、これらがガチガチに固まっている状態でした。
このような状態になってしまうと、座っている時や立っている時に体を支える力が弱くなってしまいます。
例えば、重い荷物を持つ時にしっかりと腕に力を入れられないと、荷物を支えられませんよね。
体も同じで、骨盤周りの筋肉や靭帯が硬くなってしまうと、座っている時に体重を支える力が弱くなり、腰に負担がかかってしまうのです。
30代女性に多い産後の腰痛の原因

Tさんは産後から腰痛がひどくなったとおっしゃっていました。
産後は、妊娠・出産によって骨盤周りの靭帯や筋肉が緩んだ状態になっています。
その状態で育児や家事をこなすことで、骨盤に大きな負担がかかります。
さらに、Tさんは子宮内膜症で子宮の手術を受けておられました。
子宮や内臓を手術で除去すると、本来の内臓の位置からずれることがあります。
内臓の位置が変わると、体のバランスを感じ取る感覚である「位置覚(いちかく)」に不調が起こることがあります。
位置覚とは、自分の体の各部(関節や手足など)がどの位置にあるかを、目を使わずに感じ取るための感覚のことです。
位置覚に不調が起こると、痛みを感じやすくなり、腰痛を引き起こしやすくなってしまいます。
30代女性の腰痛を改善するための治し方

当院では、Tさんの腰痛を改善するために以下の整体を行いました。
1. 位置覚を正常に整える整体
内臓の位置が変わったことで乱れた位置覚を、正常に整える整体を行いました。
位置覚が正常に戻ることで、本来感じることのないような痛みを和らげることが可能となります。
2. 硬くなった靭帯や筋肉を柔軟にする整体
お腹の手術痕で硬くなったところ、そして硬くなった靭帯や筋肉を整体によって柔軟にしました。
座っている時や立っている時に腰周りを支えている靭帯や筋肉の硬さを取り除くことで、腰痛を和らげていくことが可能となります。
改善の経過

3回目の治療が終わった時には、Tさんから「腰痛がずいぶんマシになった」「座っていても腰痛が起こらなくなった」というお話を聞かせていただきました。
職場に行く時や当院にご来院される時、最初の頃は車から降りた時に腰痛を感じておられたそうですが、2回目の治療が終わった時にはその腰痛も感じることがなくなったと教えてくださいました。
また、治療を継続していくうちに、めまいや頭痛も感じることがなくなったと教えてくださったのです。
ご自身の腰痛が良くなったので、次は家族を治療してほしいとお願いされるほど元気になられました。
私としても嬉しい限りでした。
腰痛改善のために気をつけたい姿勢のポイント

座っているときの腰痛でお悩みの方は、日常生活で以下のポイントを意識してみてください。
1. 座る時は足裏を床にしっかりつける
足裏が床についていないと、骨盤が不安定になり腰に負担がかかります。
椅子の高さを調整して、足裏がしっかり床につくようにしましょう。
2. 長時間同じ姿勢を続けない
事務仕事などで長時間座り続けると、筋肉が固まってしまいます。
1時間に1回は立ち上がって、軽く体を動かすことをおすすめします。
3. 片側に体重をかける癖に気をつける
無意識に片側に体重をかけて座っていると、体のバランスが崩れて腰痛の原因になることがあります。
例えば、買い物袋をいつも同じ側の手で持ち続けると、片方の肩や腕だけが疲れてしまいますよね。
体も同じで、片側ばかりに負担がかかると、その部分の筋肉が疲れて硬くなり、痛みが出やすくなってしまいます。
左右均等に座ることを意識してみてください。
座っていると腰痛がする時はお早めにご相談ください

以下のような症状がある場合は、当院の整体がお役に立てるかもしれません。
・座っていると腰痛がひどくなり、立ち上がるのがつらい
・出産後から腰痛が治らない
・内臓の手術をしたことがある
・腰痛に加えて、めまいや頭痛がある
・様々な治療を受けても腰痛が改善しない
このような症状がある場合は、骨盤周りの靭帯や筋肉、あるいは内臓の位置に原因があるかもしれません。
お体に不調がございましたら、当院までお気軽にご相談ください。
30代女性の腰痛改善事例|患者さんの声
現在当院に体のメンテナンスで通院されている30代女性のH・Tさんは、座っていると腰痛が起こり、長時間座っていられないというお悩みを抱えておられました。

治療期間:2ヶ月 治療回数:5回
Q. 何が決め手で当院を受診されましたか?
「インターネットで口コミを見て、ここなら悩んでいたことが改善できるかもと思い受診させていただきました。」
Q. どのようなお悩みで当院を受診されましたか?
「腰痛、頭痛、肩こり、etc…」
Q. 実際に受診されて良かったことは?
「すごく丁寧にお話をしていただき、今自分が改善してほしいことをじっくり聞いていただきました。ボキボキと痛いことは嫌だと言ったら、大丈夫ですよ!と言っていただき、実際、全く痛みのない治療なのに、すっと座れたりできてびっくりしました。」
お名前 H.Tさん 38歳女性
住所 小野市
職業 事務職
当院での施術と、日常生活での姿勢を意識していただいたところ、このような嬉しいお声をいただけました。
まとめ:座っているときの腰痛でお悩みの30代女性へ

今回は、座りっぱなしになると腰が痛くなるというお悩みを抱えておられた30代女性の改善事例を紹介させていただきました。
今回のポイント:
・座りっぱなしのときの腰痛は、骨盤周りの靭帯や筋肉の硬さが原因になっていることがある
・産後や手術後は、体のバランスを感じ取る位置覚に不調が起こり、腰痛を引き起こしやすくなる
・硬くなった靭帯や筋肉を柔軟にし、位置覚を整えることで腰痛を和らげることが可能
・日常生活では、座る姿勢や片側に体重をかける癖に気をつけることが大切
腰痛を抱えながら育児や家事、仕事をこなすのは本当に大変なことです。
もし、同じようなお悩みを抱えておられましたら、お気軽にご相談ください。
一緒に改善していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様の健康と笑顔あふれる毎日を心よりお祈りしております。
※施術の効果には個人差があります。
参考文献:
・日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン2019」
・厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」(2013年改訂)
監修 柔道整復師 鍼灸師 作尾大介

