「仕事が終わって帰ってくると肩こりで何もやる気が起こらない」
「肩こりが酷くて頭痛がする…」
こんな辛い症状でご連絡をくださる患者さんが、3月から急増しています。
驚くことに、沢山の患者さんを施術させていただくとある共通点がありました。
コロナのストレスが原因?肩こりの患者さんが急増中
こんにちは。兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しています、作尾大介と申します。
この3月〜4月にかけて首の痛みや、ひどい肩こりを訴える患者さんが増えてきてます。
でも、どうして今年の春は肩こりの患者さんが増えているのでしょうか?
気になったので調べてみました。
もし、肩こりや首の痛みでお悩みでしたら、この度のブログ記事がきっとお役に立てると考えています。
お時間の許すおりにご覧いただけますと幸いです。
春の肩こりや首の痛みはコロナのストレスが影響?
昨年の生活と比べると、マスクをつける生活に加えて、新型コロナウイルスの先行きが見えないストレスを抱えて生活しています。
筑波大学の医療医学系臨床医学域のチームの
「新型コロナウイルスに関わるメンタルヘルス問題の総合調査研究」
https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/covid19survey.html
のデータをみると、男女ともに自粛の制限や新型コロナウイルスの終息の目処が見えない不安に8割以上の方がストレスを抱えていることが明らかになりました。
ストレスの反応は長時間続くと、筋肉はリラックスできずに硬くなる傾向があります。
当院に来院なさる患者さんにお話を伺うと、
「感染者が増えているニュースをみるだけで動悸がする」
「外に出る機会が減ったので、体が重だるい」
といったことを教えてくださいます。
こんな状況が続いた結果、心身ともに体に疲労が蓄積し、肩こりや首の痛みを起こすきっかけになっている可能性があります。
コロナ禍のストレスを吹き飛ばし、肩こりや首の痛みを予防する3つの方法
コロナの影響で外出を自粛しているのに、ひどい肩こりや首の痛みで苦しむのはとても辛いことだと思います。
ですので、自宅や職場でコロナのストレスを和らげ、肩こりや首の痛みを予防する方法を3つにまとめました。
とても簡単にできる方法ですので、何度も寝違えを起こす方や、肩こりにお困りでしたら取り組んでいただければと考えています。
1. 1時間に1回は伸びをして深呼吸
背伸びをすることで、肩や首周りの筋肉を柔らかくする刺激が入ります。
さらに、ゆっくり呼吸をすることで、心身ともに回復を促せます。
2. 友人や家族と会話
自粛を要請されていますので、友人とも対面であう機会が減っていると思います。
テレビ電話や無料の通話アプリで、友人や家族と会話することで、気分転換になります。
オンライン飲み会も一つのストレス解消法になると考えています。
3. うがいを積極的にする
うがいをすることで、口やあご周りの筋肉と神経を刺激することができます。
実は、口や顎まわりの筋肉を刺激すると、ストレスをやわらげる神経まで活性化できます。
上記3つのことを日常で取り入れて、コロナのストレスを緩和し、肩こりや寝違えを予防して頂けますと幸いです。
当院では肩こりや首の痛みでお困りだった患者さんより、喜びの声を頂戴しています。
肩こりや首の痛みで悩む方の励みになればと考えていますので、厚かましくも紹介させて頂きます。
https://kokoro-ono.com/archives/3423
https://kokoro-ono.com/archives/1621
もし、上記3つのことを取り組んでも肩こりや首の痛みが改善しない時には、お早めにご相談いただけますと幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)