「病院でヘルニアと言う診断を受けた…これって手術でしか治らないのか」
ヘルニアという診断を受けた際、多くの方が手術以外に治療法がないと考えてしまうのは無理のないことかもしれません。
腰痛で病院を訪れ、ヘルニアと診断されると多くの方が不安に感じると思います。
当院には、このようなお悩みを抱える患者さんが多数来院されます。
そこで、ヘルニアに関する情報をブログにまとめました。
ヘルニアでお困りの方にとって、このブログがお役に立てれば嬉しく思います。
どうぞ、最後までご覧ください。
手術以外で腰のヘルニアの治し方があるって本当?
こんにちは、兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院を開業しております、作尾大介です。
この度はブログに、腰のヘルニアについての情報をまとめております。
当院には、病院で腰のヘルニアの診断を受け、
「腰のヘルニアは手術以外で何とかならないか」
「手術を避けたいが、腰のヘルニアは他に治療法はないだろうか」
という相談を数多く受けます。
詳しく話を伺うと、ある病院でレントゲン撮影を行った結果、腰のヘルニアの可能性が指摘されたとお話しくださるケースがあります。
私自身、こころ鍼灸整骨院を開業する前には、病院で約5年間勤務しており、その期間中、ヘルニアの診断を受けた患者様のリハビリテーション、鍼灸治療、整体治療を担当する機会が多くありました。
突然ですが、ヘルニアの診断はレントゲンだけでは確定できません。
私が勤めていた病院では、「腰のヘルニアの可能性がある」とされた患者様に対し、CT検査を勧めたり、重篤な症状の場合は大きな病院でMRI検査を受けるよう紹介状を出していました。
では、腰のヘルニアと診断された場合、手術以外に治療法はないのでしょうか?
実際には、私が病院で勤めていた5年間で、リハビリや鍼灸治療、整体治療を通じて症状が改善した多くのヘルニア患者様を目の当たりにしてきました。
当時担当させていただいた患者様からも
「手術をせずに治せてよかった」
「もっと早く手術せずに治せる方法があるって知りたかったよ」
という声をいただくこともありました。
そこで、ブログに腰のヘルニアに関する情報をブログにまとめることにしました。
腰のヘルニアでお悩みの方は、このブログをお読みいただくことで、手術以外の治療方法や対処法を知ることができると思います。
どうぞ、ブログを最後までご覧いただければ幸いです。
腰痛を手術以外で改善する新しいヘルニアの治療法
私たちの背骨は24個の骨で構成されており、それぞれの背骨の間には衝撃を和らげるクッションの働きをする椎間板(ついかんばん)が存在します。
ヘルニアが発生する際、これらのクッションに負担がかかり、続けてストレスを受けることで椎間板が破損し、内部のゼリー状の物質が飛び出してしまいます。
この状態がヘルニアであり、飛び出した物質が神経や血管に刺激を与えて、痛みを引き起こします。
以前は、ヘルニアを治療するために椎間板(ついかんばん)の飛び出した部分を取り除く手術が一般的でした。
しかし、最近の研究では、腰に負担をかけない生活を心がけることで、飛び出した椎間板が自然に修復されることが報告されています。
突然ですが、私たちの体は、風邪を引いたり怪我をした場合、自然と治癒する力を持っています。
体内に侵入したウイルスや細菌に対して免疫機能が反応して治癒するのも同様の原理です。
本来、背骨と背骨の間のクッションが正常に位置していることが理想ですが、ヘルニアの場合、飛び出した椎間板を体が異物と捉え、元の状態へ戻そうとする働きがあります。
この治癒メカニズムを利用し、ヘルニアを手術せずに治す方法が可能であるとされています。
本当にヘルニア?手術を避ける現代の治療観
しかし、ヘルニアが自然に治るとされているにもかかわらず、腰痛が持続するのはなぜでしょうか?
また、ヘルニアはレントゲンでは判明できず、MRIやCTでのみ確認が可能です。
それなのになぜレントゲンでヘルニアと診断されるのでしょうか?
実際には、レントゲンでヘルニアの可能性があると判断されるケースもあります。
これはヘルニアの可能性を示唆しているに過ぎず、いわば「ヘルニアの可能性がある」状態と言えます。
ヘルニアの発生機序には、背骨と背骨の間のクッションに反復するストレスや負荷が関与しています。
これらの負担が、腰痛や動作の制限、しびれなどの症状を引き起こしている可能性があります。
このような背骨への過剰なストレスを取り除くことが、痛みやしびれの解消に繋がる可能性があります。
腰のヘルニアによる腰痛の原因について
腰部のヘルニアは、動くこともできないような激しい痛みが持続する場合や、排便障害が生じる場合に、手術が一つの選択肢となり得ます。
しかし、最近の研究によると、手術を受けた患者さんは、6週間以内に痛みが軽減する速度が早い一方で、52週が経過した後では、手術を受けた患者と受けていない患者の間で痛みの軽減に差はないことが示されています。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
Surgical versus conservative treatment for lumbar disc herniation: a prospective cohort study
保存的治療と比較して、外科的治療は腰椎椎間板ヘルニア患者の腰痛症状をより早く軽減しましたが、中期および長期の追跡調査では保存的治療を上回る利点は示されませんでした。
さらに、ヘルニアの飛び出した部分が時間とともに吸収されることを示す論文も多く発表されています。
https://www.painphysicianjournal.com/linkout?issn=&vol=24&page=E639
腰のヘルニアは、背骨と背骨の間に存在し、ショックを吸収する役割を持つ椎間板が突出した状態を指します。
この突出を引き起こす主な原因は、椎間板への過剰な負荷やストレスです。
当院では、ヘルニアを引き起こすストレスや負担を、整体や鍼灸治療によって調整するアプローチを行っています。
チェーンの錆びた自転車を漕ぐ際には、通常よりも多くのエネルギーが必要になります。
人の体も、背骨や骨盤の歪み、腰周りの硬い筋肉が存在すると、日常生活の動作に制限が生じます。
これらの要因がヘルニアを悪化させる可能性があります。
当院では、背骨の歪み、股関節や骨盤の歪み、腰周りの硬くなった筋肉を緩和することで、ヘルニアの悪化を引き起こす要因を取り除いています。
音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/hm2evqgSOHb
ヘルニアによる腰痛でお悩みでしたらお早めにご相談ください
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
この度のブログがヘルニアでお困りの方のお役に立てれば嬉しく思います。
当院では病院でヘルニアと診断され、腰痛でお悩みだった患者さんより喜びの声を頂戴しております。
※詳しくはこちらのブログをご覧ください。
もし、腰のヘルニアと診断されて「もう手術しか治らないのか…」と、くらい気分になっているのでしたら、当院でも施術が可能です。
お早めにご相談ください。
この度のブログが腰のヘルニアでお困りの方のお役に立てれば幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)