すべり症でも腰痛知らず?ストレッチよりも効果的な対処法 – 小野市 こころ鍼灸整骨院院長のブログ

きっとこの記事のタイトルを見て、ブログを読もうと思われた方は、

「腰が痛くて、足の付け根がすぐに重だるくなる」
「病院で『背骨が変形してる』と診断された…」

と、言ったお悩みごとがあるのかもしれません。

そんなお悩みを抱えながらも、痛みを我慢しながら仕事をしたり、家事をこなしているのではないでしょうか?

この度は、そういったお悩みを解消する方法を身につけて欲しいと願い、ブログを書いています。

この方法は、私が施術に使う技術の一つで、覚えたらどなたでも簡単に自分の腰痛を楽にしていける方法を紹介しています。

ぜひ、あなたの腰痛をご自身で治すために覚えていただきたいと願っています。

 

こんにちは、兵庫県小野市にあるこころ鍼灸整骨院院長の作尾です。

この度は40代から50代の方に起こりやすい”すべり症”について書かせていただきました。

病院ですべり症と言われた、もしくは腰の下の骨が変形しかけていると言われた。

「ああ、もうこの腰の痛みは手術をしないと治らないのか…」

と、あきらめる前にこのブログを読んでいただきたいと願っています。

このブログを読むことで、すべり症よって起こる腰痛や、足のしびれを自分自身で軽減・予防できる方法を身につけることができます。

すべり症と言われた方も、ヘルニアと同じように腰痛や足のしびれがおこる可能性があるんです。

そもそもすべり症ってどんな病気?

人の背骨って合計24個のゴロゴロした骨がつながって構成されているんです。

 

この背骨の一番下の方の骨が何らかの原因で前にずれて、神経や血管を刺激して腰痛やしびれ、動きの制限を引き起こします。

酷いときは、足のしびれで長時間歩くこともできないこともあるので注意が必要です。

 

どうして、すべり症になってしまうの?

一般的には、腰の一番下の背骨が加齢や、過去の怪我、日ごろの習慣などで負担がかかり、骨や背骨と背骨の間にあるクッション(椎間板)が徐々に変性し、すべり症になると言われています。

背骨は24個の骨が滑らかに動くことによって、背中を反らしたり、腰を回したりできます。

ただ、この24個の背骨のどれかが日ごろの悪い姿勢や、仕事による疲労、運動不足によって動きを制限されると、他の部分に負担をかけることになります。

ほら、仕事場で手を抜いたり、怠けたりする人がいたとしたら、そのしわ寄せが良く仕事をする人に負担をかけるようなことってないでしょうか?

それと同じことが24個の背骨のつながりの中でも起こってしまうんです。

多くの場合、そういった形で負担がかかると、背骨の一番下の骨が変形したり、歪んだりして腰痛の原因になってくるんです。

 

 

 

 

ちょっと思い出してほしいんですが

 

そもそもすべり症でお悩みのあなたは、なぜ病院に行ったり、治療院に行こうと思ったのでしょうか?

きっと腰痛や、足の重だるさ、しびれ、動きの制限を感じて病院に行こうと思ったのではないですか?

だとしたら、すべり症と診断されて「もう治らないのか…」と、あきらめる前にその痛みやしびれを治すことで問題を解決できるんじゃないかと考えているんです。

ある実験で、腰痛患者200人と健康な患者200人をレントゲン写真で比較した結果、健康な方も同様に背骨の変形や、ヘルニアといった病的な状態レントゲンの異常が見つかったとのこと。

※詳しく知りたい方はこちらの論文をご覧ください。

http://1.usa.gov/jb0ly3

もちろん、画像診断は大切ですが

「レントゲンで骨が変形している」

「MRIでちょっとヘルニアっぽいと言われた」

だからといってそれだけが腰痛の原因とは言いにくいんですよね…

当院にも”すべり症”でお悩みの方が多数いらっしゃいました。

 

当院にも、病院ですべり症や変形性腰椎症と診断されて腰痛や足のしびれでお悩みの方が多数来院されています。

すべり症や変形性脊椎症と言われた背骨の変形は治らないとしても、施術によって腰痛や足のしびれ、動きの制限はほとんどの方がよくなり、ご自分の趣味や仕事を楽しまれています。

施術を受けて良くなった方に共通して取り組んで頂いたことがありますので、その方法をこのブログでもシェアさせていただきます。

 

ストレッチをしても、マッサージを受けて一向に良くならないときは

すべり症を起こしやすい腰の下の骨と、股関節や骨盤を繋いでいる筋肉(腸腰筋)が硬くなると、すべり症を起こしている背骨をさらに前に引っ張り出す力が加わることになります。

そうなると、腰痛や足のしびれといった症状が悪化してしまうのです。

この腸腰筋を柔軟にすることで、すべり症の症状を軽減し、腰痛や足のしびれを予防することができます。

この筋肉を柔軟にする方法にはストレッチがあるのですが、すべり症で痛みが強いときは中々上手にストレッチをかけにくいんですよね。

ですので、この度は腰痛があるときでもできる簡単な方法をお伝えします。

 

 

腰が痛くてストレッチができないときに有効な方法

 

 

ストレッチって簡単に言うと、筋肉が付いているところを引き伸ばす方法です。

適切な力でストレッチをすると、徐々に筋肉は柔軟になってきます。

それとは違う方法で、同じように筋肉を柔軟にする画期的な方法があります。

 

それがポジョナルリリースというやり方で、ストレッチと全く反対のことをやる方法なんです。

やり方は単純に治したい筋肉をストレッチと反対に縮める方法です。

 

このポジョナルリリースを腸腰筋にやることで、すべり症による腰痛を改善・予防していけます。

ストレッチ以外ですべり症を改善・予防するやり方

 

この方法は股関節と腰の骨を繋いでいる筋肉(腸腰筋)を柔軟にする方法です。

 

①仰向けに寝転がり、骨盤の前にある出っ張った骨の内側を触ってみてください。

そのポイントを右と左でどちらが痛い(硬い)か比べてみましょう。

ほとんどの場合、腰痛のある側が痛いと訴える方が多いです。

 

②そのポイントを押さえたまま、膝をお腹の方まで曲げていきます(90度ぐらいまで)

腰に痛みを感じたら、無理をせずに痛くない範囲で曲げましょう。

 

 

③お腹の方に曲げた足をゆっくり開いていくと、最初に押さえたポイントの痛みや硬さがなくなるまで膝を抱えて、外に開くようにしてください。

押さえているポイントに、痛みがなくなったのを感じたら、そのポジションでゆっくり深呼吸を3回ほど繰り返してください。

 

それから、ゆっくり曲げた足を元の位置に戻してます。

最初に押さえたポイントの痛みが軽減したり、硬かったところが柔らかくなっていたら成功です。

もし、腰痛が一向に良くならないときは、お臍の指3本横の痛いところに同じ処置を繰り返してください。

※やり方が分かりにくいときは、このブログの最後にある動画をご覧ください。

レントゲン上の骨のゆがみはそのままでも、痛みやしびれは緩和できる

結論としては、本日お伝えした方法を継続していけば、レントゲン上の骨のゆがみは変わらなくても、あなたの腰痛やしびれは徐々に改善していける可能性があるんです。

「腰痛や足のしびれが原因で趣味や仕事もできない…」

こんな事ってあなたが望んでいた生活ではないのでは?

できるならば、そんな体のお悩みを解消してご自分の生活を楽しんでいただきたいと願っています。

このブログの内容をわかりやすく動画にまとめました。

もし、この度の腰痛や足の姿勢をしびれを治す方法が分かりにくいときは、この動画をご覧ください。

文章を読むのが苦手な方も約5分ほどの動画ですので、こちらをご覧いただくとわかりやすいかもしれません。

一回ですべては良くなりませんが、このやり方を続けた多くの方は今では元気にご自分の趣味を楽しまれています。

もし、このブログに書かれていることを実践しても一向に良くならない時は、他にも原因があるかもしれません。

そんな時は一人で悩まずにお気軽に当院までご相談ください。

監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介

 

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